産直野菜の最近のブログ記事

 まくわうりにつきまして昨年まで多くのお問い合わせをいただきまして誠にありがとうございます。

 首都圏だけでなくかなり広範囲の地域で入手困難な果実がまくわうりであります。この理由は、市場性がないこと、もう一つは収益性が他の果実より悪いことが挙げられます。

 静岡市では、完全に市場性がありません。静岡の食文化にまくわうりがないのです。まくわうりを食べたことがない人が多いのです。ちなみに私の大正生まれの祖母は私がまくわうりを栽培して初めてまくわうりを口にしたのです。漬物としては食べたことがある人がいますが、あくまで食べたことがあるというだけで、静岡の漬物でウリと言えば大概キュウリです。キュウリはどこ行っても作られています。まくわうりは静岡のどこにいっても見かけません。

 このような理由で、静岡在住の農家であります私といたしましては、実に苦しいところであります

 

マクワウリ.14.08.09.

 写真は銀泉まくわうりです

 ようやくやまひこ農園のHPリニューアル作業がほぼ終了しました。

 出来上がりのトップページはこちらです。

新hpトップページ.jpg

 まだ完全に出来上がってはおりませんが、順次記事を公開していきます。

 ブログにて、やまひこ農園で栽培してる各種野菜(トマト・まくわうり・スイカ・オカワカメ・ロメインレタス・ルッコラなど)について紹介する記事がございます。こちらもわかりやすく編集して農業技術と共にホームページにて公開する予定です。

 新しいホームページリンクはこちら

 2月も半ばとなりました。春作の苗つくりが始まります。

 今年は、昨年の状況を踏まえて計画ををたてました。

 現在は、ルッコラ、ロメインレタスなどの葉物野菜を主として栽培しておりますが。これからは果菜類がメインです。

 試験栽培のほうは、昨年ピュアエンジェル®ミニトマトより7系統選抜しました。それまでは違いがよくわからなかったのですが、F4にてかなり明瞭な違いがでましたので、強く選抜しました。強健な生育はもちろんですが、味に特徴があり、甘いだけではなく、香りや口当たりなども考慮しております。これらの系統が今年どのような生育を見せるのか楽しみにしています。

 試験栽培で今年追加したものは、イタリアントマトの代名詞である「サンマルツアーノ」です。正確にいえば「サンマルツアーノ型ミニトマト」といってよいのでしょう。サカタさんの「アイコ」が有名です。種苗会社各社がサンマルツアーノ型ミニトマトを出しているのでそちらを取り寄せて試験を行います。

 オリジナルのサンマルツアーノ(こう呼んでよいのかどうか?)自体は、かなり昔日本でも栽培(試験栽培)されましたが、収量と耐病性の点で難があり普及しませんでした。いま日本で栽培されているものはそのサンマルツアーノミニトマトを品種改良したものであります。それらを生食用、加工用とも複数試作します。今後継続していきます。

 マクワウリについても昨年交雑したと思われる(・・・・・。)マクワウリの試験栽培を行います。

 さて、栽培作物の出荷時期の予定を紹介します

 ルッコラは知られているようで知られていない野菜であります。

 ゴマの香りがする菜っ葉といってもよいのですが、食べ方がいろいろいあり普通の菜っ葉に比べてちょっとむつかしいようです。

 

 こちらがルッコラです

ルッコラ.13.05.29.

 どのような食べ方があるのか?

 静岡両替町通りにありますイタリア料理店「トラットリア サイ」の才田(さいた)シェフが簡単に教えてくれました。私の聞き書きですが紹介します

  こちらはトラットリア サイ(Trattoria SAI)のフェイスブックです。

 トラットリア サイ(Trattoria SAI)

 寒い日が続いておりますが、ハウス内の野菜の生育は順調です。

 こちらは生育中のロメインレタスです

 

ロメインレタス.15.01.27.

 リーフタイプで出荷しております。

 こちらのシーザーサラダで使用されているロメインレタスはこれと同じものです。

 ロメインレタスのシーザーサラダ

 1枚、1枚日の光を浴びたロメインレタスです。(結球レタスとはちょっと違います)

ルッコラの収穫。

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 また一段と寒くなってまいりました。

 ハウスではルッコラが、露地ではロメインレタスが収穫を迎えております。もちろんトマトを片付けた後にはルッコラとロメインレタスを植えていますので、続々と収穫できます。

 こちらは1回目の収穫を終了したルッコラです

ルッコラ.14.12.07.

