育種の最近のブログ記事

 ミニトマトの播種を始めました。

 第一波は、ピュアスイートⓇミニトマトと各種(というか9系統)ピュアエンジェルⓇミニトマトです。

 播種するプラグトレーは72穴のものを用います。普段葉物野菜で使用しているプラグトレーは126穴のものであります。少々1穴が大きくなっております。

 ミニトマト種子が発芽して本葉2,3葉で鉢上げするのなら、小さい穴のものでもよいのですが、鉢上げが遅くなりそうな場合またそのまま定植する場合には、大きめの穴のプラグトレーを選択したほうが無難です。

 私がミニトマトの播種に利用しているプラグトレーはこちらです

ミニトマト用プラグトレー.15.02.19.

 山土、田んぼの土と堆肥を混ぜて作った自作の培土です。

 培土を詰めた後、ミニトマトの種子が水で流れないように中央に少しくぼみをつけます。私の本式のやり方では、ミニトマトの種子を播く前日にプラグトレーに土を詰めたっぷりと水をかけます。そして翌日中央をくぼませてミニトマトの種子を播きます。こうすれば小さいミニトマトの種子が水で流れて移動したり、流失することはなくなります。

 今回は、ちょっと端折りました。

 こちらは今回播種するミニトマト(ピュアスイート・ピュアエンジェル)の種子です

 ふだん何気なく使われている、(野菜の)品種と言う言葉をちょっと調べてみました。

 資料は、私が尊敬いたします静岡市聖一色出身の「寺尾博博士」の著作「育種」と農業試験場で参考書として使われた厚さ7cmの分厚い「野菜園芸大事典」です。

 

 こちらが昭和6年に岩波書店より発行された寺尾博著「育種」です。

寺尾博著「育種」.12.06.24.

 静岡県立図書館になかったので購入しました。(所蔵されていてもこの本はお買い得です!)。もしかしたら静岡農学校の図書館に所蔵されているかもしれません。

 

 この著作に関して、農学の大家「野口弥吉博士」はこのように書き残されております。

『この書物は昭和初期の植物育種ならびに植物育種学の領域を代表する名著といってよい、と同時に これほど寺尾博先生の優れた性格を明瞭に現しているものはない。日本の育種学の先覚者として自負している点がよく示されている。序文の中でも、"之にはいささか創案を用いたところもあるので"という言葉があるくらいである。

 

 出版当時、筆者(野口先生)は本書を精読して正に時代を先取りしているのに驚いた。(中略)育種に関する科学書、論文は手に入る限り、内外を問わず読破したつもりだが、事実寺尾先生の本の内容には敬服した。

 

 要するに、寺尾氏の著書は、日本における独特の新しい育種学成立の礎石となって、その後の育種の研究、実施に大きな影響を与えた。』

 

 長くなりましたが、野口弥吉博士の寺尾博士の著書に対する感想です。

 この「育種」には、現在でも充分通用する内容であります、そして非常に判りやすく簡潔に書かれています。

 

 ようやく本題の「品種の定義」であります。

 

  この記事は平成24年6月24日に作成されました。

 焼肉を包んで食べるとおいしいレタスであります、沖縄原産の島チシャです。

 ここ数年栽培しておりますが・・・・欠点は、在来品種だけに遺伝的に雑駁です。形状・大きさの不揃いが目立ちましたので、対策として寺尾博士が日本で始めて研究されました「純系淘汰法」を用いて改良に取り組んでおります。

 葉が大きく、平たいタイプのものを選抜して採種を継続しております。これで2回目です。

 こちらが乾燥した島チシャの花です。

島チシャの採種.13.09.02.

