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温床準備完了。

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 2日前に温床の準備をしておきました。

 昨日はお葬式のためミニトマトの播種作業はやめました。

 今日は、待ちに待ったピュアスイートⓇミニトマトとピュアエンジェルⓇミニトマトの播種作業です。

 その前に温床の様子をチェックします

トンネル温床.15.02.19.

 これがエコポカプチです。

 透光性は・・・汚れもあって悪いのですが、保温性は通常の農ビよりはるかに上です。

 まあ保温性は夜間にこそ望まれまれるのでこれで問題はありません。

 中を見ます

 苗つくりを始めるために、温床の支度をします。

 ハウスの中なので昼間は結構暖かいのですが、ミニトマトやウリ科の野菜には夜温が足りません。そこでフレームを使ってトンネルをつくり、その中に電熱温床マットを引いて加温します。

 これが私が使用している電熱マットです

温床電熱マット.15.02.17.

 少し掘って電熱マットをしいて土を薄くかけます。

 トンネル内全体を暖めるようにします

 昔(私が生まれるはるか前)は、マルチと言うと透明マルチを指していました。今では黒マルチです。

 生分解性のマルチ(紙、デンプン、分解性ビニール等を使用したもの)も一時期はやりましたが、コストが高くて・・・・主流にはなりませんでした。

 それらの生分解性マルチは専門店やホームセンターで大々的に販売されていましたが、最近は・・・・・目にした記憶がありません。

 それだけ農業となるとコストの概念が重要になってくるようです。(まあ当然ですが)

 昔ながらの資材にも有効な利用方法があります。

 この透明マルチも使い方によってはかなり有効です。

透明マルチ利用法.13.05.25.

 これは張ったばかりの透明マルチです。

 土壌から放出される水蒸気で曇り始めました。

 この日は5月25日です。

 その後どのようになったか。

 現在、ロメインレタス、ルッコラ、ビート、オカワカメ・・・とハーブを少々出荷しております。(トマトも出荷できそうですが・・・・暇が)

 もう少しで、焼肉を包んで食べると美味しいリーフレタス(島チシャ)が出荷できそうです。

 そのような状況下生育を一段と早めようというだけでなく、野菜の食味向上の為追肥を行います。

 配合肥料や粒状の化成肥料をバラバラまくわけではありません。自作の有機液肥と尿素、塩加を混合し希釈して土壌潅注します。(葉面散布程度の量ではありません!)

 このような感じで行います。

土壌潅注.13.06.08.

 消毒用の筒先(墳口は取ります)で1本1本潅注するのは手間がかかりますが、このやり方のほうが合理的です。(写真の野菜はステックセニョールです)

 ポンプで上から潅水するようにかけても良いのですが、通路の草が元気よく生長してしまいます。(あいつら肥料を吸収すると急激に生長します)。無駄が多いのでこの方法です。

 葉面散布と比べると比較にならないくらい量を多く与えられます。(葉にかかっても薬害が出ないように調整してあります)。簡単です。

 調合の様子を紹介します。

 ようやく花を咲かせたビート(ビーツ)を片付け終り、古いマルチを剥して、畦の両脇に溝を掘り、後は草木灰と燐安を撒いてレーキをかければ終りだと・・・思っていたら。

 調整済みの草木灰の在庫がない!

 そういえば沢山あるからと気前よく散布していたことを思い出しました。

 草木灰を作ることは難しいことではありませんが、安全のため釘などの金属片を除くために2回ふるいをかけます。(もちろん消し炭も出します)

 こちらの作業が面倒です。ただひたすら篩いを篩います。根気が要ります。

 仕方がないので畑で草木灰を調整しながら散布します。

ビーツ畑に草木灰.13.06.05.

 右側の畦は以前定植したビート(ビーツ)です。もう収穫始められそうです。

 左側には溝堀のときに出た石が集められています。作業終了後一輪車で園地外へ石を出します。重要な作業です。

 この畦に満足に散布する草木灰の量は・・・・散布用の容器3杯分です。

草木灰の調整!!!。

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 薪ストーブの季節が過ぎて・・・・あれだけ木を燃した残りは「灰」であります。

 釘が打たれた木も燃してありましたので、安全のため篩いでふるって散布できるようにします。

 作業の合間を見て行います。

 非常にせきの出る作業です。

 こちらが一時袋に保管してあった灰です。

草木灰.13.05.07.

