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 昔のスイカ作りは、1月くらいから土つくりが始まります。

 最もスイカに限らないのですが、水田でも荒起しといって田んぼを起こします。これは、土塊を凍結させることにより団粒化を促進させる方法です。

 自然を味方につけることが農業技術の理であります。

 もちろん経営上の観点より、方法が異なることがよくあります。スイカ栽培では専門農家と総でない農家とは栽培の方法が異なります。

 前者は、収穫期(交配期)をそろえること、果実の大きさをそろえることを重視し、摘心して子蔓2本又は4本出しの栽培を行います。収穫個数は1つ当り1個又は2個です。反収を上げる為に密植行います。(あくまで無摘心栽培と比べて)

 後者は、そんなことを考える必要はありません。スイカ本来の生命力を活かしていきいきと蔓を伸ばしてあげれば、早生種なら5~7個くらい、中生種では4~5個くらいは収穫できます。

 紹介するスイカの作り方は、スイカ本来の生理を活かす後者の栽培方法であります。

 だいたい、スイカ作りを失敗する原因は3つあります。

 蔓が枯れた、スイカの蔓が延びない、玉が大きくならないなどなど。別に産地でなくともスイカを作る人が多く観察するスイカには事欠きません。家庭菜園を行っている方なども同一園地で10人が栽培されていれば、10色のスイカを観察することが出来ます。

 こちらは放任して栽培していたスイカです。

放任栽培のスイカ.12.07.20.

 多少草が生えても問題はありません。生えてきた草にスイカの蔓が絡まって草の上に蔓が伸びていきます。

 さてスイカの作り方、3つの要領です。

1、根を傷つけない。

2、土壌を湛水させない。

3、蔓を動かさない。

 この3点は重要です。このうちどれか一つでも守らないと、まともにスイカは取れません。

 強靭な生命力をもつスイカの急所といえる所です。

 こちらは以前書いたスイカの栽培法の記事です。参考までに。

家庭菜園向けスイカ栽培法。

 栽培者が気が付くのは生育障害が起こってからです。この時にはすでに遅いのです。先に予測し対策を立てておくことこそ、「農の理法」に叶った栽培法であります。

 スイカといえばF1品種の接木苗というイメージがありますが、観察していきますとその必要もなさそうだと思い昔のスイカ品種を古書より調査をして種子を収集しました。

 在来スイカを栽培した感想では、収穫時期を見出すことが多少困難ではありますがその他は別に問題はありません。スイカの生育は良好です。味も充分美味しくいただけます。

 在来スイカの中には現在では受け入れられなさそうな食味をもつ「大和クリーム3号」のような品種もありますが、「大和クリーム2号」のように、まるで氷を食べているかと思うような錯覚を起こす食感を持つスイカもあります。このスイカは糖度も高く(糖度12度)スイカとしては十分です。

 「昔の味を、今に」をテーマにて在来スイカを販売しておりましたが、宅急便ではスイカの破損が多いので昨年よりHP販売は中止しております。ご希望の方は、やまひこ売店までスイカを取りに来ていただけるようでしたら事前にメールで結構ですのでご予約願います。

 こちらは直播栽培を行ったスイカ「三笠」です。

スイカ在来品種「三笠」直播.12.05.20.

 昔のスイカも面白いものです。

 現在主流のF1品種スイカのご先祖様です。

 味もなかなかいけます。

 それでは私が栽培した在来スイカ、乙女、旭大和、三笠、大和クリーム2号、大和クリーム3号、黒部スイカを紹介していきます。

 非常に長いお話となるので、今回は乙女と旭大和、2種のスイカを紹介します。

 スイカを植えつける季節になりました。(まだ少し早いですが)

 スイカの栽培法について悩む方も多いかと思います。産地では長い経験があるので資料をみずとも感覚で立派な物を収穫できるものです。

 幼少期から親の背中を通して栽培を見聞していればスイカに限らず何の作物、果樹でもそれなりに出きるものです。

 知識を振り回す方は、どちらかといえば栽培経験が少ない証拠であります。

 知見は重要ですがあくまで主人は栽培者であります。知識が主人ではありません。栽培者が用いる道具であります。

 その観点より圃場から学んでいる栽培者(家庭菜園)の方に向けて助力になるような知見を紹介いたします。

 1、スイカの特性、苗。

 2、スイカに適する土壌管理。(肥料)

 3、スイカの整枝、蔓の管理。

スイカ栽培園地の様子.11.07.06.