 よく乾燥しております。

 枯れた花を一つずつばらしていきます。

 ただ今栽培しているロメインレタスは購入した種子を使用しています。

 自家採種自体に執着はそれほどないのですが、現在販売されている野菜F1品種の種子はほとんど外国産の輸入品です

 育種自体は日本国内の研究農場にて行われているのでしょうが、生産は外国の採種専門の会社に委託しているのが・・・・・現状です。(つまり親品種は外国の会社に渡しているということです)

 種苗会社がどのように考えているか関心はありませんが、一農家としてはあまり面白いと感じるようなお話ではありません。どのみち栽培していてみると、どの野菜品種についてもカタログに記載されている宣伝文はあまり当てになりません。

 栽培地の環境と耕作者の特性による所が大きいようです。昔に比べて品種の絶対性が薄れてきたようです。これはどこの会社の品種も似通ってきたことと選抜地の環境が大きく影響していることだと考えられます。

 私の住む小坂の環境にあった品種や経営にあった品種は、種苗会社が育種をしてくれるわけはありません。この点でも自分で品種改良に取り組んでいく必要性が出てきます。

 これらもろもろの理由でやまひこ農園では品種改良・自家採種に取り組んでいるわけであります。ロメインレタスだけではなくルッコラ、バジル、リーフレタス(島チシャ)、ビート(ビーツ)、果菜類では、トマト(ピュアスイート®ミニトマト、ピュアエンジェルミニトマト、ピュアオレンジミニトマト、ピュアブラックミニトマトなど)、マクワウリetcです。

 並べてみると結構ありますが、まあ地道に取り組んでおります。

 さて、先日紹介したロメインレタスの花です。

ロメインレタスの花.13.06.02.

 写真撮影後切り取ってハウス内で乾燥させておきました。

 花が終わってきているのでぐずぐずしていると綿毛が出てきて飛んで行ってしまいます。

 ハウス内で乾燥させたロメインレタスの花は数日するとこうなります。

 「タネからの野菜作り」をテーマにしておりますやまひこ農園では、ルッコラの採種も行っています。

 今年はハウス内で栽培していたルッコラの中で面白いものが見つかりましたのでこちらも採種予定で生育させております。

 現状では、ルッコラ、リーフレタス、バジル、トマト、ミニトマト(主要なもの)、スイカ、マクワウリ、メロンはすべて自家採種種子にて栽培しております。ロメインレタス、ビート、チヂミ菜はどうしても需要の変動が大きくて自家採種ではまかないきれない所です。今後の研究課題です。

 また、モチナのように大量に採種したはよいのですが・・・・採算が合わない野菜もあります。

 まあ、自家採種を行っても結果として収益にならないと長くは続きません。

 静岡市では、マークイズとキミサワグラッテ大谷店にて販売予定のルッコラです。圃場にて既に栽培中です。

 こちらが採種するルッコラの莢です。

ルッコラの採種.13.05.14.

 刈ってから乾燥させておきました。

 刈り取りが畑の都合で少々早かったのでよく乾燥するまで野外に放置しておきました。雨も降りましたが空間を空けておけば問題はありません。意外と湿らないものです。

 自然は人間の手をあまり必要としていません。

 とある品種のF3ノーネットメロンであります。

 なんとか合間を作って播種を行いました。もちろん試験用です。

 こちらです。

ノーネットメロンの発芽.13.05.11.

 ポットはやや大きく三寸半のものを使用しています。

 できれば4寸のものを利用したかったのですが、土の量がかなり必要になるのでこの大きさにしました。

 これは、メロンと近縁のマクワウリの育苗ポットの大きさを参考にしています。マクワウリの直根はスイカよりも痛みやすいので、大きめのポットを使用して育苗しています。(昔の話だと思いますが)

 直播にこだわる私ですが、時と場合によっては育苗を行います。この点あまりこだわりません。(手間の問題で仕方がない)

 こちらは芽を出してきたメロンです。

 メロンです。

 こちらも研究課題です。

 手間がかからず商品に出きるメロンを求めております。

 そうでないと・・・・・このご時世、買い手はいません。

 

 さて、今年はメロンも大きく分けて2種類、細かく分けて3種類です。

 先ずはマスクメロンです。

 こちらです。

あるマスクメロンのF2.13.05.06.

