トマト・ミニトマトの最近のブログ記事

有機液肥の潅注。

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 最近トマトの誘引で非常に忙しくしています。

 露地トマトの方も今のところ生育がよく、近隣住民よりかなり注目されております。花つきもよく、着果もよいので収穫が不安が半分ですが楽しみです。

 ハウスの方も「ピュアスイートミニトマト」の方も生育が盛んなので誘引をしておかないと、収穫・薬散に支障をきたします。

 作業の効率化も考える私としては、ただ誘引作業するだけでは時間がもったいないです。そこで液肥の潅注を並行して行います。そのうえ液肥には自作の糖分解液を混合します。

 こちらです

自家製有機液肥.15.06.23.

 糖を微生物で分解させた「糖分解液」です。

 私は葉面散布にこれをよく使用しています。今回は、土の乾燥が激しいので混合しました

 露地トマトの誘引作業は天候により作業速度が変わります。

 本日は曇りですが露も切れているので少しでも終わらせようと誘引作業を行います。

 先に一回りトマトの様子を見回ります。

 いつもは綺麗な状態ですが、本日は穴の開いた葉を見つけました。

 こちらです

トマトの害虫被害.15.06.14.

 かすれたような食害の後です。

 アップにしてみます。 

ハウストマトの整枝。

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 天気が悪くてもビニールハウスの中では農作業ができます。

 雨で露地トマトの誘引ができないのでハウスのミニトマトの誘引を行います。

 そろそろ農薬散布も行わなくてはいけないのでハウストマトの誘引も大切です。

 トマトの生長も盛んになってきているので最近誘引したところもかなり混んできました。

 こちらがそのミニトマトです

ミニトマトの誘引.15.06.12.

 

 脇芽が通路に出てきています。主枝の先端も垂れ下がってきています。

 農薬散布でホースを引っ張っていくと茎を折る可能性があります。せっかくここまで生育してがっかりするのは嫌なので、先にまたこちらの畝のトマトを誘引します

 露地ミニトマトの誘引作業が忙しくなっています。

 道路端の畑なので車がよく通ります。通行している方がよくちらちら畑を見ていきます。私がそんなに良い男かと・・・、思うことはありませんが、そんなに露地トマトに興味があるのか不思議に思っていました。

 昨日近所のおじさん(農家)が来て私に、

「このトマトはずいぶんよく育っているいるけど、肥(こえ)はたくさん入れているのか?」と聞きます。

 別に肥の量は定量どおりです。その後は液肥でです。すべて化成肥料です。

 「こんなに生育がよくなるのは、品種なのか、マルチのせいか?」

 段々核心をついてきます。普通の農家は肥料の問題だけで答えは終わりですが、さすが小坂の百姓は疑問を持つところが深いところにあります。

 話を聞いていて、そんなに私の露地トマトの生育が良いのか疑問に思ってきました。

 こちらが私の露地トマト園の現状です

露地トマト ピュアエンジェル.15.06.10.

 品種は「ピュアエンジェル」です。白黒マルチを張ってあります。

 雑然としていますが、一応整枝しています。実もついています

 

 トマトの誘引が大忙しです。なんだか忙しいばっかりで情けなくなってきます。

 昔帝国海軍では「月月火水木金金」と言って歌にもなりましたが、アメとの戦力格差を訓練で補おうと休日なしで戦技向上に励んだようです。別に私はアメと戦うつもりはありませんが・・・・・、その前に疲労と戦っております。

 トマトの多枝管理法の欠点の一つは、茎を誘引するときに目移りしてどの枝も生かそうとしてしまうことです。これは後の作業性を考慮してきっぱり枝を除去する判断が必要になります。これは作業しているうちにできるようになっていきます。

 私も最初は貧乏性よろしくできるだけ多くの枝を残そうとして、精神が疲労してしまいます。

 除去してよい枝と悪い枝はもち論あります。主枝になる枝は最後まで残しますが、その枝に限って折れることはままあります。

 そういう時にどうするか

ミニトマトの茎が折れる.15.06.04.