 こちらが私が以前栽培した在来スイカの栽培圃場です。

 蔓が元気良く伸びおります。雑菌剤不使用です!!!。

 幼苗期に殺虫剤は散布しましたが、その後は不使用です。

 産地のスイカ栽培のように人件費を考えた合理的な管理を考えないほうが、スイカの持つ強靭な生命力を生かした栽培が可能であります。(素人向けスイカ栽培です)

 「大和クリーム2号と旭大和」のF1は収穫できました。(まずかったです)

 まだ、たくさん実っています。こちらは同級生K君と幼馴染せいちゃんそして先輩と試食します。

 このような結果となると・・・・交配していない大和クリーム2号ができてくれることを祈ります。

 

 さて、本題の「三笠」です。

スイカ固定種「三笠」の幼果.12.07.20.

 ここのところ除草していないので草に埋もれています。雨があけたら一斉に清掃します。

 旭大和と同じく縞無しです。

 おとなしい草勢と実の付き方です。

 昨年私が交配しました「大和クリーム2号」と「旭大和」のF1です。

 お盆のときに御先祖さんに進ぜたものを試食してみることのしました。

 もちろん販売用ではありません!。あくまで私の個人的実験です。

 それでも交配できているだけよかったです。

「大和クリーム2号」と「旭大和」のF1.12.07.18.

 交配日は・・・ですので、初生雛鑑別よろしく、神田さんの紹介してくれた判別法(3つ)を駆使して収穫しました。

 黄色い果肉の中に赤い果肉が混ざっています。ブチです。

 果肉色の遺伝は単純な優生・劣勢の関係だけではないことがわかります。

 話では聞いていても実際に見てみると・・・・実によく理解できます。

 遂に最後の関門、スイカの収穫適期についてです。

 産地の経験ある農家なら問題は少ないのでしょうが、私のようなスイカ専業ではない農家や家庭菜園を行っている方にとっては難問です。

 もちろんスイカ専業農家でも最初から簡単に出きるわけではありません。長い経験と失敗から学んで判別が可能となったわけです。

 

 スイカの権威「神田武」さんがその判別法について紹介してくれております。

 下のリンクよりどうぞ。

 スイカの収穫時期の判断・・・・神田武

 

 昨年私が実験を行った記事がこちらです。

スイカ在来品種  『旭大和』  収穫調査(収穫適期を見出す)

 こちらはF1品種「三山」で行った方法です。

スイカ収穫時期の目安・・・実験 2011.08.05

 

 何れの方法にしても経験を要します。確実な方法は積算温度より収穫時期を判別する方法です。

 こちらがその方法の記事です。

在来スイカ収穫までの日数

 

 この方法は面倒くさい欠点がありますがほぼ確実です。ただ、台風や強風で開花日の札が飛ばされてしまうとアウトです。

 開花日を見逃してもこの方法をとっているとその後の肥大で(品種ごと多少違いはありますが)開花日がわかります。

 旭大和ではピンポン玉で(開花後)3日くらい。ゴルフボール大で5日くらいと目安をつけています。

黒部スイカ品種解説

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 「野菜園芸辞典」に短文にて紹介がありますが、おそらく基になっている記事がこちら「蔬菜品種解説」の豊田篤治さんの記事であるようなのでこちらを紹介します。

 

 種苗関係の方から伺いましたが、現在の「黒部スイカ」は商品名であって品種名ではないとのことです。

 形は昔のような俵型をした大きいスイカですが、中身は(品質は)現代の趣向に合うように改良されていると考えています。

 

 こちらは一昨年私が採種したラットルスネークの子孫の黒部スイカの種を、同級生K君が育ててくれたものです。昨年の黒部スイカ試食会のスイカです。

黒部スイカと大和クリーム2号.11.08.14.

 黒部スイカと大和クリーム2号です。

 ちなみにこの大和クリーム2号は旭大和との交配実験を行ったものです。現在そのF1は生育中です。

 私の黒部スイカの種子は在来品種の種子を通信販売されている野口種苗さんよりもとめました。採種地は石川県です。

 

 さて、品種解説を始めます。

 本日久しぶりに来園した同級生K君、スイカの生育状況について話し合います。

 その話の中で出てきました。

 「スイカの連作障害なんていつでるんだ?」

 

 

 今度は「野菜園芸大辞典」より紹介します。

 前回の記事と重複するところは省きます。

 スイカの蔓割れ病(連作障害) その2

 

 蔓割れ病菌の死滅温度

 湿熱では、55度・40分。

 乾熱では、110度・20分、又は120度・10分。

 

 耐病性品種

 大和3号、大和4号、新大和1号、新大和4号、旭大和、大和クリーム、富民号です。

 

 ※・旭大和と大和クリーム(1号~3号)が耐病性品種です。現在栽培されている多くの品種はこれらのスイカ品種の遺伝子を持っています。

 

 発病の多い品種

 甘露、嘉宝、乙女、ラットルスネーク、スイートサイベリアンです。

 

 ※・小玉スイカの御先祖様である嘉宝、乙女は弱いようです。又、黒部スイカの御先祖様でありますラットルスネークも耐病性品種ではありません。

 種苗関係の方から伺いましたが、「黒部スイカは商品名であって品種名ではない」

 つまり、黒部スイカと販売されているスイカはどのような品種かわからないと言うことです。原因はやはり連作障害の一つ蔓割れ病に感受性が高い為であると考えられます。

 私が栽培している黒部スイカは・・・・おそらくラットルスネークの系統であると思います。(昔のオリジナル黒部スイカに近いものだと推察しています)

 本日、同級生K君より「それで蔓割れ病の対策と散布農薬は?」とメールが来ました。

 私でも見たことが無い病害(もちろんK君も見たことが無いのです)に関心を持つとは・・・さすがは我友人であります。

 30年以上前の資料を引っ張り出して記載していきます。

スイカの生育.11.07.03.