 あるマスクメロンの種子を試験します。

 はい、試験用です。(またか)

 沢山植えられないのですから(心配で)、試験しなくては面白くありません。

 元の品種は不明です。ただマスクメロンとだけしかわかりません。

 別にそれだけでよいのです、私は。

 今年もマクワウリの栽培を行います。

 (秋作も行います。是非ご利用ください)

 静岡では全然人気がございませんので・・・・・スーパーより良い顔をされない商品の筆頭でございますが、やまひこブログ御覧のお客様よりのお問い合わせが多数になりましたので、試験生産ではなく販売生産に切り替えます。

 その・・・・御理解頂きたいのですが、結構勇気がいることでございます。

 静岡はメロンの産地でございます。

 静岡では、マクワウリは質の低いメロンという認識です。

 だいたいマクワウリは漬物用などの概念があるくらいですから、生食なんて考えてはおりません。

 こちらは、やまひこ農園の生産しているマクワウリです。

やまひこマクワウリ実験.12.07.09.

 こちらの写真のマクワウリは実験区のものです。

 マクワウリは交雑しやすいので、混植して交雑させたF1です。(仕事が忙しいので人工交配している暇が無い)

 これをまた採種して栽培し選抜・固定していきます。

 育種の方法は、大正10年に作出された寺尾博博士の名品種「陸羽132号」とそう変わりません。寺尾博士の方法をそのまま、私のような百姓が出来うる範囲で取り入れました。

 小坂特産のマクワウリの作出が目的です。もちろん露地生産です。

 

 実験のお話はこのくらいで私が営利栽培を行う予定のマクワウリを紹介します。(是非ご注文ください!!!)

 基本的にご注文いただきました方のみに販売いたします。

 トマト・ミニトマトの品種について・・・・こちらも非常に論じにくいお話ですが、これまた我らが尊敬する寺尾博博士の言葉を拝借して説明していきたいと思います。

 よくカタログにこれこれのトマト・ミニトマトはこのようなものでと・・・紹介されております。

 トマト・ミニトマトに限らず(特に最近の品種)は・・・実際栽培してみないとその土地に合うのか、栽培者の癖に合うかどうかはわかりません。

 さて、このように相対的な関係で決る特性を「品種の相対性」と呼びます。収量、糖度などです。

 これと対となる「品種の絶対性」という言葉があります。これは、果実の色、果形、対病性、トマトの場合は大玉とミニトマトの関係があります。

 もう一つトマトの場合は、露地栽培向けか、ハウス栽培用かの違いも品種の絶対性に含まれると考えます。

 「品種の絶対性」は、どのような状況(もちろん栽培可能な範囲)でも、誰が栽培しても現れてくる形質を指します。

 こちらは私の園で収穫されたサンマルツアーノ型のミニトマトです。

ミニトマトピュアフレイム.07.17.

 家庭菜園でトマト・ミニトマトを栽培する時に先ず調べることは、その品種が露地栽培用か否かであります。

 雨よけなどの簡易ハウスを使用する場合では問題がありませんが、完全に露地の場合は耐雨性が強いトマトでなければ意味がありません。すべて一雨くれば収穫直前に割れます。

 よく苗の販売コーナーの前で、「このトマトは甘くなるの?」「このトマトはおいしい?」という問いを店員に投げかける方がおいでですが、正直意味がありません。甘くなるかどうかは相対的な特性です。栽培奈何でどうにでもなるところです。

 ところが露地栽培可能かどうかは、質問しても確実に答えが返ってくる問題です。(これが答えられなければトマト苗を売る資格がありません)

 「タネからの野菜作り」といってもピンときませんが、栽培する野菜の種子も生産することをいいます。

 普通の百姓は行いません、ついでに大学の農学部を卒業した者も行いません。

 前者は栽培が忙しくて暇が無いことと知識が無い為です。

 後者は・・・・・・人から評価を得ようとするええかっこ野郎ですから口だけです。

 

 私は小坂の百姓なのでどちらにも属しません。我らが尊敬する寺尾博博士の後をくっついていくだけです。

 こちらは今年少々大規模に用意したコカブの採種圃場です。

在来コカブの採種.13.04.15.