 完全に切れていると修復はかなり難しい(というかほとんど無理)ですが、このくらいでは何とか治ります。トマトの自己修復能力はかなり高いです。そして、もしこの部分が接着しなかった場合は、折れた部分よりわずか上方(トマトの茎で見るとせれたところより下)に見える脇芽を頂芽として誘引します。

 自然は伊達に茎をはやしているわけではないのです。植物体が損傷を受けても、被害を局限して全体に影響がないようにします。海軍用語でいえば、ダメージコントロール能力が高いといえます

ミニトマト着色開始。

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 今日は天気が悪いのでハウスのミニトマトの誘引を始めます。

 前回誘引してから10日位しかたっていませんがジャングルです。

 その写真はまた紹介しますが、誘引してみると赤い実が見えました。

ミニトマト着色始め.15.06.03.

 これからだんだん色ついてきます。

 近くで見てみます

 ようやく2畝のマルチ張りがおわり、最後のトマトの定植ができます。

 こちらがマルチを張った畝です。植穴の位置を決めていきます。

マルチを張った畝.15.06.02.

  ようやく気が楽になります。もう少し・・・・の辛抱

畝の整地。

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 露地栽培トマトの最後の畝の支度をしております。

 耕作をした後は、畝を平らにならすためにレーキをかけます。

 こちらです

畝の整地.15.05.31.

 上の方から下の方へレーキをかけています。

 下の方は耕作した後で、私が歩いた後ででこぼこしています。

 大きな土塊や石が残っているので、土塊を砕き石を出します

 もう最初に定植した露地畑のトマトより1か月が経過しました。

 いまだトマトの定植場所を作っています・・・。もちろん時期のいろいろな作業があるので耕作ばかり行っているわけではありませんが、ここまで来ると新記録です。

 4月の長雨により計画が狂い始めたのが運の尽きでもあります。それでもトマトの定植時期とすれば遅くはありません。(苗は大きくなっていますが)

 こちらは耕作している畝です。

露地トマト園の耕作.15.05.30.

 元肥に硫安と塩カを散布しました。白く見える粒が硫安です。

 これを耕して混ぜ込みます

 支柱は立てましたがこれでは未完成です。

 トマトを誘引する誘引線を張らないと実用にはなりません。

 支柱に誘引線を張って誘引柵と呼びます。(私は)

 以前の経験と近年多発する異常気象を考慮に入れて、誘引柵は念入りに設計しました。

 風の当たる方には鉄管を組んで支柱を固定しました。誘引線も以前はスズランテープ(ビニールひも)を利用しましたが、今回はジュート製のバインダー紐です。下から上まで6条はります。

 こちらが作業終了した畝です

露地トマト誘引柵.15.05.29.

 誘引線はしっかりと張っていきます。

 バインダー紐を使用するので一巻結構重く肩が凝ってきます。(いくら若くても・・・・辛い)

 ビニールでは滑るので風が強いとよくないと判断して、滑りにくく締まりやすいバインダー紐を選択しました。(ジュート製なので処分も楽です)

 露地トマトの園地に液肥を潅注します。

 まだ誘引ができていませんが、良い天気が続いているので潅水と共に肥料分を与えて生長を進めます。

 こちらが園地の状態です

露地トマトの状態.15.05.26.

 今のところ欠損は3株です。根元害虫に食害されてその後風で引きちぎられたようです。

 これまで農薬は散布していません。誘引したら薬散を行う予定です

 

 片方で植え付け用の畝を立てながら定植も行いながら、そして育苗もしながら露地トマト園地に支柱を立てます。同じような時期に定植したハウス内のトマトはすべて1回目の誘引作業を終了しました。

 ハウスのミニトマトはハウスだけあって生育がよくもう少しで私の肩まで先端が伸びます。

 露地の方もそろそろ誘引するための誘引柵を作らなくてはなりません。

 そのために支柱を立てます

露地トマトの支柱.15.05.24.

