ビート(ビーツ)の最近のブログ記事

 梅雨の季節になりました。今の所空梅雨のような予感がいたしますが・・・・どうでしょうか。

 私のところの圃場は、ハウス隣の野菜畑に関しては井戸があるので潅水に関して問題はありませんが、他の畑は・・・・雨水が頼りです。

 まあ昨年のように台風で2回ハウスが飛ばされなければ良いのですが、潅水に1日中走り回るのも御免です。

 さて、やまひこ農園の販売野菜品目の中で人気がでてきたの「ビート(ビーツ)」です。以外です。穴馬です。

 急遽増産を決定して栽培いたしました。やっと収穫開始です。

 こちらがビート(ビーツ)の現在の生育状況です。

ビート(ビーツ)の生育.13.06.11.

 ビート(ビーツ)に付く害虫で最悪な奴は「ダンゴ虫」です。

 今までそれほど注意していませんでしたが、数年前より私の中では要防除害虫の一つです。スイカの双葉もこいつにやられます。

 「風の谷のナウシカ」にでてくる「王蟲」そのものです。大発生します。

 そのために腐海除去の為透明マルチを採用しました。ダンゴ虫の野郎は光を嫌います。透明マルチなら消毒しなくてもダンゴ虫防除ができます。楽です!。

 アップでよく見てみます。

 ようやく量産体制が整いつつあるビート(ビーツ)であります。

 一般的には、ミックスベビーリーフの中に入っているベビーリーフの一つでございますが、やまひこ農園では単品で販売いたします。

 ホウレンソウと同じアカザ科の植物ですが、ホウレンソウとは異なりアクがなく生のまま食感・味を楽しむことができる野菜です。

 こちらが袋詰め前のビート(ビーツ)です。

ビート(ビーツ).13.06.07.

 テーブルビートとも呼ばれます。赤い色素がアントシアニンです。

 農学の分野では(といっても最近は?)、ビートといいますと北海道で栽培されている砂糖を取る「テンサイ」(砂糖大根)のことを思い浮かべます。もちろん同じアカザ科です。

 現在栽培されているテンサイは含糖量と収量を増やす為に三倍体種子を使用していますが、このテーブルビート(ビーツ)は通常の2倍体です。(3倍体では自家採種できません)

 ビート(ビーツ)の出荷形態はこちらです。

 ようやく花を咲かせたビート(ビーツ)を片付け終り、古いマルチを剥して、畦の両脇に溝を掘り、後は草木灰と燐安を撒いてレーキをかければ終りだと・・・思っていたら。

 調整済みの草木灰の在庫がない!

 そういえば沢山あるからと気前よく散布していたことを思い出しました。

 草木灰を作ることは難しいことではありませんが、安全のため釘などの金属片を除くために2回ふるいをかけます。(もちろん消し炭も出します)

 こちらの作業が面倒です。ただひたすら篩いを篩います。根気が要ります。

 仕方がないので畑で草木灰を調整しながら散布します。

ビーツ畑に草木灰.13.06.05.

 右側の畦は以前定植したビート(ビーツ)です。もう収穫始められそうです。

 左側には溝堀のときに出た石が集められています。作業終了後一輪車で園地外へ石を出します。重要な作業です。

 この畦に満足に散布する草木灰の量は・・・・散布用の容器3杯分です。

 花ばかり紹介しておりますが・・・・実は農作業が大変で簡単に記事ができるものが必要です。

 花の紹介は楽に記事を書けます。

 正直に申上げればそういうことであります・・・・・Orz。

 ビートの花が咲きました。(といっても、とっくから咲いています)

ビート(ビーツ)の花.13.06.04.

 隣には先日定植したビートが見えます。

 本日はこちらの畦を綺麗にする為に片付けます。

 ホウレンソウと同じアカザ科ですが、ビートは冬を過ごさなくてはトウ立ちしません。2年草と呼ばれます。

 暑い季節には無理にホウレンソウを作らなくてもビートで十分ではないかと考えておりますが・・・・・。まあいいか。

 「新鮮な野菜は農家から」を願い日々野菜を丹精しております。

 ようやく品目・生産量がまとまりましたので販売を開始します。

 「やまひこサラダセット」です!。

 サラダに向く品目に重点をおいてまとめました。

 こちらです。

やまひこサラダセット販売開始.13.05.29.

 すべての野菜は土で作りました。太陽の光と土で作られた本物の野菜の味をお楽しみください。

 「やまひこサラダセット」に詰められている野菜は、ロメインレタスを主として、ルッコラ、ビート(ビーツ)、オカワカメ、バジル、イタリアンパセリの6種類です。

 スーパーの品揃えにも欠く事がある、サラダの必需品がこの1箱に揃っております。

 「やまひこサラダセット」に詰められております野菜の品目ごと紹介していきます。

 

 「やまひこサラダセット」販売リンクはこちらです。

 やまひこサラダセット販売ページ

 マルチを張った後はビートの定植です。

 一晩経った後の透明マルチはこのようになります。

ビート定植畝の透明マルチ.13.05.26.