 角度が悪いのですが・・・・チジミ菜とルッコラの花が見えます。

 

 交雑の心配は・・・・と自家採種をしたことが無い人からよく聞かれますが。混植するわけではありませんので大丈夫です。(それほど交雑はしません)

 ちなみにここの写真に見えるルッコラはこぼれダネから生えたものなので後で刈り取り処分します。

 拡大します。

 ピュアスイート®ミニトマトと並んでやまひこ農園オリジナルミニトマトであります「ピュアエンジェル」です。

 既にハウス内では生育し花が咲いておりますが、様々な角度から試験してみるのが私のやり方です。

 ミニトマトを素人育種していて面白く感じていることは、親がわかります。

 確実にこれこれの品種と言うようにははっきりわかりませんが、F2よりの分離を見ていると掛け合わせの過程でどのようなトマトが使われたのかなんとは無く推察できます。

 人間と同じです。(お育ちはわかります)

 こちらのミニトマト「ピュアエンジェル」は、元はオランダの品種です。静岡ではいろいろと不都合な所があり改良に着手したわけです。(気候が違いすぎる)

 こちらが採種したミニトマト「ピュアエンジェル」の種子です。

ミニトマトピュアエンジェル.13.04.16.

 小汚いですが充分発芽はします。

 育種の事始は自家採種からであります。

 先日播種したピュアスイート®ミニトマトの様子です。

 ただ今育苗中でありますピュアスイート®ミニトマトでありますが、作年より耐寒試験として何本か調査してきました。

 ピュアエンジェルミニトマトに比べて耐寒性に劣るミニトマトですが、試験してみると・・・・何本かそれなりの生育をするものがありました。(・・・・・・といっても寒さには非常に弱い種類です)

 こちらが選抜した株から採種したピュアスイート®ミニトマトの果実です。

ピュアスイート®ミニトマトの果実.13.03.21.

 小汚いピュアスイート®ミニトマトの果実ですが・・・・採種用ですから問題ありません。

 数が少ないですが種子の数は結構あります。

 このようにして様々な環境下で選抜・淘汰を行って私の園地に向くピュアスイート®ミニトマトを育成していきます。

 やまひこ農園でのテーマは「進化する野菜作り」です。

 現在ピュアスイート®ミニトマト、ピュアエンジェルミニトマト、ピュアフレイムミニトマト、マクワウリ各種に重点をおいて改良を行っています。

 続いてピュアスイート®ミニトマトの採種について紹介します。

 やまひこ農園では、"タネより地産地消"を心がけております。(すべては無理ですが)

 特に果菜類は難しい所がありますが、基本は変わらないので気長に選抜を行っていきます。

 こちらの箱に、採種種子が入れてあります。

種子箱.13.03.12.

 土ぼこりが・・・・・付いております。

 この中に、園地で採種されたミニトマト(ピュアスイートなど)、大玉トマト(世界一など)、マクワウリ各種、スイカが納められております。

 ターサイ(チヂミ菜)の花が咲いてきました。

 本年出荷品目のひとつとして計画しております。

 今年で試験採種2回目です。(前回はほんの僅か採種しただけです)

 今回はそれでも数回分になるように採種します。

 

 こちらが現在のターサイ(チヂミ菜)の様子です。

ターサイの開花.13.03.11.

 アブラナ科の野菜だけにキャベツや小松菜と同じような花が咲きます。

 花色は黄色です。

ルッコラの開花!。

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 ここ2日ハウスで火燃しを休みました。

 くたびれました。

 気が緩んだせいか体中が痛い(涙)。

 今日は晴天・・・・・ハウスで火燃しをしなくては。

 綺麗に晴れた空を恨めしく眺めながらブログをかいています。

 

 さて、採種用のルッコラが咲き始めております。

 こちらです。

ルッコラの花.13.02.16.

 やまひこ農園ではできるだけ栽培品目の種子は自給するようにしております。

 地産地消のあるべき姿の一つではないかとも思っています。

 自家採種は別に難しくはありません。

 けっこう面白いものです。

 数年前より栽培しておりますリーフレタス(島チシャ)です。

 サンチュと同じく焼肉を包んで食べると非常に美味しいレタスです。

 昨年より在来種(固定種)でありますこのリーフレタスを形状が似通ったものだけ選抜して栽培しております。種子も自家生産です!。

 

 そのリーフレタスですが寒くなるに連れて葉が小さくなり葉数も増えてきました。

 このような状態です。

冬の島チシャ.13.01.26.