 数日前より準備をして支柱を立て始めました。

 支柱は今年の2月から取り始めた笹竹です。よく乾燥しています。軽くなりました。

 この支柱を立てていきますが、手前と最後には組んだ鉄管のテーブルに固定をします。暴風対策です。

 鉄管を利用した訳は、重量があるので風に対して抵抗力があります。いくら上手に竹を組んでも暴風の前にあっては風の前のチリです。重さのみが風に耐えられます。(もちろんそれ以上の強さの風が吹いたら・・・・完全に破壊されますが)

ミニトマトの葉。

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 ミニトマトの誘引作業がとりあえず終了しました。

 ハウスには約800本しかトマトを植えていませんが、たくさんの枝を誘引しているので(多枝管理法とよんでいます)、誘引本数は植え付け株数の5~6倍です。普通のトマト管理法よりも多くの枝を誘引しています。

 枝を見る限り密植に近いですが、密植ではありません。

 トマトの葉をよく見ると、トマト自体多くの枝を出すことが自然であることがわかります

ミニトマト葉.15.05.20.

 トマトの葉は品種によって大小・多少の形の違いはありますが、大体こんな葉です。

 ミカンやキュウリの葉と異なり小さな葉がいくつもついています。

 これがトマトの枝が込み合って出ても密植害を出さない一つの理由です

 次から次へと作業が続きますが、百姓作業はこんなものです。

 トマトが生長してきたのでそろそろ誘引作業を始めます

ミニトマト誘引前.15.05.16.

 

 畝間に雑草が生えています。こちらも除草剤をかけないと後大変です。

 ミニトマトの方には、病気や害虫はついていません

 液肥をかけるために露地のミニトマト圃場に行きました。

 灌注する液肥は、尿素・塩加・リン安を混合したものです。定植直後にも施用しましたが、生育を観察しながら随時与えていきます。

 こちらが露地のミニトマトの様子です

露地のミニトマト.15.05.18.

 これまでに3株がダメになっています。根元を虫に食害された後に強風で引きちぎれてしまいました。

 まあ、このくらいは想定内です。隣の株が大きくなれば隣の株の隙間もふさぎます。

 近くで株を見てみます

 昨日定植して液肥をかけて置いておきました。

 今日は、日が強く気温も高くなりました。場合によっては潅水が必要かと思っていましたが、見てみるとびっくりです

1日たった露地のミニトマト.15.04.30.

 綺麗に整列しています。

 しゃんとしています

 

 今日は曇りで気温も低く定植日和です。

 日の光が強く気温の高い日は苗がしおれやすく、植痛みが心配されます。曇りの日が定植には最高です。

 こちらの畑です

露地のトマト畑.15.04.29

 曇りだけに写真が薄暗い・・・・。

 定植は、植穴の位置に印をつけて、苗を並べて植えていきます。ハウスの方法と同じです

 

 腰が痛くてつらい作業の連続となってきましたが、それでも一つずつ仕事が終わってくると肩の荷が軽くなってような気がします。

 こちらが1日経過した定植されたミニトマトです

 

定植されたミニトマト.15.04.26.

 サイド潅水を行っているところです。

 作業が残っているところは隣の土の見えているハウスです

 諸事情でちょっと遅くなりましたがミニトマトの定植作業が始まりました。

 本日ハウス内は一次終了。最後の部分の定植準備を行います。

 こちらが定植するミニトマト「ピュアスイートⓇ」です。

トマトの苗.15.04.24.

 

 最初に並べていきます。数が計算通り足りるのかどうか先に並べます。苗の数がたくさんあるときは・・・端から植えていきましたが、今年は苗が足りないので異なる品種が混入しないように先に並べていきます。(それに試験品種も増えたんです・・・)

 今年は新規にサンマルツアーノ型トマトの研究を開始します。これまでも細々とサンマルツアーノ型トマトを栽培しておりましたが、今回は各社自慢の新品種を集めてやまひこ農園で比較試験です。それなりの数がないと試験になりません。

 一部は種子の形で購入し苗を作りました、こちらは苗でのみの販売なので仕方なし苗を購入しました。(最近多いのですよ苗でしか売らない会社が・・・)

 

試験用購入トマト苗.15.04.24.