 こちらはスイカの自根苗の生育状況です。枯死株は1,2本ありましたが原因は根痛みでした。この畑は乾燥しやすいところで潅水の回数が足りなかったようです。しかし、その隙間も他の株の蔓で完全に埋まりました。

 消毒回数も・・・ここは2回殺虫剤のみでした。別にこれといって病害は発生しませんでした。

 

 蔓割れ病の被害。

 苗床では、不発芽、立ち枯れを起こす。

 生長した株では、はじめ下葉がしおれ、しまいに全葉がしおれて枯れる。

 このような株では地際部の茎が黄褐色に変色してヤニを生じる。やがてその部分に白色のカビと淡紅色の粘質物(分生胞子)が出きる。

 昔、スイカの連作障害といわれた最悪の病害が「蔓割れ病」です。

 私は見たことが無いのです。

 スイカを栽培して罹病すると枯死する病害として「青枯れ病」(別名バッタン病)は見たことがあります。これは細菌病であります。主に排水の悪い圃場で起こります。水田転作園や土が細かいところ(粘土が多い)は発生しやすい病気です。

 しかし、昔の資料で最悪の病害のように書かれている「蔓割れ病」ですが、私の所有している静岡県植物防疫協会編「農作物病害虫 診断ガイドブック平成13年度版」には記載がありませんでした。

 静岡県では問題にされていない病害のようです。

 私が所有している古書を紐解いてみたところ・・・「原色 野菜の病害虫診断 昭和55年」に写真が載っていました。「野菜園芸大辞典」に載っている説明と一緒に紹介します。

 

蔓割れ病.12.07.04.

 見にくい写真でありますが元も見にくい写真でありました。

 この写真の説明には、葉がしおれ、ついには枯れる。とあります。

 

 話は違うのですが、この昭和55年度版の野菜の病害虫診断には面白いオビがついています。

 「街で新いなか暮らし」と言う本の宣伝が載っています。今から30年前の時点で既に都会でも「いなか」をあこがれる風潮があったのでしょう。

 ・・・・・これは幻想です。

 本題に戻ります。

スイカ栽培品種の歴史

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 昭和27年に発行されました「蔬菜品種解説」に記載がありましたので紹介します。

 

 スイカの項目は、スイカ研究(育種)の権威3名にて分筆されています。

 総説と奈良県(産地の意味)の項は、神田武さん(神田育種農場)

 千葉県の項は、船串武さん(ミカド育種農場)

 富山県の項は、豊田篤治さん

 以上3名です。

 船串さんはミカド育種農場の方です。昭和26年に旭大和と都3号を交配した一代雑種「旭都」(きょくと)を発表しました。これが大ヒット作品でかなり広まりました。

 私も園芸大辞典で名前を知って試作しようかとミカドさんのカタログを見ましたが・・・・ゴールデン旭都(だと思いましたが・・・)、黄肉のスイカしか載っていませんでした。現在では販売されていない品種になりました。

 こちらは現在でも販売されております神田育種農場の「太陽」です。神田武さん作出の品種です。

スイカ品種「太陽」

 葉の色が抜けているところが気になりますが、品種特性でありますので問題はありません。

 

 スイカが日本で栽培されるようになったのは、約430年前のようです。明治中ごろまでの栽培品種は不明です。

 明治30年ごろの品種は黒皮スイカと呼ばれているもので品質は余りよくありませんでした。

 明治35年頃より外国品種の導入が始まり、各地で日本の環境に適した品種の育成が進められました。

 この時導入された外国産品種は、

 アイスクリーム

 シュガークリーム

 ブラックダイアモンド

 スイートサイベリアン

 ラットルスネーク(黒部スイカの御先祖様です)

 マウンテンスイート

 などです。

 

 アイスクリームは奈良県において黒皮在来種との交雑により、大和スイカとして発達に貢献し、ラットルスネークは富山県において黒部スネークとして市場に出ている。

 とあります。 神田さんが書かれた総説を参考にしました。

 

 続いて、神田さんはスイカ品種の発達について4つの時期に分けて説明しております。(この時は昭和27年です)