 消し炭や釘が見えます。

 安全に散布するために手がかかりますが仕方がありません。

 山土を使った自作培土生産の記録です。

 2回目は田んぼの土と草木灰、肥料(燐安)の混合と培土置き場への移動です。

 すべて手作業なので腰にきます。(大変です)

 まあ、市販されている培土を使えば楽ですが(経費の節減にもなるかもしれません)、自然の力は偉大であります。人間の配合を超えたところに価値があります。(・・・・・だいたい農学は自然から学んだことの応用ですから)

 さて、今度は田んぼの土を車に乗せます。畑の隅に積み置きしておいて数年経ちます。

 こちらです。

自作培土生産.13.04.20.

 粘土です。

 草が生えていますがこれくらいなんともありません。

 この田んぼ土を良くみてみます。

 トマトやキュウリの苗を作っていて培土が足りなくなってきました。

 それなりに備蓄していましたがハウス内の作業が多いので、培土を採取して来る暇が無くて完全に使い切ってしまったので培土つくりの作業に入ります。

 これが結構大変なんです。

 私のところの育苗用培土は、山土と田んぼ土を寝かしておいたものを混合して草木灰と化成肥料(今回は燐安)を混ぜたものです。

 自作培土です。

 タネだけでなく培土も自作です!!!。(この位は誰でも出きる・・・・かな)

 こちらが山土の採取場所です。

培土用山土採取.13.04.20.

 もちろん私のうちの地所です。

 崩れてきている場所の土を採取します。(石が多いです)

 もともとここの土の母岩は「アルカリ性玄武岩」です。大崩海岸の岩肌と同じ岩が基になっています。

 塩基類も豊富に含まれている土です。

 自然を生かした培土作りです。

 暖かい日が続きます。

 今年は、梅の開花は非常に遅れましたが、桜の開花は早いです!!!

 つまり冬寒くて春暖かいと言うことです。

 この季節、急激な温度上昇がもたらす害は幼苗の徒長です。

 こればかりは避けられない所があります。

 路地では心配はありませんが、育苗はだいたいハウス内で行われます。寒の戻りを警戒してまだ二重被覆またはトンネル掛けを行っていることはいうまでもありません。

 日照量が温度に比して不足している時に徒長は起こります。

 窒素は徒長を増長させます。(窒素肥料は絶対的な要因ではありません)

 

 こういう徒長対策の有効打は、気温を下げることです。(一番確実です!!!)

 これについで無窒素の「有機液肥」を散布することです。

 私が使用している有機液肥は自作の糖醗酵液肥です。

 こちらです。

自作有機醗酵液肥.13.04.03.

 あめ色をしています。

 糖醗酵液肥に草木灰を混合しておきました。

 微量要素も含まれています。

 薪ストーブは暖をとるだけではなく有効な農業資材を生み出してくれます。

 木灰です。

 暖かいときは灰を取るためにあえて焚き火を行いましたが今期は暖房を行いながら灰を確保できます。

 こちらです。

薪ストーブからでた灰.13.01.07.

 消し炭や釘、鎹などが入っています。

 篩いでふるって選別しなくては使えません。

自家製有機液肥!

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 やまひこ農園では種から資材まで自給可能なものは自給しております。(すばらしき地産地消です!)

 自給している資材は、培土、草木灰、そしてこれから紹介する有機液肥です。

 こちらです。

 

自家製有機液肥.12.11.21. 糖を醗酵させて作りました。

 出来たかどうかは香りではなくPHを計って決定します。(科学的です)

 毎年作っていますが使用後の状況、使用方法より生産法を変えてきました。現場直結の資材開発です。

 まあ、この程度の資材は簡単に出来ますので(私の祖父の代の篤農家は即知です)、別に特別なものではありません。

 現在不思議な話ですが、食酢や重曹は特定農薬でありますので葉面散布しても農薬として記載しなくてはならないなど・・・・パンピー(一般人)には難しいことになっております。

 その点もあり食酢を使用していたこともありましたが、ここ5年くらいは自作の有機液肥を使用しています。

 ただこの液肥を葉面散布するだけではありません。いろいろ一工夫しております。

草木灰の調整

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 先日雨が降る前に焼き場から(・・・・なにか火葬場を思わせる言葉です)、草木灰を袋につめて濡れないようにハウスに運んでおきました。

 知らない人はそのっま畑に撒いても良い状態と考えるかもしれませんが、違います。

 一度篩いでふるいます。

 燃え残りの消し炭だけでなく時々釘が出てきます。危険な為必ず一度ふるいを通して危険な物を除きます。(これが結構手間・・・。)

 

 これが除去するものです。

ゴミ.12.11.07.