 4品種あります。

 種より苗を作ったものが2品種、計6品種試験します。

 ハウス内の試験区画に植えつけます。(かっこよくいっていますが面積的には2畝ぶんですか)

 最初にやることがあります

マルチ植穴あけ。

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 春なのに悪天候が続き露地の畑の準備もかなり遅れました。天気の良い日は遅れを取り戻そうと勇んで畝作りです。なかなか私もやるじゃないか・・・、と自分をほめたりなんかしていますが、腰痛には勝てません。

 気は焦るが仕事が進まないこともままあります。時期が時期だけに露地のほうは作業中止してハウス内の定植を優先します。

 こちらはハウス内の様子です

マルチ展張後.15.04.23.

 白マルチに光が反射してとても明るく感じます。

 マルチ張りも結構重労働ですが、植え付け前にはまた一つ仕事があります。

 植穴を開けなくてはなりません

 ここのところ2週間くらい「やまひこ農園HP」のリニューアル作業で頭を痛めております・・・・。パソコンが変わり、OSが変わり、ソフトが変わって・・・・しかし人間は変わっておりません。つまり最後に残った人間が頭を切り替えて新たな方法でHPを更新しないといけません。更新日も1月7日で終わっていますので、何やらHPサイトの廃墟になりかかったようで世間体も悪い。おまけに畑の方も待ってはくれません。

 やれやれ百姓仕事だけでも難事なのにいろいろと抱え込んだものです。

 さて、本日はハウス内の圃場の続きで畝立て作業を行いました

畝立て.15.04.08.

  中央の畝はまだ畝立て作業はしておりません。マルチをはがした状態です。左の畝は畝立てが終了したところです。この状態でわかることは、私の畝立ては畝を壊さずそのままわきに溝を掘っていく方法です。余計な作業は行いません。そのため畝立て後に施肥と共に耕作をおこないます

 雨天のため、気兼ねなくミニトマトの鉢上げ作業に従事できます。しかし、鉢上げで確実な苗数が判明してくるとだんだん青くなってきました。

 以前より懸念されていた苗の不足が現実のものとなりました・・・Orz。

 栽培計画も最初のものより多少変更があるので昨日詳細に計算してみましたところ・・・・、現在の計画の時点でハウスと露地で必要とされるミニトマトの苗数は、1226本です。

 昨日の時点で鉢上げをしたすべての苗数は、889本です。確実に足りません。購入苗は最初計画よりも増えて80本ほどになりましたが、鉢上げをしていない育苗箱の苗を数えても・・・全然足りません。

 このことはかねてより予想していましたので、代替苗を手当てします。内心かなり悔しい思いですが仕方がありません。

 こちらを利用します

勝手に生えたミニトマト.15.04.05.

 雑草と一緒に勝手に生えてきたミニトマトです。こちらは昨年ピュアエンジェルを栽培したところです。なるべく試験区のところから苗にするミニトマトを採取します。

 

 露地畑の記事と前後してしまいましたが、ハウス内のミニトマト栽培圃場も準備が進んでおります。

 こちらです

ミニトマト栽培圃場.15.03.27.

 隣のハウスに見えるロメインレタスはすでに収穫及び処分され現在は更地です。マルチの除去を進めています。

 こちらの畝は一見整っているように見えますが、これは溝を掘ったとき出た土を均しただけで、施肥も耕運もしていません。

 この圃場に施用する肥料を紹介します

 露地畑の準備を行いたいのですが、今日から雨が続きます。仕事を変更し露地栽培用ミニトマトの鉢上げを行います。

 ミニトマトに関しては別に鉢上げをしなくてはならないとは考えていませんが、定植までの時間を計って鉢上げするかどうかを決定します。トマト・ミニトマトは結構強靭です。温度さえ適当であるなら、爪楊枝ほどの太さの小苗でも活着します。

 こちらが鉢上げしたミニトマトです

ミニトマトの鉢上げ.15.04.03.