 固定品種「三笠」の紹介が遅れました。

 私がこの品種を知ったのは園芸大辞典です。

 貯蔵種子の突然変異にて誕生した品種であります。

 食味についても良好であるという記述があるにも拘らず旭大和のように市販されていないことが不思議であり、是非試作してみたくなりジーンバンクより求めました。

 

 なお、この品種について奈良県農業試験場に問い合わせましたが、そこでは既に忘れ去られた品種でありました。

 対応してくれた女性職員のかたが、ナントさんに問い合わせてくれて品質について教えてくれました。

 「肉質は粘質であまり美味しくない」とのことでした。

 自分で確かめなくてはいられない性分なので栽培実験を始めました。昨年失敗しましたので今年再度行います。

スイカ固定品種三笠.12.06.18.

 ナントさんからこの「三笠」と「新大和3号」の交配種「新三笠」が現在でも販売されています。

 この品種は、新大和の草勢強健と初期着果性、三笠の品質のよさを生かした点に特徴があります。昭和28年に販売が開始されました。古い品種であります。(親は当然改良されているのでしょう)

 三笠の来歴・特長について園芸大辞典より紹介します。

 前回の記事ではスイカの摘心・整枝の基本的な事を書いてまいりましたが、見直してみると、どうも不親切な点があるように感じられるので再度違う角度から説明してみます。

 こちらは前回の記事です。

スイカ栽培の難しい点(3、つるの摘心、整枝)

 

 スイカの摘心は、接木苗で用いられます。

 整枝の方法は、スイカをどのように収穫するかにより決定します。

 摘心は判りやすいので、今回は整枝について説明していきます。

神田育種農場 太陽.11.08.02.

 教科書では、整枝法として摘心して子蔓2本仕立、子蔓4本仕立の2つが記載されています。

 子蔓2本仕立では、1株でスイカ1個収穫。

 子蔓4本仕立では、1株でスイカ2個収穫。

 これが仕立て方の意味です。

 つまり、1株当りの収量(スイカの個数)と関係があるのです。

 家庭菜園では、あまり意味はありませんが産地ではこれの意味は重要なのです。

 反収と収穫時期の均一性が保てるからであります。

 あくまで人間の作業の都合に合わせているだけであります。

 5月12日に直播しましたスイカ固定品種「三笠」です。

 現在の状態です。播種後37日経過しています。

 (スイカの摘心・整枝の参考までに)

スイカ固定品種三笠.12.06.18.

 昨年9月の台風のおかげでしっかりと観察できなかったので今年も播種しました。

 発芽率は非常に良かったです。未熟果より採種したので心配しておりましたがこれで安心です。

 摘心はしておりません。

 良く御覧ください。(なんだか呪いのビデオみたいな台詞です)

 子蔓が4本出ています。

 スイカは主に子蔓に雌花が咲きます。摘心は、主にこの子蔓を出させる目的にあります。

 神田武さんが書かれているように、元の方から子蔓が発生しております。

 生育も申し分ありません。

 近くで写してみます。

 そろそろスイカの整枝の時期になってきました。(摘心は既に終わっていますが)

 

 スイカの摘心は、だいたい5節のところで行われます。

 

 しかし、私が問題としているところは、「なぜ摘心をしなくてはいけないのか」、というところです。

 隣百姓と言う言葉があります。これは、隣の百姓がやっている方法を真似て行う事を指します。別に悪い意味ではありませんが、先人の苦労された研究、経験が文字となって残っているのでそれを生かさないと申し訳がありません。

 

 摘心を行う必要があるスイカは、接木苗だけです。(それも蔓先接ぎだけ

 

 自分で種をまいて(接木をしないで)作った苗、直播をした株のスイカは摘心する必要がありません。

 私から言わせれば、障害も出ていないのに接木苗を選択する必要はないのです。自根で充分です。それに苗を作らなくても直播で何の不都合があるのでしょうか。

 家庭菜園で連作したといっても何十年行っているわけではないのです。出てもいない障害を恐れる事は・・・杞憂であります。

スイカの栽培技術.11.07.03.

 また、神田武さんの言葉を借りて説明いたします。

 昨年試作いたしました、スイカの権威神田武さん作出のスイカ品種「太陽」です。

 昭和31年命名されました。『王冠』と『旭大和』との一代雑種です。

 

 こちらが昨年当家の圃場で撮影しました「太陽」です。

スイカ品種「太陽」

 

 どうです綺麗でしょう。

 この果皮色ただの飾りではありません。この色が収穫の目印になるのです!。味の方も良好です。種子袋の説明文に記載があります。糖度12度。

 はい。スイカは太陽で決まりです!(・・・強引な)

 糖度が12度出れば十分です。私の収穫した太陽も12度出ました。現在のF1品種がいくら進んでいても13度~14度出す事は非常に困難です。栽培方法、圃場の自然環境がかなり影響します。高望みをしても結果は知れています。