 葉数が多いことは結構なのですが、葉っぱ1枚が小さい!

 これでは焼肉を包むことが難しいのでサラダ用として小さい葉をかいて販売しております。

 キミサワグラッテ大谷店にてお求めいただけます。HPのほうはしばらく販売を中止します。

 

 凍結するほど寒い毎日ですが性懲りも無く害虫とやらは沸いています。

 こちらです。

 昨年末より連日の加温のかいあって、厳しい寒さの中トマトも生育しております

 色づいたトマトも幾つか目に出来るようになってきました。

 紹介するこちらのトマトは主に観賞用の芯止まりミニトマトです。

芯止まりミニトマト.13.01.05.

 腋芽かき不要のトマトです。

 ただ・・・・・味は・・・・おすすめできません

 この芯止まりミニトマトは交配実験用として導入しましたので、販売の為のトマトではありません。

 元の品種はカネコさんの「ブリッツ」です。

 非常に古い品種ですでにカネコさんには資料が残っていません。(岩倉種苗の米倉さんに確認してもらいました)

 特徴は、普通のトマトと異なり丈が長くなりません。腋芽(芽)に花芽が付くので腋芽かきが不要です。味は・・・・・・・・・・・です。観賞用のミニトマトです。

 だいたい加工用のトマトは芯止まりの特徴を持つものが多いのでその研究の一環から出来たのか(群馬のほうでは加工用トマトの生産がこちらよりも盛ん)、初期のミニトマトで有名な「プチトマト」が芯止まりであったと言う話を聞いたことがあるので(こちらは現物未見です)その影響か、いずれか分かりませんが面白いミニトマトです。

 これが現在の様子です。

芯止まりミニトマト.12.11.20.

 花房が出ています。

 一見して通常のトマトとは形が異なることが分かります。

 誘引は不要です。

 お待たせいたしました。

 やまひこ農園が今年冬から春にかけて選抜しました沖縄の在来野菜「島チシャ」ようやく販売開始いたします。

 hpと静岡市ではキミサワグラッテ大谷店にてお求めいただけます。

 こちらが島チシャの現在の様子です。

島チシャの様子.12.11.05.

 大きな葉っぱです。この葉っぱにサンチュと同じように焼肉を包んで食べます。

 実に美味しくお肉がいただけます。

 この島チシャ購入した種より育てたものは・・・・いろいろな形、大きさで出荷時に苦労がありましたので昨年より選抜する為に特別に畦を作り育てました。(育種です)

 葉が大きく、刻みが少ない物を先ず選んで採取しておきました。今後もその観点より選抜していきます。

 是非一度お試しください。

 

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 ここ数年自家採種を繰り返してきたやまひこ農園のルッコラの種子です。

 こちらです。

自家採種したルッコラの種子.12.10.20.

 ゴミも混ざっておりますが、発芽に問題がなければそれでよいのです。

 販売種子でないのでこれで充分利用できます。

 同級生K君は・・・・この種子を見ると、「汚い!余計なものが混ざっている!種子の選別はもっと丁寧に!」

 と、続けざまにご注意をしてくださいますが・・・・種屋ではないので大目に見てくれよ。

生食用ソラマメの種子

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 こちらは実験的に採取した生食用ソラマメの種子です。

 小汚なぼったく見えますが充分発芽します。(見かけで判断できません)

生食用ソラマメの採取種子.12.10.13.

 直播を行うときには予措を行います。(とくに)

 日本種のソラマメとは少し異なります。

島チシャの種

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 昨年より栽培を始めました島チシャです。

 用途はサンチェと同じです。焼肉を包んで食べます。

 在来種だけに生育の不揃い、形状の不揃いが少々気にかかり昨年は選抜を行いました。

 こちらが乾燥した島チシャです。

島チシャの莢.12.09.11.

 花は紫色の小さい花が咲きます。

 キク科だけに菊と同じような花が咲きます。

 この中に種が入っています。

 出ました!