 ポリポットは2寸7分(直径8cm)のものを使用します。定植までの時間が短いのでこれで十分です。

 苗はセルトレーではなく、水稲の育苗箱に培土を入れてすじ播きです。自家採種種子はこの点気楽に播種できます。

 鉢上げの方法は

 天気予報では明日雨の予定です。そのため畝立ての終わった露地畑に施肥を行います。施肥後に雨に当てれば土の中に成分がまんべんなく広がります。(幾分かは偏りがありますが)

 露地畑に施用する資材は、草木灰・石灰窒素・塩化カリです。

 一般的には成分10や12の並びの化成肥料又は配合肥料などを元肥に使用しますが、私は単肥を用います。理由は別に複合化成や配合肥料を用いる理由がないからです。金額的にもお得ですし成分も調整できます。播く手間もそんなに変わりません。追肥が適切にできるならばあまり肥料の原料にこだわらなくとも問題はありません。

 こちらが先日畝立てが終了した圃場です

露地栽培ミニトマト元肥.15.03.28.

 施肥した後耕運します。本日はすべての畝は耕せなかったので続きは雨の後です。

 最初に草木灰を散布します

マルチ剥がし。

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 ハウスでもマルチをはがして畝立てを行います。

 この場所は昨年ピュアスイートⓇミニトマトを栽培した場所です。今年も同じピュアスイートⓇミニトマトを栽培します。

 マルチはそのピュアスイートを栽培するときに張りましたから、ちょうど1年たちます。もう1年くらいは持ちそうですが、元肥もそれなりに与えなくてはならないので張り替えます。

 こちらがマルチをはがしている写真です

マルチ剥がし.15.03.25.

 これが白黒マルチです。

 通常の黒マルチや透明マルチと比べてわずかに厚いです。剥がしてみて実感します。わずかですが外部からの衝撃(つまり強風)に対して強靭であるといえます。

 露地のミニトマト栽培園地でもこのマルチを使用します。よく白マルチは地温を上げなくてよいといわれていますが、その効果はいかばかりかはよくわかりませんが、私は乱反射光を増やすという意味でこのマルチを評価しています。

 1年間マルチの下にあった土に表面を見てみます

 春が近くなりました。そろそろ露地畑の方も春の定植に間に合うように準備を始めます。

 この園地はミニトマトを定植します。

 こちらがその園地です、軽く栽培していた野菜の残渣とマルチを除去しました

ミニトマト栽培予定の露地畑.15.03.17.

 除草剤をかけたので雑草が枯れています。イノシシに荒らされてかなりひどい状態になっていました。

 先ずは起点より一定の距離をとって畝を立てていきます。私の方法では基本的に耕耘機を使いません。(といいますか使用する理由がない)

 作業手順は、畝立て・施肥・軽く耕運・整地・マルチ張・定植です。元肥を施用後雨に当てることができれば理想ですが、なくても問題はありません。

 端のほうから畝を立てていきます

 ネズミの被害にあい発芽勢(発芽率)がよろしくなかった試験用ミニトマトです。幸いなことは発芽しなかった系統がなかったことであります。

 露地栽培用のものが発芽を始めていますがそちらもネズミにやられて心配はしていましたが、連日発芽した芽数を勘定していますが何とか必要量は確保できそうです。

 先に播種した試験用のものを鉢上げをしていきます。

 こちらは一部ですが試験用のミニトマトです

鉢上げをしたミニトマト苗.15.03.21.

 これまでの経験から予想した数量はこの7倍から8倍です。発芽に伴う様々な障害を考慮に入れて播種したはずですがこの程度でありました。よく思い返してみますと数年前にもこのように発芽が非常に悪い年がありました。あの時は・・・そうです、スイカとマクワウリの種子もよくネズミにやられました。

 同じ温床(または育苗床)にミニトマトとマクワウリ・スイカは置かない方がよいようです。

 数量から見ると

 ネズミに荒らされた温床内で食べ残しの種子から芽が出てないかと、連日目を皿のようにしてみています。

 ネズミのやることですから完全に食べてしまうことはありません。ミニトマト・マクワウリともにわずかですが双葉が展葉してきました。

 しかし、今度はネズミの野郎その双葉も食べ始めました。

 こちらです

ネズミに食べられたミニトマト.15.03.17.