 スイカ栽培を楽しみたい方にお勧めの品種はこの「太陽」です。

 最近聞く話ですが、「スイカは自根栽培の方がおいしい」。

 本当かどうかは同一圃場で同じように栽培して比較すればよいのです。私は学校以外では自根栽培しか行った事がないのでこの点断言できません。

 ただ、通常のF1品種で自根栽培をすれば糖度16度にできると断言できるようであるなら・・・・そんな事ありうるわけがありませんがね。従って自根栽培の方が美味しいと言う説は信じてはいません。

 私が自根栽培をする理由は、接木栽培をする理由がないからです。いたって単純です。

 まず、接木栽培を行う理由を資料と共に説明していきます。

1、蔓割れ病防止(これが最大の理由です・・・昔は)

2、いや地防止(連作障害の予防です)

3、移植による根痛みの予防

 

 以上3点です。3番目は私が勝手に解釈している点です。これは、スイカ(ウリ科)は直根性の植物であります。移植すると直根が痛み地中深く根が進入しないで地表面に広がっていきます。同じ遺伝子を持ったスイカ品種でも吸肥能力、耐乾能力が大幅に異なります(移植により低下するわけです)。そのため根の発生のよい(強い)ウリ科の植物を台木として使うわけです。

 

 3番目の点は私の勝手な解釈でありますが、1番から順に説明していきます。

 スイカ栽培で頭を悩ませるところは・・・、

1、高畦か平畦か

2、接木苗か自根苗か。

3、つるの摘心、整枝について

4、果実の収穫適期について

 

 以上4点ではないでしょうか。

 

 スイカ栽培の権威、神田武さんの言葉を借りながら説明していきます。

 

 

今年やまひこ農園で栽培しましたスイカの中から私が選びました家庭菜園向きのスイカ品種を紹介します。

 試験栽培しました品種です。
 固定種 乙女(小玉)、旭大和、大和クリーム2号(黄肉種)、大和クリーム3号(白肉種)三笠(実験中)

 交配種 太陽(神田種苗)、三山(ナント種苗)

 以上7品目です。黒部スイカは除きます。腰痛の為本年は採種のみでした。


 この中で、家庭菜園にてお勧めの品種は3品種です。
 

 1、旭大和(あさひやまと)
 収穫まで30日以下と短く、豊産です。草勢は穏やかですが強靭です。とにかく長く良く収穫できます。欠点は、ちょっと収穫時期を過ぎるとスが入ります。皮が薄く割れやすいです。甘さは、飛び向けたと言うよりやさしいほんわかした甘さです。

 
 2、大和クリーム2号
 40日くらいで収穫できます。黄肉種です。食味抜群のビックリ品種です。甘さは穏やかですが、その食味たるや氷を食べているように口に入れると消えていきます。最大の欠点が、大玉品種の上に切り売りが出来ないのです。(変色、変質の為)切ったら出来るだけ早く食べなくてはならないスイカです。重ねて食味は抜群です。同級生 K君お気に入りの品種です。


 3、太陽(神田交配)
 神田武さん育種の品種です。果皮が成熟すると黄色になるので、縞が薄くなり黄色が全体に回った頃に収穫すれば適期に収穫できます。判別が楽な品種です。味も大変良く果肉は赤色です。草勢は強いのですが、マグネシウム欠乏症みたいな症状が葉に現れてきます。(スイカ成熟期に)。他の品種はそのような症状は出てきません。この点何かあるかもしれませんが今後の研究課題です。
 非常に管理しやすく、収穫期に頭を悩ませない楽な品種です。


 以上3品種。やまひこ農園が御提案する、家庭菜園向きスイカ品種です。

 

やまひこ農園のHPリニューアルしました。(4月20日.2015)

 

やまひこ農園HPトップページ

やまひこ農園トマト栽培

やまひこ農園まくわうり栽培

やまひこ農園スイカ栽培

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 あれだけ恋焦がれた戦艦ならぬ在来スイカの三笠です。気温の低下とともにスイカ関係の記事も少なくなりました。別に関心が薄れたわけではありません。首山堡攻略に手間取り農業関係のほうがお留守になったわけです。

 歴史関係の記録はまだまだ続きます。調べ物は好きですから。

 さて、本業に戻ります。スイカです。試験栽培です。絶対に採種しないと困る品種です。特に旭大和との掛け合わせは来年見たくて仕方がありません。


 これが幼果です。

在来スイカ 三笠


 縞が薄いようです。

昔のスイカ品種『旭大和』。昭和8年に奈良農時試験場で作出された品種です。

 現在のスイカの御先祖様です。直接の関係はない品種も多くなりましたが、今年私が栽培したスイカF1品種(交配種)はすべて片親は旭大和です。


 一族の写真です。

旭大和、三山、太陽

 真ん中がもちろん旭大和です。旭大和の紹介ページは下リンクより。
スイカ栽培品種紹介  "旭大和"