 潅水の後撮影しました。

 トマトの後作です。畝を崩さないでマルチも剥さずそのまま定植しました。生育上問題ありません。

 ちなみにこのマルチはすでに1年使用しています。今年2年目です!。不精の様に思われるかもしれませんが、実用上問題ないことは事前の実験で確認されております。私の経験の上では、適切に施肥・害虫防除ができれば不耕起であっても問題はありません。素人が失敗する最大の要因は過剰施肥・・・・といいますか不適切な施肥であります。

 葉菜類でありますルッコラにはルッコラにあう施肥の方法があります。観察していると面白いものであります

 やまひこ農園改良中のピュアスイート®ミニトマト、6月下旬より販売を行っております。

 今年は、盛夏期に出荷するように栽培法を工夫しております。

 この時期になると静岡市ではだいたいトマトの収穫を終了します。理由は高温期になると樹勢が衰えて花が落ちてしまうからです。もちろん充分収穫したあとですから、木が疲れてくるのも当然です。

 今年の方法は、1株のトマトより腋芽を4本から5本出して栽培しております。誘引がちょっと面倒ですが、味が安定してきます。収量は、1本の茎より沢山とる考えではなく、多数の茎より少量ずつ収穫するようにしています。これでも考えました。

 こちらが収穫したピュアスイート®ミニトマトです

ピュアスイート®ミニトマト.14.07.05.

 完熟です。

 ヘタが取れやすいので仕方がなく鋏で一粒ずつ収穫していきます。

 非常に面倒くさい収穫方法です。

 そうでないと古いミニトマトと勘違いされて買ってもらえません

 

 大変長らくお待たせいたしました。

 仕事の都合でようやく注文ページを作成する事が出来ました。

 既にご注文下さっている方には近日中にご連絡申上げます。なお昨年の秋作のマクワウリをご注文された方にもご連絡を差し上げます。(秋作マクワウリご注文のお客様実に申し訳ございませんでした)

 今年は、銀泉マクワウリを沢山栽培しております。

 こちらが現在の銀泉マクワウリです

銀泉マクワウリの幼果.14.07.18.

 よく着果しております。

 栽培しているマクワウリは、主に俵型黄色と白の縞模様の「銀泉マクワウリ」です。その他にはサカタのタネの有名品種プリンスメロンの片親となった加賀瓜「ニューメロン」と黄色の露地メロンです。なお実験していたマクワウリは一部を除き昨年の秋作時に台風でご臨終いたしましたので、販売できるほどの数量は・・・・ちょっと難しい状況です

 今年はそれなりにマクワウリを増産いたします。

 現在育苗中のマクワウリはこちらです。(銀泉マクワウリです)

銀泉マクワウリの苗.14.05.15.

 当やまひこ農園で採種した種子を使用しています。

 もちろん品種改良中のものもあります。

 どうなるかは天任せであります。

 もう少ししたら注文用のページを作ります。

 静岡では確実に売れない果物の代表が「マクワウリ」であります

 農業は・・・・自然相手の産業ですので、いろいろと人間様の予想を超えたことが起こります。

 現在は、レタス類やルッコラをハウス内で量産しておりますが、路地ではステックセニョールが生育中です。

 ハウス内ですら収穫・植え付け・播種を並行して行っている中・・・・・・ステックセニョールが大量に収穫可能な状態となっておりました。

 うすうす気付いてはいたのですが、連日の重労働で思考が鈍くなっていたのでしょう。

 こんな状態です

ステックセニョール.03.03.

 取れるは、取れるは・・・・・、もう勘弁してください状態です。

 百姓の宿命でしょうか。

 収穫がなければないで苦しんで、あればあっただけ苦しむものであります

 

 相変わらず腰が痛い・・・・・・・。

 野菜は待ってくれないので出荷作用は継続します。

 寒くはなっておりますが、ステックセニョールは相変わらず好調です。

 こちらがステックセニョールの圃場です。

 

ステックセニョール.14.02.02.