 双葉がありません。綺麗に噛み切られています。

 今まで、スイカ・マクワウリ・メロン・落花生・エダマメなどではよく見かけました。ミニトマト・トマトではまれでした。(全くなかったわけではありません)

 今年はこれがよく目立ちます。発芽すればあとは安心とはいえません

 「ゴンベエが種まけばカラスがほじくる」とよく言われますが、私が種まけばネズミがほじくります。

 食べ物がたくさんあるとき(暖かくなると)はそれほど被害はないのですが、まだ寒い時期のタネまきはネズミの被害に遭う危険があります。それもあって今まで被害に遭ったマクワウリ・スイカ・落花生の早播きはなるべく行わないようにしています。それでもここ数年は比較的被害が少なくて(遅まきの効用もありますが)安心しておりましたが、今年はマクワウリだけでなく私苦心の栽培試験を行っているミニトマトまで被害に遭いました。

 こちらがマクワウリの被害です

ネズミの被害に遭ったマクワウリの種子.15.03.13.

 掘り出されて殻だけ残されています・・・・。

 ネズミの被害は一目でわかります。怒りとともに無力感が・・・・・

 今年は露地栽培のミニトマトに力を入れるために昨年より栽培法を様々な角度から検討してまいりました。

 品種のほうはまずよいとして問題は、誘引法です。

 ハウス内では、風の影響をそれほど考慮しなくてもよいのでどのように誘引しても問題はないのですが、露地では強風の被害をいかに軽くするか考えないとひどい目にあいます。

 以前私が行った誘引法は通常どこでも行われている柵仕立ての誘引法です。支柱を挿し横に紐を張ってそこにトマトの主枝を誘引します。一畝に一通り張ればそれで十分です。支柱の使用量が少なく、工作も簡単などでよく用いられます。しかし、その柵仕立てでは1本だし整枝法しかうまくできません。(無理すれば2本出しも可能ですが・・・)私がもっぱら行っている4本だし、5本だしの多枝管理法(勝手に命名)では柵仕立て管理は不可能です。(誘引するトマトの枝の重量もかなりのもの)

 そこで一枝に1本支柱をあてがうことにします。こうすれば強い風が吹いてもかなり耐えられますし、その枝からでた脇芽も同じ支柱に誘引しても重みで倒れることも少ないでしょう。言葉にすれば簡単な解決法ですが、なぜ行われていないのかといえば、支柱の数がトマトの定植株数×誘引する枝数(X本)必要となります。かなりの数です!。

 私が行う予定の露地栽培で必要となる支柱の数は・・・・1,293本です。

 市販の支柱を買うとなればかなりの金額です。置き場にも困ります。これだけの支柱を使う割に栽培面積は1反歩にも満たない広さです。

 ではどうするかと考えれば、私の家には山にも広く地所があります。そこには笹竹が生えております。これを利用します。以前もこの笹竹をトマトの支柱に利用しておりましたので使用に関しては問題ありません。

 こちらが今回笹竹をとる園地です

笹竹取り.15.02.27.

 以前はミカン畑でありました。早生ミカンが植えられており、その後私が太田ポンカンに改植しました。しかし、その太田ポンカンが収穫時期になったかならないかの頃に「時間雨量112㎜」の豪雨があり地滑りを起こした園地です。もちろんポンカンの木も残っていた早生ミカンの木も地面と一緒に流れました・・・。朝見に行ったら・・・農道にミカンの木が生えていました・・・・。忘れられないやるせない気持ちでした。そこの園地にもう一度働いてもらいます

 私の生まれる以前では(はるか以前といってよいでしょうが)、トマト(ミニトマトと分けて大玉トマトといいます)は露地で栽培されるものでした。正確にいえば 、トマトは露地栽培することが当たり前でした。ところがガラス温室に比べて比較的安価なビニールハウスが普及するにしたがってハウス栽培が主流となりました。時代の流れであります。