 燃えカスだけではありません。石と土の塊そして骨の燃えのこりです

 なぜ、灰の中から骨が出てくるかといえば・・・・以前作ったいのしし堆肥で分解しきれずに残った骨が出てきたからです。

 手伝いに来てくれた同級生S君曰く

 「なんで畑に骨が落ちているんだよ。普通畑に骨はないだろう」

 と軽くカルチャーショックを受けていました。

 私が小さな頃は茶畑に魚屋からでる魚のあらを入れていたので畑には大小さまざまの骨が(マグロ)転がっていました。当時は化石拾いとしょうしてこれらの骨を拾って歩いていました。

 それがため私は骨を見ても苦になりません。

 ただ、遠方より手伝いに来てくれる同級生S君の為に畑の骨を拾って灰にしています。

 

 やまひこ農園で栽培している野菜の多くは自家採種した種子を使用しています。

 このルッコラもその一つです。

 種子から地産地消です。(とかなんとか書いていますが、ここの環境で選抜がされていますので作りやすくなってきます)

 これがルッコラです。

やまひこ農園のルッコラ.12.10.18.

 128穴のセルトレイに播種しました。

 移植が楽です。

 農家によっては、こんなアブラナ科の葉物野菜を移植するなんて手間をかけるだけ無駄・・・・と判断する方が多いのも事実です。

 当農園でこのような栽培方法を行っている理由は、

 1、圃場の利用効率を高める為。

 2、発芽をそろえる為(ハウス内で管理するので初期生育も早い)。

 3、定植時収量を推察できるので生産調整が(比較的)効果的に行える。

 4、自家採種種子を使用しているので無駄に播種できない。(もったいない・・・・)

 5、山土を主とした培土が1作ごと圃場に投入されるので客土効果が望める。(この客土の量は結構馬鹿になりません)

 などです。

 播種に使用する培土もやまひこ農園の所有する山より採取した山土と水田の土を配合して利用しています。

 

 大量に入手しにくい草木灰なので、少しでも有効に活用しようと知恵を絞ります。

 昔は(私も良く作りましたが)手作業で堆肥を作っていたので畑には大量に投入できない為、培土に混ぜたり、畦に入れたり、作物の根回りに使用したりしておりました。

 草木灰も自給肥料として用いるには、この点よく考えます。(安価に購入できるのであるなら話は変わります)

 そこで先日と同じ使用方法ですが一工夫してみます。

草木灰.12.10.11.

 こちらは私のところで作った草木灰です。(別に作り方は難しくはありません)

 これに手ごろに入手できるものを混ぜます。

 昔から農家は身近に(その辺で)手に入る資材を有効に活用していました。

 灰は今では手に入りにくい資材となりましたが、(遥か)昔は毎日家庭で作られておりました。

 こちらです。

草木灰.12.10.09.

  私のうちでは、もうかまどがないので、この灰は廃材(木造簡易フレーム)と雑草、トマトや採種済みのレタスを乾燥させて燃やしたものです。

 一般的には草木灰と呼ばれます。(原料が木と草だから)

 もちろん原料が異なれば成分も違います。

この季節の液肥利用法!

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 液肥と聞くと多くは、植物体に散布する葉面散布を思い浮かべます。

 間違ってはおりませんが、液肥とは水に溶けた肥料です。(基本的に)

 葉面散布では、肥料成分を多く与えられません。それに、葉面散布用の液肥は高価です。経費の面で大量には散布できません。

 この葉面散布剤は少量で効果がでます、といわれるものは肥料成分以外の物質の効果です。(相乗作用もありますが)


 私が紹介いたします液肥の使い方は、当然安価です。それに秋作への追肥の効率化にもなります。やり方によっては有機肥料より効果的です。

 この季節の特徴を考えれば答えは簡単です。気温が低い事です。

 この意味は、土壌中の水の動きが悪いと言うことです。これはそのまま土壌水に溶けている肥料成分が植物に吸収されにくい事を指します。また、植物自体蒸散活動が活発に行われていないため土壌中の水の流れはより鈍くなります。

 ハウスやトンネル栽培の利点の一端がわかります。

 土壌水の動きが悪い為に肥料が効きにくいのです。ただ、有機肥料、化成肥料をたくさん入れればよいわけではありません。これでは芸がなさすぎます。面白くありません。

 では、私が行っている施肥法を紹介します。

 あまりおしっこの話を書くのはどうかと思われるところですが、農業は不要な物を有用なものに変え利用するところがあります。

 ・・・といいますかそうでなくては経営が成立たないものであります。(この点理解されづらい)