 左が、三山です。片親が旭大和、もう片方が静岡の在来品種から選抜した品種です。
スイカF1品種 『三山(サンザン)』

 右が、太陽です。旭大和と王冠の交配種です。スイカの権威神田武さん作出の品種です。
 
スイカF1品種 『太陽』

同級生K君の友情のおかげで、効果的にスイカの栽培試験が出来ました。

 やはり栽培試験は一人ではよく出来ません。もう一人知識と経験が揃った人が要れば研究が進みます。


 今期K君が試作してくれたスイカは、旭大和、大和クリーム2号、銀大和、黒部スイカ、サマーオレンジミドルです。試食にもよくもってきてくれました。

 こちらが最後の試食用スイカ、白肉の『銀大和』(ナント種苗)です。

銀大和


 幻の白肉スイカといわれます『銀大和』味のほうはいかがでしょうか。

 私の方の白肉スイカは『大和クリーム3号』です。銀大和とは恐らく近い血統でしょうが、私の大和クリーム3号は明日(8月8日)収穫日です。

 スイカの収穫時期の判断は交配日を目安にします。現在までのところ、早生の旭大和で26日くらい、中生の大和クリーム2号で42日くらいです。

 今年は暑い日が続きますので少し早めの収穫となります。

 しかし、どうしても目こぼしがあります。また、どうしても交配日を記入する事が面倒くさい方もおります。(農家は、ほかに仕事が多いのでよくあることです。勘で収穫します。そのため味が気分次第となります。)

 そこで、神田武さんの収穫時期の目安を参考に練習してみます。
 リンクはこちら
スイカの収穫時期の判断・・・・神田武

 もちろん実験の対象はこちらのスイカです。

調査用三山.11.08.04. このスイカ叩いても最初から鈍い音しかしません。打診はあまり効果的ではありません。早生の旭大和ならもしかすると有効かもしれませんが。

 さて、神田さんが有効であるとされた判断方法を挙げます。

 果皮の黄色が目を引くスイカ、神田種苗育成の『太陽』です。

 神田武さん作出の品種です。
 
 片親は、旭大和です。もう一方の親が王冠という果皮が濃黄色の品種です。


 もうじき試食できますが、果皮がきれいなので外見だけですが紹介します。

 こちらの写真は8月2日撮影しました。

太陽


 きれいな外見をしています。この圃場は道路脇にありますので、車で通る方、散歩で通る方が足を止めて見ていきます。


 まだ収穫できませんが、ありがたいことに未だに盗難はありません。昨年はこの圃場にて黒部スイカを栽培しました。連作2年目です。

 連作障害は出ていません・・・まだ(笑)

 スイカを切って食べてみます。(7月29日)


 我が家の旭大和はどのような味がするのか。


旭大和


 切ってみます。

 昨日旭大和を収穫しました。(7月29日)

 収穫時期と味の調査です。家で採れた旭大和を食べるのは初めてです。


 

 

収穫を待つ旭大和.11.07.29. 待ちに待った収穫です。このスイカ何回叩いた事か・・・。

 


旭大和.11.07.29. 交配後28日で収穫しました。積算温度を算出して収穫していければよかったのですが、腰痛のせいで気が回らず今年は行いません。(他の仕事が溜まってしまって)


 この交配後28日で収穫したのは、先日試食した同級生K君の旭大和の収穫日数を参考にしたためです。あの時はちょっとスがはいっていましたがこちらはどうでしょうか。

 まず、切る前に叩いて見ます。

収穫の目安は難しいです。叩いて音で判断する方法はよく行われていますが、うまくいったためしがありません。


 素人でも収穫時期の判断が確実に出来る方法は開花からの日数で判断する方法です。地域によって温度(気温)が違いますから、最高最低温度計を使用して日平均気温を出して、積算温度から判断するようにすればより確実です。

 以前の記事ですが参考までに。

在来スイカ収穫までの日数

 
 スイカの権威、神田武さんは適熟果の鑑定法として、収穫適期のスイカの判断方法について書いてくれています。

 判断条件とその考察を抜書きしてみます。

 味の表現は難しいものです。人の感性は十人十色です。

 
 この大和クリーム2号は、我々2人の中で大ヒットとなりました。しかし、この味の表現が難しい・・・。

 一口で、旭大和から大和クリーム2号に切り替えた同級生K君は女優に例えます。

 大和クリーム2号

 同級生K君いわく
 「女性に例えると和服美人かなあ。女優なら、常盤貴子。旭大和は、AKBだよ」。

 私
 「・・・・・?」

 常盤貴子もAKBも知りません。(ネットで調べました)