 風で折れた葉が枯れて貧弱にも見えますが、本体は好調です。

 通路に落ちている葉はステックセニョールを収穫した時に除去した葉です。袋詰めをした後にしおれてきて、きたなぼったくみえるのでここで除去します

 ロメインレタスの並んでやまひこ農園ではオークレタスを主として栽培しております。

 リーフレタスになりますが、通常オークレタスはベビーリーフとしての栽培が主であります。

 そのオークレタスをやまひこ農園では20cmくらいの草丈まで大きくして出荷しております。この形状のほうが味があり歯ごたえがあります。

 こちらが定植する前のオークレタスの苗です。

オークレタスの苗.13.12.01.

 128穴のセルトレーを利用します。

 大体1穴1株であります。

 これを抜いて定植していきます。

 高温期は威勢良く生長していたオカワカメでしたが、気温の低下と共にだんだんくたびれてまいりました。

 後作のためにも早めに除去しないと邪魔です!。

 1ヶ所は完全に除去しました。

 ご注文の関係で・・・・・もう1ヶ所は半分残してありましたがもう限界の時期です。

 こちらが収穫したオカワカメです。

オカワカメ.13.11.22.

 まだ商品にはなりますが・・・・収穫が大変です。

 今月末までで終了する予定です。

 もう1枚。

 茎ブロッコリーの代名詞となりました「ステックセニョール」です。

 普通のブロッコリーと異なり茎を食べます。

 これが結構美味しいのです!

 新鮮なステックセニョールは軽く茹でれば、歯ごたえがよく、甘みがあり小腹がすいたときに最高です。

 こちらが私が調理した(といっても湯がいただけです)ステックセニョールです。

ステックセニョール食べ方.13.09.09.

 加工食品やジャンクフードよりも健康にはよい夜食です。

 もちろん肥満防止には効果があります。(・・・・が私は太ったことがないのでなんともいえません)

 湯がく時間はそれぞれです。

 思いがけないことは農業の分野でもよくあることです。

 自然相手の産業ですので人間が思うようには仕事は進みません。大体はよくないほうに状況は動きますが、今回紹介するステックセニョールはよくできた事例です。

 珍しいです!。この猛暑の中、生育しそれなりに収量をもたらしてくれました。ステックセニョールは意外と暑さに強いのか?。もちろん種子の袋には書いていない作方です。ふつうステックセニョールをこの時期に収穫するには寒冷地(又は高地)での栽培でなくてはうまくいきません。

 こちらがこの夏場より現在も収穫中のステックセニョールです。

ステックセニョールの生育.13.09.08.

 意外と強健です。

 このまま何時まで生育を続けていくのか試験してみます。

 収穫する茎はこちらです。

 現在販売中のリーフレタス(島チシャ)は、焼肉との相性抜群です!

 今まで牛肉と豚肉だけしたためしていませんでしたが、鶏肉にも挑戦してみました。

 ・・・・・コンビニ弁当の焼き鳥ステーキですが・・・・。

焼き鳥と島チシャ.13.07.01.

 お肉がさっぱりとしてとても食べやすいです。

 美味しく食べられます。

 葉物野菜と一口に呼びますが、使い方はそれぞれ特徴を生かして料理すると美味しさは倍増です!

 このリーフレタスはサラダとして利用するのではなく肉物と一緒に食べるのに最適なリーフレタスです

 

業務用としてご入用の方はこちらまでお問い合わせください。

やまひこ農園お問い合わせフォーム

 

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 梅雨時です。悪天候が重なりますが幸いなことに今の所ロメインレタスの生育は順調です。

 現在の所・・・・一時的に出荷量が減っておりますが順次回復いたします。

 こちらがやまひこ農園で生育中のロメインレタスの様子です。

ロメインレタスの生育.13.06.24.

 綺麗に育ってくれています。

 よくみると・・・・ハモグリが絵をかいてくれていますが・・・このくらいは許容範囲です。(葉をむしるだけ)

 試しの収穫をして見ますがもう少しおいてから収穫本番です。

 

「やまひこサラダセット」販売ようやく販売を開始いたしました。リンクはこちらです。

やまひこサラダセット販売ページ

 

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 茎ブロッコリーの代名詞「ステックセニョール」の収穫が始まりました!!!

 長かった・・・・、販売品目の調整もあっていろいろと面倒なことが多いときですが、品目が多くなることはありがたいことであります。

 こちらが収穫直前のステックセニョールです。

ステックセニョール.13.06.23.