 さて、この方法は小清水卓二先生の書かれた『植物成長ホルモン』です。昭和19年1月20日発行です。静岡県立図書館にあります。

 たしか小清水先生は奈良にある学校の教授をされておられたと思います。


 この方法は昭和17年に由里、中田、四方の3氏により開発されました。

 オーキシン含有シロップを作る非常に簡単な方法です。(昔はどこもぼっとん便所ですからね)

 住木諭介博士の著書『植物ホルモン』からです。

 おしっこからオーキシンの造り方は他にも、小清水卓二先生の『植物生長ホルモン』(昭和19年1月20発行)でも紹介されております。こちらの方が簡易的な方法です。


 もしかすると今後輸入が途絶して農業用資材が入手できなくなった時の事を考えてオーキシンの造り方を記載しておきます。(なーんて・・・冗談です)

 性ホルモンは妊婦尿を原料とするようですが、成長ホルモンは妊婦尿と常尿(ふつうの尿の事だと思います)どちらも同じ結果が見られたとあります。・・・・妊婦尿では採取するのに非常な困難に直面する事からこのようにあえて記載されているのでしょうか。


 又、時代の流れと言うものがありまして、ここに出てくる、オーキシンa、オーキシンbは現在では存在しないものであります。ヘテロオーキシンは現在我々が知る「インドール酢酸」です。・・・多分上記3種類はインドール酢酸の事ではないかと考えています。


 まあ、効果が出ればよいのです。しかし、尿を煮詰めると大変です。西川哲三郎博士の記録に、体中に臭いがしみついて取れないとあります。

 当節、はやらない方法です。ご注意を。

塩化コリン

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 私がよく葉面散布剤に使用する塩化コリンについて紹介します。

 

 以前実験で使用したアグロカネショウさんの"サンキャッチ液剤30S"の成績がよかったので、他の作物(トマトやアイスプラント、ミカン、梅)でもどうかと考えました。
 

 しかし、サンキャッチ液剤30Sは農薬です。登録作物以外には使用できません。
登録作物は、桃、オウトウ、スモモ、ニンニク、カンショ(サツマイモ)、タマネギ、葉ネギ、イチゴだけです。

 では、他の作物はどうすれば良いかと言えば・・・・塩化コリン単体であればよいのです。何か屁理屈みたいですが塩化コリン原液は農薬登録を取った農薬ではありません。ただの薬品です。(大人の理屈ですな)

 なぜかと言いますと、塩化コリンは飼料で使用されているのです。もちろん作物に残留していても糖やアルコールと同じように無害の物質として許可されています。(残留許可物質)
 

 飼料では、ビタミンB剤として、B1、B2、B6、B12、葉酸、ニコチン酸(タバコのニコチンとは関係ありません)、パントテン酸、と共に使用されています。

 これが何とか苦労して手に入れた塩化コリン原液です。


塩化コリン

 

ニンニク収穫

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 アグロカネショウの担当の方、公開が遅くなりまして誠に申し訳ございません。
一応の結果が出ましたので公開します。
 
 5月22日、ニンニク(ホワイト6片)の収穫を行いました。

 こちらは実験区。
収穫前

土壌改良

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土壌改良は、地力の維持、増進するために行われます。大規模に行われる場合(土地改良ともいう)と、作付け前に行われることがあります(あまり意識していませんが)。


地力とは何でしょうか。いろいろな解釈のされ方がありますが、次の3つに分けて考えられています。

物理性 生物性 化学性 ・・・・これらを総合したものが地力です。


①物理性
 土壌の透水性(水の動きの難易)、保水性、易耕性(土のやわらかさ)、作土層の厚さ

②生物性
 微生物の多様性、微生物活性(有機物分解、窒素固定)

③化学性
 養分供給力(土から植物へ)、養分保持力(CEC)、土壌酸度(PH)、塩基バランス(カルシウム、マグネシウム、加里のバランス 4:2:1が理想・・・といわれておりますが・・・。)

農業資材(肥料)2

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肥料いろいろ 

 流通している肥料にはたくさんの種類があります。手に入りやすいものを写真で紹介していきます。
 
 紹介してあるものは、私の使用しているもの又は、友人より撮影のため頂戴してきたものです。営業や中傷を目的として掲載しておりません。
 
 有機化成肥料
しき島特1号

 成分8-7-7の低濃度化成です。有機質に動物質のものがおおく使用されているらしく高価な有機化成です。
 粒状になっているのは、吸湿性を低くするため(湿気ないように)、撒き易さ(機械で散布可能)、防塵のためです。これも、撒いて水をかけると粒が崩れてすぐに解けます。
 有機配合(有機物の割合の高いもの)に比べて、植物に早く効きます。

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