 私は
 「K君それならやはり『原節子』でしょう。外人ならオードリー・ヘップバーン」
 それはそうでしょう、『永遠の美少女』原節子ですよ、この品格ある味を表現するには彼女しかいない・・・と思いましたが、どうも古すぎたようです。

 K君
 「・・・・だれそれ?」


 ・・・・。女優に例えると・・・。とよく表現に使われますが私達2人の間でもかみ合いませんでした。

 家にもって帰って家族に味見してもらいます。

 ようやく三笠を播種します。

 三笠の種子が届いてから天気が悪く気温が低かったので播種をやめておりました。天気がよく気温が高い日に播種したかったので本日まで待ちました。十分播種日和です。


 播種するスイカは三笠だけではありません。先日採種しました同級生K君のナント種苗より購入した旭大和です。


 これは三笠との交配用兼抑制栽培実験です。(純度は同級生K君のことで心配はしていません。前日のうちから袋がけをして交配後2日そのままにしていたくらいですから大丈夫です)

 三笠と旭大和の種子を並べて写真を撮りました。


三笠と旭大和

 アップにしてみます。

 固定品種を集めるという事はF1を作出できるという事です。

 此の点別に難しい事ではありません。F1品種を作出するより売れるF1品種を作出することが難しいのです。(当然ですが育種は種を販売する目的で行われているわけです)

 従いまして、やまひこ農園のF1作出実験は主に学問的な意味で行っているわけであります。(・・・・まあ商売でない事は確かです・・・。)


 さて、現在圃場にて生育している品種は、7種類です。
 旭大和       早生種 赤肉種  固定種
 大和クリーム2号  中生種 黄肉種  固定種
 大和クリーム3号  中生種 白肉種  固定種
 三山        中生種 赤肉種  交配種
 乙女        小玉種 赤肉種  固定種
 黒部        晩生種 赤肉種  固定種
 太陽        早生種 赤肉種  交配種(多分早生種だと思います)

 以上7種類に今度三笠が入りますから8種類になります。

 新大和2号も入手しましたが、腰痛のためあきらめました・・・・涙。

 さて、現在行っております組み合わせと今後予定しています組み合わせについて紹介します。

 突然変異で出来たスイカ品種、という話で興味を持ちなた固定品種である事から種取も出来るので、是非作ってみたいスイカNO2に入りましたので入手先を探す事にしました。(作ってみたいスイカNO1はもちろん旭大和です!)

 
 カタログを探しても、問い合わせてもだめで遂にジーンバンクです。

 種子の袋には、農業生物資源研究所とありますのでこちらが正式名称でしょうか。まあ、内容的には意味は同じですからどっちでもよいのでしょうか。


 これが三笠の種子です。

三笠種子


 三笠の特徴を園芸大辞典と農文協のスイカ・カボチャより萩原さんの文章を参考にさせていただきます。

苦労の末?ようやく昔の固定品種『三笠』を入手しました。

 この『三笠』はもちろん園芸大辞典で知りました。

 千葉農試で育成された『都1号』から突然変異(といわれている)で生まれた品種がこの『三笠』です。
 名前の通り奈良農試で発見されました。

 現在市販されていません。神田種苗、奈良農試を通じてナント種苗にも問い合わせましたが入手不可能でした。

 ・・・そこで思い出したのがジーンバンクでした。研究者でもない一個人が利用できるのか大変不安でしたが思い切って問い合わせる事にしました。

 結果問題なく配布を受ける事が出来ました。ただ、金額は20ml 5700円です。

ジーンバンク配布種子


 第三者への譲渡は禁止されておりますのでやまひこ農園で栽培します。なお、生育調査も行い報告する必要があるのでちょいと面倒ではありますが、私にとっては楽しみの一つですから喜んで行います。味の評価については第三者の手をお借ります。此の点は譲渡にならないので安心しています。

 

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 スイカ栽培の最後の難関が収穫適期のスイカを見分ける事です。これがうまく出来るところがスイカの名産地と呼ばれると、本で読みました。(書名失念)


 神田武さんの『スイカの栽培技術』と『園芸大辞典』から紹介します。


 私が今回在来品種(固定品種)にこだわった理由の一つが、多くの方の栽培知見が記録されている事です。記録が多く残っているという事です。此の点、F1品種はお寒い限りです。

 意外なようですが種苗会社は記録を残す事に熱心ではありません。企業秘密とか何とか思うかもしれませんが、私が作っている三山にしても、有名な縞王にしても50年くらい前の品種です!資料が簡単に手に入ってもおかしくはないのですが・・・。まあ、担当者が退職したり、売り上げが低下すると忘れ去られてしまうのでしょう。

 今年試作しています、カネコ種苗さんのブリッツトマトはカタログに出ているにもかかわらず古い品種とかで栽培資料は残っていませんでした。(もちろん本社にも問い合わせました。)


 ・・・・記録を残さないでどうして今後育種をするのか?