 普通のブロッコリーとはちょいと違います。

 もちろん花を咲かせる前に収穫します。

 収穫した状態は・・・・・、

 現在販売中のリーフレタス(島チシャ)です。

 沖縄原産の在来リーフレタスです。そのため・・・・形が不揃いです。(在来種の欠点)。この点を改良中です。

 夏に向かって生育良好なレタスが島チシャであります。

 こちらが生育中のリーフレタス(島チシャ)です。

リーフレタス(島チシャ).13.06.21.

 サンチュと同じように焼肉を包んで食べると非常に美味しいレタスです!。

 来週にはHPにて販売開始予定です。

 静岡市ではつぎの店舗で販売しております。

 ようやく出荷を始めますやまひこ農園のリーフレタス「島チシャ」です。

 お肉を包んで食べると最高のリーフレタスです。サンチュと同じ利用方法であります。

 リーフレタス(島チシャ)の状態はかなり前から出荷可能の状態でしたが、私の体がついていかない・・・・・。(出荷量が増えているので・・・・体が持たない・・・・。)

 生産から出荷まで一生懸命です。(早く何とかしないと)

 

 さて、こちらが焼肉と相性抜群のリーフレタス(島チシャ)です。

リーフレタス(島チシャ).13.06.16.

 沖縄原産の在来レタスです。まだ詳細な調査はしておりませんが、朝鮮のサンチュと親戚になるのではないかと考えています。利用法も同じですので。

 このリーフレタスの葉を、1枚1枚収穫していきます。このようなレタスの別名は「かきチシャ」です。葉をかいて収穫していくのでその名がつきました。

 収穫した状態はこちらです。

 世間はいまだにデフレでございます。(素人にはそう見える)

 しかし、静岡地域にはスーパーが乱立の状態です!!!(そんなスーパーが儲かるのか?)

 吸収・合併などを繰り返して、大きい所(会社)何社かに集約されてきたようですが、店舗数はかなりのもの。

 ひどい所は目視できるところに店舗があります。オーバーな言い方をすれば一時期の「コンビニ」並みです。

 農協の無能連中も経営には自信がないので(Aコープと言うスーパーをやっていたが黒字に出来ないでおしゃかにしました・・・・責任は誰が取るのだ)、リスク無しの農家直売店「じまん市」を作り農家よりショバ代を巻き上げて喜んでおります。しかし、世間一般的な認識力のある人間より見た場合、無責任素人経営の農協じまん市が歴戦のスーパー(大規模小売店)経営陣(組織)の敵ではありません。

 さて、やまひこ農園ではこのような状況下ネット販売、飲食店卸しそしてスーパーでの販売に力を入れております。少なくとも農家の生存を脅かす農協だけは利用しないように経営を行っております。

 最近特にスーパーのほうも競争が激化してきましたので、販売店舗数を増やしました。

 マークイズ、グラッテ大谷店に加えて、マックスバリュ曲金店、マックスバリュ登呂店です。

 販売商品はこちらです。

 梅雨の季節になりました。今の所空梅雨のような予感がいたしますが・・・・どうでしょうか。

 私のところの圃場は、ハウス隣の野菜畑に関しては井戸があるので潅水に関して問題はありませんが、他の畑は・・・・雨水が頼りです。

 まあ昨年のように台風で2回ハウスが飛ばされなければ良いのですが、潅水に1日中走り回るのも御免です。

 さて、やまひこ農園の販売野菜品目の中で人気がでてきたの「ビート(ビーツ)」です。以外です。穴馬です。

 急遽増産を決定して栽培いたしました。やっと収穫開始です。

 こちらがビート(ビーツ)の現在の生育状況です。

ビート(ビーツ)の生育.13.06.11.