 ところがこのような栽培環境の変遷が栽培されるトマトの育種にも大きな影響を与えることとなりました。つまりビニールハウスで栽培して美味しくできて多収のトマトが育種されるようになったのです。(果形の安定もあります)。そうなっていきますと一般に出回っているトマトを露地栽培すると思わぬ失敗をすることが多々あります。雨にあたって威勢が低下してまるで実がならないとか、もう少しで収穫と楽しみにしていたら一晩の雨で裂果してしまったなどということはよく聞く話です。

 素人の方は大体プロの仕事ではないからとあきらめてくれますが、年配の方は口をそろえて言います「昔のトマトは露地で立派に育った。そのうえ今のトマトと違って水っぽくなくて味が濃厚でおいしかった」。そこで、昔と何が異なるのかと調べてみますと、トマトの「品種」であります。昔のトマト品種はすべて露地で淘汰・選抜されてきたので露地の生育環境に適応できていたのです。

 ではミニトマトの方はどうかといいますと、私が大失敗をした経験で実感しました。

 こちらは以前ミニトマト「アイコ」の露地栽培を行った園地です

露地トマトの管理.09.

 

  一晩の雨ですべて裂果してしまいました。大失敗です。なぜこんなことが起きたのか。

 よく調べた結果、ミニトマトの育種はビニールハウスが普及した後に盛んにおこなわれるようになりました。つまり露地栽培できる品種の必要性がミニトマトには最初からなかったわけです。家庭菜園レベルでうまくいく年もあるのかもしれませんが、実利が大切な営利栽培では全く話になりません。

 そこでこれまではミニトマトの露地栽培をあきらめていましたが、数年前話が変わってきました

 先日はハウスでメインに栽培する(増加試作であります)ミニトマト(ピュアスイート・ピュアエンジェル)を播種しました。

 本日は、今年初めて比較試験を行う「サンマルツアーノ型ミニトマト」各種の播種を行います。

 試作するサンマルツアーノ型ミニトマトは5種です。播種するものは3種で、あとの2種は苗です。

 播種するサンマルツアーノ型ミニトマトを紹介します。

 まずはこちらです

サンマルツアーノリゼルバ.15.02.21.

 サンマルツアーノリゼルバです。宣伝通りのミニトマトができるのかどうか・・・わかりませんが試してみます

 ミニトマトの播種を始めました。

 第一波は、ピュアスイートⓇミニトマトと各種(というか9系統)ピュアエンジェルⓇミニトマトです。

 播種するプラグトレーは72穴のものを用います。普段葉物野菜で使用しているプラグトレーは126穴のものであります。少々1穴が大きくなっております。

 ミニトマト種子が発芽して本葉2,3葉で鉢上げするのなら、小さい穴のものでもよいのですが、鉢上げが遅くなりそうな場合またそのまま定植する場合には、大きめの穴のプラグトレーを選択したほうが無難です。

 私がミニトマトの播種に利用しているプラグトレーはこちらです

ミニトマト用プラグトレー.15.02.19.

 山土、田んぼの土と堆肥を混ぜて作った自作の培土です。

 培土を詰めた後、ミニトマトの種子が水で流れないように中央に少しくぼみをつけます。私の本式のやり方では、ミニトマトの種子を播く前日にプラグトレーに土を詰めたっぷりと水をかけます。そして翌日中央をくぼませてミニトマトの種子を播きます。こうすれば小さいミニトマトの種子が水で流れて移動したり、流失することはなくなります。

 今回は、ちょっと端折りました。

 こちらは今回播種するミニトマト(ピュアスイート・ピュアエンジェル)の種子です

温床準備完了。

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 2日前に温床の準備をしておきました。

 昨日はお葬式のためミニトマトの播種作業はやめました。

 今日は、待ちに待ったピュアスイートⓇミニトマトとピュアエンジェルⓇミニトマトの播種作業です。

 その前に温床の様子をチェックします

トンネル温床.15.02.19.

 これがエコポカプチです。

 透光性は・・・汚れもあって悪いのですが、保温性は通常の農ビよりはるかに上です。

 まあ保温性は夜間にこそ望まれまれるのでこれで問題はありません。

 中を見ます

 寒くなってきました。

 ここ数日静岡でも非常に寒くなりました。(北国のニュースを前にすると・・・・お恥ずかしいのですが)

 寒いのが苦手であるのは私だけではなくトマトも同様であります。さすがに完全に疲れております。

 定植して約8ヶ月、今年の猛暑を乗り越えて8月、9月、10月、そして11月も実を付けてくれたミニトマトであります。「ピュアエンジェル」ミニトマトです。

 現在の様子です

ミニトマトピュアエンジェル.14.12.02.