 マルチの内側はしっかり湿っています。

 周囲の土の表面は乾いていますが毎日かなりの量の水を大気中に蒸散させています。(自然の温度調節です)。

 ビニールマルチはその蒸発するはずの水分を逃がしません。

 よくみると何かがはった後があります。

 ビートなのか、ビーツと呼ぶべきなのかいつも悩みます。

 農業技術書ではビートです。正確に申しますと「農学大辞典昭和56年第7版」です。

 和名は、「火焔菜」(かえんさい)

 英名は、「garden beet」です。複数形がbeetsであります。

 と言うことで・・・・ビートと呼びます。(ただ、お客さんがビーツと呼べば、鸚鵡返しにビーツと答えます)

 

 苗を作ったら畑に植える前に、畑作りです。こちらの畝も不耕起栽培3年経過しております。

 こちらマルチをはがした所です。

不耕起栽培 ビート.13.05.25.

 なぜ、手間をかけてマルチを張り替えるかといいますと、不耕起マルチ栽培でルッコラ、ロメインレタス、リーフレタスなどを栽培しておりますと・・・・・ナメクジ、ダンゴ虫が増えてきます。(まあ普通に栽培していてもナメクジなどは増えますが・・・湿気)

 特に黒マルチなので雑草防除、保水には有利でも土に光が当たらないので湿気とあいまってナメクジ、ダンゴ虫のよい隠れ家になります。

 今回ここに植えるビート(ビーツ)は・・・・ダンゴ虫の好物です!!!

 ダンゴ虫はロメインレタスやルッコラよりもこのビートがお好みらしくかなりの被害を与えてくれます。そのために消毒ではなく自然の力を利用して防除します。

 ナメクジ・ダンゴ虫が住み難い環境を作り出します。(・・・・科学的です)

 現在マークイズにて販売しておりますやまひこ農園の新鮮野菜であります。

 種類がまだ整わない・・・・(申し訳なし)・・・(労働力不足です)・・・(時間をください)。

 出荷しています品目は、オカワカメ、ビートです。

 リーフレタスそのほかも明日配達いたします。

 こちらが知る人ぞしるサラダの定番「ビート」です。

やまひこ新鮮野菜ビート.13.04.08.

 このような生育状態です。

 一見赤軸ホウレンソウのように見えますが違います。

 株が出来ます。これをロシアではボルシチに使用します。(あんな所でも栽培できる野菜です)

 あくが少なく、歯ざわりが良い、アントシアニンを含んだサラダにはもってこいの野菜です。

 静岡ではまだなじみはありませんが、知る人ぞ知る葉物野菜「ビート」です。

 

 一昨年の晩秋にハウス内に植えつけたテーブルビートです。

 昨年(実験的に)採種用として路地畑に移植して放置しておきました。今年とうがたち採種できました。

 ホウレンソウと異なり寒さにあたらないととうが立たない特徴を持ちます。2年草です。(当年度で枯死する植物(1年草)と比べ冬を越す・・・年を越すので2年草と呼ばれます)

 実体験したので確信できます。

 今回紹介しますのは採種後のテーブルビートです。採種後は放置しておりましたので枯れた株が多数出ました。もちろん害虫防止の観点から除草剤を散布して枯らしたつもりでありましたが・・・・生き残りありました。(自然は強し)

 こちらです。

2年越しのテーブルビート.12.11.20.

 株の部分がかなり大きくなっています。

 私の可愛い姪「花奈子」チャンは、ビートの大きな株を見て

 「おいちゃん、怖いものがある・・・・((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」

 と私の手を引っ張って連れて行きます。

 「どうしておいちゃんのところには怖いものがあるの?」

 と聞かれると・・・・返答に困ります。

 可愛い甥っ子の「佑太」君は、

 「やっつけてやるぞ!」と、棒切れで成敗しています。

 ・・・・・・私と同じ遺伝子の存在を感じております。

 拡大してみます。

 現在非常に僅かですが出荷しております。やまひこ農園のビートです。

 色合いも鮮やかで、食べて癖がなく甘味を感じる野菜です。

 サラダに最適で・・・ありますが、昨年より出荷していて余りなじみがない野菜なので売れ行きの変動激しく今年は生産量を縮小いたしました。

 そうしたら、どうも人気が出てきたようです。生産している量が非常に僅かな為早速増産に入ります。

 こちらが購入してありますテーブルビートの種子です。

 品種名は「デトロイト」です。・・・・ビバリーヒルズコップのテーマが聞こえてきます♪♪♪。

 

テーブルビートの種子.12.11.14.

 カラフルです。

 しかし別にこの色は種子の色ではなく種子消毒剤の色です。

 アップにして見ます。

 ようやく安定的に出荷できるようになりひとまず安心しております。(トマトはまだ先です)

 一般的にはメジャーな野菜ではありませんが知る人ぞ知る、知る人ぞ欲しい野菜であります。

 イタリアンパセリとテーブルビートです。

 名前だけで品物がイメージできる方は・・・そうとうの料理好きですね。

 こちらがイタリアンパセリです。

 

イタリアンパセリ.12.11.10. 写真のものは露地栽培のものです。

 本来はハウスにて栽培しておりましたがもしもの時の予備で路地にも植えておきました。(自然は甘くはない・・・・・はぁ)

 しかし、こちらの路地栽培のイタリアンパセリは・・・・モンシロチョウの襲撃を受け奮闘空しく、1株を除いて全滅しました。

 現在ハウス栽培のものは花が狂い咲きをしておりまして・・・出荷できるものがない状態です。しばらくこちらの露地栽培のイタリアンパセリを少量出荷してまいります。

 次はビートです。 

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