 ビート(ビーツ)に付く害虫で最悪な奴は「ダンゴ虫」です。

 今までそれほど注意していませんでしたが、数年前より私の中では要防除害虫の一つです。スイカの双葉もこいつにやられます。

 「風の谷のナウシカ」にでてくる「王蟲」そのものです。大発生します。

 そのために腐海除去の為透明マルチを採用しました。ダンゴ虫の野郎は光を嫌います。透明マルチなら消毒しなくてもダンゴ虫防除ができます。楽です!。

 アップでよく見てみます。

 販売品目も安定して揃ってまいりました。

 先日親戚Mさんが私の圃場に来て曰、

 「こんなに葉物があって虫がいないのか!」

 かなり害虫の被害には気を使って管理をしております。除草と言うよりも防草管理です。害虫の隠れ場所を少なくする為に瓦礫や枯れ草を除いてきました。施肥管理も生育段階ごとの追肥を主にしております。

 農薬に頼る方法だけでは限界があります。

 全く害虫がいないわけではありませんが、今の所問題ない密度で済んでおります。

 このような環境下で生育しております、「ルッコラ」です。

 ルッコラ.13.06.09.

 市販されているものが水耕栽培のものが主ですが、こちらは土耕栽培です。

 軟弱に育てても良いのですが、日持ちや香り、食味が良いのでがっしり育てます。

 ルッコラサラダに良く合うドレッシングはゴマが入っているものです。どれでもゴマが入っていると良く合います。(ルッコラ自体ゴマの風味がしますが)

 現在の所静岡ではマークイズ・グラッテ大谷店にて販売いたしております。

 

「やまひこサラダセット」販売ようやく販売を開始いたしました。リンクはこちらです。

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 ようやく量産体制が整いつつあるビート(ビーツ)であります。

 一般的には、ミックスベビーリーフの中に入っているベビーリーフの一つでございますが、やまひこ農園では単品で販売いたします。

 ホウレンソウと同じアカザ科の植物ですが、ホウレンソウとは異なりアクがなく生のまま食感・味を楽しむことができる野菜です。

 こちらが袋詰め前のビート(ビーツ)です。

ビート(ビーツ).13.06.07.

 テーブルビートとも呼ばれます。赤い色素がアントシアニンです。

 農学の分野では(といっても最近は?)、ビートといいますと北海道で栽培されている砂糖を取る「テンサイ」(砂糖大根)のことを思い浮かべます。もちろん同じアカザ科です。

 現在栽培されているテンサイは含糖量と収量を増やす為に三倍体種子を使用していますが、このテーブルビート(ビーツ)は通常の2倍体です。(3倍体では自家採種できません)

 ビート(ビーツ)の出荷形態はこちらです。

 やまひこ農園で栽培しておりますレタスは2種類、このロメインレタスとリーフレタスの「島チシャ」であります。

 スーパーでおなじみの「サニーレタス」をなぜ作らないのかといわれると・・・・どこにでも手に入るレタスでは作る意味がありません。(産地には適いません)

 また、レストランのシェフよりご贔屓いただきましたので、特にロメインレタスを主として葉物野菜を栽培しております。

 こちらがやまひこ農園のロメインレタスです。

サラダセットのロメインレタス.13.05.29.

 半結球させずにできるだけ1枚1枚の葉に光が当たるように栽培しました。

 播種より圃場による生育まで紹介していきます。

 「新鮮な野菜は農家から」を願い日々野菜を丹精しております。

 ようやく品目・生産量がまとまりましたので販売を開始します。

 「やまひこサラダセット」です!。

 サラダに向く品目に重点をおいてまとめました。

 こちらです。

やまひこサラダセット販売開始.13.05.29.

 すべての野菜は土で作りました。太陽の光と土で作られた本物の野菜の味をお楽しみください。

 「やまひこサラダセット」に詰められている野菜は、ロメインレタスを主として、ルッコラ、ビート(ビーツ)、オカワカメ、バジル、イタリアンパセリの6種類です。

 スーパーの品揃えにも欠く事がある、サラダの必需品がこの1箱に揃っております。

 「やまひこサラダセット」に詰められております野菜の品目ごと紹介していきます。

 

 「やまひこサラダセット」販売リンクはこちらです。

 やまひこサラダセット販売ページ

 まだ体は本調子ではないのでだましだまし作業しています。(内心、気合で乗り越えろーという精神論と、体に無理をさせすぎたのだから休息を取らないと先々問題を起こすとの合理的な論理が私の中で論争中です・・・・・。しかし、結果的には合理的論理のほうが私の中では勝利します。機関銃座に肉弾突撃かけるほど馬鹿じゃない)

 さてさて、やまひこ農園の露地野菜圃場では、ロメインレタスの収穫が始まっております。そして同時に生育しているものもあり、定植中のものがあり、定植を待っているロメインレタスもあります。

 本日は、ロメインレタスの播種を行います。定植していく為育苗場所の空間が空いていくので指摘されなくてもわかるようになっています。播種時期はロメインレタスが教えてくれます!。

 

ロメインレタスの播種.13.05.22. 128穴のセルトレーに播種を行います。

 このように播いていますが、この後間引きを行い1本にします。(別に1本にしなくても問題はありませんが・・・・・販売状況により定植時期がずれる恐れがあるためこのように今年は改良しております。マークイズさん頼みますよ!)