 それはそれ本題に入ります。現在お目にかかることのない品種は除外します。

 スイカの甘さの表現の仕方・・・・。

 普通は甘いか、甘くないか。おいしいか、まずいか。だけです。

 さすがはスイカの権威!スイカの甘さをうまく表現してくれています。

 神田武著 『西瓜の栽培技術』からです。


西瓜の栽培技術


p4
 (前略) 味から言えば従来の品種がシロシタ(甘味)ならば、新大和系統はキューバ糖、旭大和は白砂糖、大和クリームは氷砂糖の甘さと評すべきであろう。各種とも一長一短でそれぞれの風味をもっている。 (後略)


 これは、品種紹介の前文でした。同級生K君にこのコピーを渡したところ、えらくこの表現を気に入り、旭大和、大和クリームにほれ込んでしまいました。

 昨年までは、3倍体!、3倍体!と、3倍体種子(小袋1つ千円くらい)に莫大な投資をしてきたK君が打って変わって在来品種です。こちらの種子の価格は小袋200円くらいです。

 現在2人でこの在来品種(固定品種)よりF1を作出する予定です。私のほうの組み合わせはまた紹介します。最初の予定ではもう収穫できて、その種を播種する予定でした。(残念・・・収穫まで1ヶ月必要です)

 

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 スイカの栽培で多くの方が頭を悩ませるものは、スイカの植栽距離(株間と畝幅)と摘心、整枝ではないでしょうか。(・・・収穫は別)


 今回昔の資料を調べていて面白い事が書いてありました。

 神田武著『西瓜の栽培技術』昭和24年初版発行。より抜書きして紹介させていただきます。


スイカの栽培技術.11.07.03. 神田種苗さんを知ったのはこの本からです。もちろん購入しました。国立国会図書館にはあるようです。静岡県立図書館、大学図書館にはありません。もしかしたらタキイ種苗さんにはあるかもしれません。


 今回は著者の紹介がありませんからそのまま本題に。

 こちらは白肉色のスイカです。非常に珍しいスイカです。

 岩倉種苗の米倉さんから、タキイさんが白肉色の新しいスイカを出しましたよ。と紹介を受けましたが、既にこれを栽培していたので今年は見送ります。
 
 おそらくこの大和クリーム3号の血が入っているのでしょう。とりあえず今年はこの品種の特性を見てみます。


 この写真見てください。珍しくないですか?

大和クリーム3号の雌花


 雌花が2つ並んで咲いています。こんな隣合った節から出る雌花を見るのは初めてです。


 また例により、品種紹介していきます。

 やまひこ農園で栽培しているスイカの品種の中で唯一の黄肉色の品種です。

 もちろん大和クリーム2号と言うからにはもちろん1号はあります。同じ黄肉色の品種です。なぜこの品種にしたかといいますと、神田武さんの 『西瓜の栽培技術』に大和クリーム2号は氷砂糖の甘さ・・・、と書かれていたからです。そのため1号はどうでも良くなりました・・・。

 大和クリーム3号は試作しています。この後紹介します。


 さて、大和クリーム2号の雌花です。

大和クリーム2号の雌花


 同級生K君評。今まで作ってきたスイカの中で一番縞がきれいに出る品種。・・・だそうです。

 この品種は、野菜園芸大辞典を読んでいて、(私の中で)作ってみたい品種NO1に選ばれた品種です。

 全体の写真があまりよく撮れていないので・・・自然交配で付いた幼果をモデルにします。

三山


 ナント種苗の品種です。

 種子の袋に書かれている能書きを書きます。

 味なら一番と大好評。(・・・それなら他の品種はなんなんだ!・・・ついお約束)

 草勢はきわめて強く、蔓の伸長が旺盛な中晩生種で市場性の高い品種です。

 果実は縞皮のやや高球形で6~6,5kgの中大果となり、果肉は鮮桃紅色で甘味強く糖度は平均13度で白砂糖のような甘味で、肉質は柔軟でセンイ少なく風味格別。(※そういえば神田武さんの著書に旭大和の味を白砂糖のような甘さと表現していました)
 
 土壌の適応性は広いが、特に台地や乾燥しやすい畑地に適する。

 ・・・やはりあの畑にはトウモロコシよりスイカが良く合いそうです。

 乙女という名前に惚れて選びました。・・・というとキザナ奴と思われそうですが、三分の一はこの理由。残りの三分の二は小玉スイカも手ごろでよかろうと思いました。

 特に昨年超大玉の黒部スイカを栽培しましたから、小玉に関心が移るのも無理ないことです。

IMG_1503.11.04.01.JPG


 これも、野菜園芸大辞典を中心に紹介していきます。・・・どうも遺伝育種学の大家兎長春博士が作出に関係しているようです。


 もちろんこの乙女も固定種です。

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