 枯葉が目立ちます。茎の先端も細くなり弱弱しいです。

 しかし実はしっかり付いています。収穫できます。

 ピュアスイートミニトマトのほうは、どうしてもロメインレタス、ルッコラを栽培しなくてはならなくなったので泣く泣く処分しました。もうルッコラが取れ始めています。

 今年のミニトマトは根がしっかりしていてなかなか除去にも手間を食います。仕立て方は、4本または5本出しとしているので茎の数も普通の園地の4倍くらいにはなりそうです。

 なにより今年のトマト栽培で特筆する点は、あれほどの猛暑にも耐え抜いて収穫できたことです。可能性はあっても実際にできて見ると感慨深いものがあります。どのようにすれば静岡の夏を乗り切れるのか、今まで頭を悩ませてきた問題でした。余計な機械や資材を使用しないで農家経済にやさしい栽培方法の一端が見えてきたように思えます

 やまひこ農園改良中のピュアスイート®ミニトマト、6月下旬より販売を行っております。

 今年は、盛夏期に出荷するように栽培法を工夫しております。

 この時期になると静岡市ではだいたいトマトの収穫を終了します。理由は高温期になると樹勢が衰えて花が落ちてしまうからです。もちろん充分収穫したあとですから、木が疲れてくるのも当然です。

 今年の方法は、1株のトマトより腋芽を4本から5本出して栽培しております。誘引がちょっと面倒ですが、味が安定してきます。収量は、1本の茎より沢山とる考えではなく、多数の茎より少量ずつ収穫するようにしています。これでも考えました。

 こちらが収穫したピュアスイート®ミニトマトです

ピュアスイート®ミニトマト.14.07.05.

 完熟です。

 ヘタが取れやすいので仕方がなく鋏で一粒ずつ収穫していきます。

 非常に面倒くさい収穫方法です。

 そうでないと古いミニトマトと勘違いされて買ってもらえません

 

 季節の変わり目は、農作業も煩雑になってまいりますが他に色々と行事が入ってきまして、ブログ更新も後回しとなりました。

 ・・・・・・・・。

 ブログの更新は止まっておりましたが、作物のほうは生長を続けております。

 やまひこ農園で研究中のミニトマトの方も発芽を開始しました。

 こちらはピュアスイート®ミニトマトであります

ピュアスイート®ミニトマト.14.03.23.

 雑草も発芽を開始していますが、すじまきをしたトマトの双葉が分かります。

 培土は、山土と田んぼの土を混合した自作培土です。殺菌はしていないので雑草が生えてきますが、問題はありません。もちろん病気もでません。(山土で病気が出るなら百姓はできません)

 種子は、やまひこ農園で採種したものです。ピュアスイート®ミニトマトに関しては複数の系統があります。それぞれに特徴を持たせることを目的に育成を続けております。

 ちょっと営利生産にはまだ今一歩という所ですが、今年も完成に一歩近づきます!。

 アップで見てみます

 農作業にいそがしくしばらく更新をお休みをしておりましたが、畑では野菜が無休で生長しております、私もほぼ無休で従事しております。

 ・・・・・・・・・。

 農業はそんなものです。

 さて、季節が変わってきました。トマトをはじめマクワウリなど夏の野菜を準備します。

 先日、やまひこ農園にて改良を続けているミニトマトの播種を行いました

ミニトマトの播種.14.03.14.

 播種した品種は、ピュアスイート®ミニトマト、ピュアエンジェル®ミニトマト、ブラック、オレンジ、その他もろもろの試験品種です。

 面倒くさいので農家より好まれないのですが、意外と品種改良は夢があって面白いものです。

 寺尾博博士や増井清博士を調べてみますと、駿河人の気質にあっている作業のような気がしてきます

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