 このように管理している理由として、重要な点があります。ロメインレタスの生育だけしか目に付かない青二才の技術員には理解できない点です。

 それは、培土にあります。この培土は山から切り出してきた山土と寝かせた田んぼ土を混合して草木灰、化成肥料を混ぜて自作したものです。つまりこの培土を使用したロメインレタス(他にはルッコラなど)が1ヶ月に1度圃場に定植されると言うことは・・・・・1年ではかなりの量の山土混合培土が客土されると言うことです。

 この意味は重要です。野菜を作れば作るほど畑の土壌が改善されていくことを意味しています。(有機原はロメインレタスなどの残根です!)

 変な土壌改良資材を購入するよりも合理的かつ経済的です。・・・・小坂の農法です。 

 マークイズにて販売しておりますやまひこ農園のバジルです。

 やまひこ農園の野菜作りのテーマであります「タネからの野菜作り」そのままであります。自家採種した種子より栽培しているバジルです。

 小坂の環境によく適応したバジルであります。(自家採種を始めてもう5年くらいは経っています)

 こちらです。

土耕栽培バジル.13.05.15.

 どうです。新聞の文字が比較対照ではわかりにくいのですが葉が厚いことがわかりませんか?。

 土で太陽光を十分充てたバジルは葉の厚みが違います。

 香りも強く土で作ったバジルが料理には最高です!!!。

 ロメインレタスの出荷のほうも順調に行っております。

 同時に次に出荷するロメインレタスのほうも用意しなくてなりません。

 やまひこ農園では、出荷中のロメインレタス、畑で生育中のロメインレタス、植え付け作業中のロメインレタス、プラグトレーで生育中のロメインレタス、プラグトレーで発芽始めたロメインレタスと・・・・5段階のロメインレタスがあります。

 このような方法でできる限りと切れが無いようにロメインレタスを出荷していきます。

 私の好きな方法です。(いくらでも作るぜ!ヽ(  ̄□)σどおらぁ~!。)

 

 こちらが植え付け前のロメインレタスの苗です。

ロメインレタスの苗.13.05.15.

 このようにソイルブロックで移植します。

 この方法ですと植え痛みが少なくなります。作業性もかなりよいです。

 アップにしてみて見ます。

 「タネからの野菜作り」をテーマにしておりますやまひこ農園では、ルッコラの採種も行っています。

 今年はハウス内で栽培していたルッコラの中で面白いものが見つかりましたのでこちらも採種予定で生育させております。

 現状では、ルッコラ、リーフレタス、バジル、トマト、ミニトマト(主要なもの)、スイカ、マクワウリ、メロンはすべて自家採種種子にて栽培しております。ロメインレタス、ビート、チヂミ菜はどうしても需要の変動が大きくて自家採種ではまかないきれない所です。今後の研究課題です。

 また、モチナのように大量に採種したはよいのですが・・・・採算が合わない野菜もあります。

 まあ、自家採種を行っても結果として収益にならないと長くは続きません。

 静岡市では、マークイズとキミサワグラッテ大谷店にて販売予定のルッコラです。圃場にて既に栽培中です。

 こちらが採種するルッコラの莢です。

ルッコラの採種.13.05.14.

 刈ってから乾燥させておきました。

 刈り取りが畑の都合で少々早かったのでよく乾燥するまで野外に放置しておきました。雨も降りましたが空間を空けておけば問題はありません。意外と湿らないものです。

 自然は人間の手をあまり必要としていません。

 だんだん出荷産品が増えてまいりました!!!。

 本日は、マークイズに生食用ソラマメ、キミサワにロメインレタスを配達しました。

 こちらが生食用ソラマメです。

生食用ソラマメ.13.05.13.

 サビ色がでていますがこれは熟している証です。

 本来もっと若くとっても良いと思いますが、日本人にはソラマメの生食はあまりむかないので、ちょっと湯がいてサラダで食べるのに丁度良い時期を選びました。

 品種は外国のものです。国産品種ではありません。だから1莢に5,6粒中には7粒のソラマメが入っています。

 国産品種より長い莢です。

 湯がいてサラダで召し上がるか、ソラマメスープで頂くと最高です!!!

 ようやくそれなりに野菜を出荷できるようになって来ました。

 まだ他の作業が沢山残っていますが・・・・・・。

 

 さて、本日は、ロメインレタス(初出荷)、オカワカメと大変ご好評頂いておりますビートを配達いたしました。

 サラダに最適な野菜を主に生産していきます。近々ルッコラも配達予定です。

 もう少しお待ちください。

 

 現在産直セットに詰め合わせてあります「オカワカメ」ですが、単品にて販売を開始いたします。

 今年は、箱売りです!!!。

 1箱、1kg入り・・・・1300円です。

 ご家庭ではちょっと多いのかもしれませんが、保存性の良い野菜です。お得な価格にてご提供させていただきます。 

 クール宅急便にて配達いたします。

 こちらが収穫されたオカワカメです。

オカワカメ収穫.12.06.09.

 湯がいて召し上がりますと・・・食感はまるでワカメです。

 

 単品にて販売されております。 

 こだわりのレストラン、料理店で他のお店にない一品にいかがでしょうか。

 

 オカワカメの旬は夏。

 これからの季節、おいしく召し上がれる不思議な食感のお野菜です。

 御利用は下のリンクよりどうぞ。

 やまひこ産直新鮮野菜セット販売ページリンク

 オカワカメの商品形態はこちらです。

 寒くなったり、暖かくなったり陽気の変動が激しい季節になりました。

 やまひこ農園ではハーブ類の栽培も行っております。

 筆頭はルッコラ、ついでバジルです。

 ・・・・・・・・・・・・・。

 あまり需要が無い商品ですが・・・・・・まあ理由があって栽培しています。

 こちらが現在のバジルの状態です。

バジルの様子.13.04.25.

 静岡ではマークイズとキミサワグラッテ大谷店にて販売しております。

 遠方にてご希望の方はこちらまで。

 やまひこ農園お問い合わせフォーム

 

 今年はそれなりに生産する予定です。

 

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夕食のレシピ

 

やまひこ農園のHPです。

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 今年もマクワウリの栽培を行います。

 (秋作も行います。是非ご利用ください)

 静岡では全然人気がございませんので・・・・・スーパーより良い顔をされない商品の筆頭でございますが、やまひこブログ御覧のお客様よりのお問い合わせが多数になりましたので、試験生産ではなく販売生産に切り替えます。

 その・・・・御理解頂きたいのですが、結構勇気がいることでございます。

 静岡はメロンの産地でございます。

 静岡では、マクワウリは質の低いメロンという認識です。

 だいたいマクワウリは漬物用などの概念があるくらいですから、生食なんて考えてはおりません。

 こちらは、やまひこ農園の生産しているマクワウリです。

やまひこマクワウリ実験.12.07.09.

 こちらの写真のマクワウリは実験区のものです。

 マクワウリは交雑しやすいので、混植して交雑させたF1です。(仕事が忙しいので人工交配している暇が無い)

 これをまた採種して栽培し選抜・固定していきます。

 育種の方法は、大正10年に作出された寺尾博博士の名品種「陸羽132号」とそう変わりません。寺尾博士の方法をそのまま、私のような百姓が出来うる範囲で取り入れました。

 小坂特産のマクワウリの作出が目的です。もちろん露地生産です。

 

 実験のお話はこのくらいで私が営利栽培を行う予定のマクワウリを紹介します。(是非ご注文ください!!!)

 基本的にご注文いただきました方のみに販売いたします。

 一昨年より栽培を始めております「オカワカメ」であります。

 最近少しずつですが需要が増えてきました。(最初の頃を思うと・・・・・)

 今の所、オカワカメの収量はそれほど高くありませんが、取れるだけ少しずつ出荷していきます。

 本日は、マークイズへ「オカワカメ」、「セルバチコ」、「イタリアンパセリ」の3種類を配達しました。

 

オカワカメ(雲南百薬).13.04.08.

 オカワカメです。別名「雲南百薬」です。

 オカワカメを栽培した感覚では、静岡の気候に良く合っている野菜であります。(温度を好む植物です)

 雨が多く温度が高い静岡にあう野菜といえます。

 地域にあった野菜の生産こそ地産地消成功の鍵ではないでしょうか。

 生育しているオカワカメの写真です。

 

 やまひこ農園の新鮮野菜販売店舗が増えました。

 4月11日(明日)より開店いたします、柚木に出来た複合商業施設「マークイズ」です。

 柚木と言うより東静岡駅に近くと言ったほうが良いのか?

 私が昔通っていた高校の通学路前です。県護国神社の向かいです。

 昔鉄工場があったところです。(なつかしいなあ)

 以前とすっかり変わってしまったところに建てられた施設に、本日オカワカメとビートを搬入いたしました。

 ご近所の方一度お試しください。

 普段レストランでしかお目にかかれない美味しい野菜がお徳価格でお求めできます!!!(私が言うのもなんですがお徳です・・・・このご時世では当然です。)

 世間に遠慮しながら販売している小坂のやまひこ農園の新鮮野菜、是非お試しください。

 

 

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 今年は、オカワカメの製品よりも苗のほうに人気があるため。オカワカメのの苗を増殖しております。

 誤解の無いように申上げますと、私は農家でありまして収穫物の販売で生計を立てております。種苗販売はサービス(有償)でございます。パテントがらみの種苗や誤解を招く品種の配布は基本的に行いません。

 あくまで玄人、素人問わず農業・農学に関心を持つ方に助力する事が目的です。このような方こそ私のような小坂百姓の仲間であります。(同志と言ったほうが良いかもしれません)

 ブログで御覧になった方でやまひこ農園にて栽培試験を行っている種苗を希望の方はメールまたはFAXにてお問い合わせください。(電話は基本的に受け付けません)

 昨年より話題になってきました「オカワカメ」を今年は気を入れて増殖しております。

 

オカワカメの草勢.11.09.12

 製品の販売は、キミサワグラッテ大谷店と東静岡駅近くのマークイズにて販売予定です。関心をもたれた方は是非お求めください。

 苗のほうは、むかごを採種しましたので、これを用いて苗を増殖しています。

 スーパーの担当当社の方、早めにご連絡いただきましたらこちらもその生産量を予定して生産計画に組み込んでおきます。お気軽にご連絡ください。

 家庭菜園の方はご注文いただきましたらその分生産しておきます。 

 オカワカメの生育良好です!!!。

 この状況ではオカワカメのHP販売も早くなりそうです。

 オカワカメの別名は「雲南百薬」です。

 雲南省から日本に渡ってきた野菜でしょうか。

 こちらが本日収穫したオカワカメ(雲南百薬)です。

オカワカメ(雲南百薬).13.04.08.

 オカワカメは食べ方がまだ周知されていない悔しさがありますが、お味噌汁など汁物の実に最適です。

 オカワカメの栄養価については知りませんが、保存性も良く使いやすいので簡単料理のお供にいかがでしょうか。

 

 私がこれまで得たオカワカメの使用方法を紹介します。(あくまで家庭科成績最低の私の知見であります。)

 ワカメのような

 生食用ソラマメの収穫を始めました。

 今作はハウスと路地で栽培しました。

 どちらがよいか試験してみました・・・・・今の所路地のほうが楽です。

 本日収穫したものはハウス栽培のものです。今までハウスの隅に植えて採種しておりましたが、路地に比べて丈が高くなりすぎる(倒伏)、実の成りが飛びぬけてよいわけではないので露地栽培を主として比較試験をしております。

 こちらが収穫した生食用ソラマメです。

生食用ソラマメ.13.04.02.

 ソラマメは適温の幅が狭いのである意味難しい所があります。

 今回は冬非常に寒かったのですが春になると気温が高くなり・・・・ハウス内に植えてあるソラマメとしたらビックリしていたでしょう。

 寒いと花が咲いても実がつかないので丈ばかり高くなって管理がしにくい問題があります。(露地栽培のソラマメは節が詰まってがっしりした形です)

 一つ剥いてみます。

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