 交雑したマクワウリ(ニューメロン)です。

 これを待っていたのです。そのための実験園です。

交雑ニューメロン.12.08.01.

 よく変り種の植物が出てくると・・・・「突然変異だ!」と口にする方がいますが、あまり例はありません。

 だいたい、要素欠乏か、薬害の被害を受けた植物を見間違えたものが多数です。

 こちらは突然変異ではなく「交雑」です。

 ただ、お父さんは誰?(・・・・青年の教育上あまり宜しくない言葉です)

 スイカの季節でございます。

 ロンドンオリンピックも始まりました。(実は今日知りました・・・・・)

 ・・・・・。

 モントリオールオリンピックに舞い降りた「白い妖精」、ナディア・コマネチや日本男子体操チームの動画は好きで見ることがありますが・・・・今回の五輪の見所はどこにあるのか。

 

 そんな話よりも、スイカです。もちろん相方は同級生K君です。

 こちらがそのスイカです。

スイカの試食会.12.07.29.

 左側が、私の収穫した在来品種「三笠」です。旭大和と同じく縞なしスイカです。

 右側が、昨年採種しました、とあるF1品種より採種しました種を育てたF2スイカです。

 こちらは同級生K君の圃場で育ちました。

 先日K君が試食したところ薄黄色の果肉で甘味は薄かったが好評だったそうです。

 ・・・・ん、甘味が薄くても好評とは半分お世辞であろうと考えておりますが、あの「大和クリーム2号」の例がありますから、甘さだけが評価の対象ではないことも事実であります。

 「大和クリーム2号と旭大和」のF1の試食会をまた行います。

 今度は同級生K君のところで取れたものです。対象は私の所のものです。

 「大和クリーム2号と旭大和」のF1の呼び方は長ったらしいので・・・便宜上「旭大和2号」と呼ぶことにしましょう。

 こちらが私とK君の「旭大和2号」です。

旭大和2号.12.07.21.

 左側の大きい方が私のつくった旭大和2号です。右側の小さな方がK君の旭大和2号です。

 この試食前に先日私が試食した「旭大和2号」の記事を見たK君は、「そんなにまずいスイカは食べたくない」と口にしておりました。

 私もここまでまずいスイカになるとは想像していなかったので、ただ交配されていないオリジナルの大和クリーム2号であることを祈るばかりです。

 昨年私が交配しました「大和クリーム2号」と「旭大和」のF1です。

 お盆のときに御先祖さんに進ぜたものを試食してみることのしました。

 もちろん販売用ではありません!。あくまで私の個人的実験です。

 それでも交配できているだけよかったです。

「大和クリーム2号」と「旭大和」のF1.12.07.18.

 交配日は・・・ですので、初生雛鑑別よろしく、神田さんの紹介してくれた判別法(3つ)を駆使して収穫しました。

 黄色い果肉の中に赤い果肉が混ざっています。ブチです。

 果肉色の遺伝は単純な優生・劣勢の関係だけではないことがわかります。

 話では聞いていても実際に見てみると・・・・実によく理解できます。

 現在販売されている種子のほとんどはF1種子と呼ばれるものです。

 昔は交配種、一代雑種と呼ばれていました。

 簡単に言うと、固定種と固定種を交配すると子供が雑種第1代・・・F1となります。もちろん販売されている種子は目的を持って交配されていますが、私の行ったのはあくまで実験です。

 

 昨年栽培しておりました大和クリーム2号と旭大和を掛け合せました。他にも行いましたが植える場所が無いのでそのままです。

 目的は、好評だった大和クリーム2号がもう少し小さくならないかと考えたのです。

 果実が肥大してきました。

大和クリーム2号と旭大和のF1.12.07.11.

 もちろんこの株だけではありません。もし掛け合わさっていないとこまるので面積に余裕のある限り植えつけました。同級生K君の圃場にもあります。

 K君曰く「大和クリーム2号(純系)よりもはるかに生育がよい」とのことです。

 

 ようやくトウモロコシの定植が一段落したと思いましたが・・・、トマトとマクワウリの定植が待っています。

 どの作物もやまひこ産直野菜セットとのメインとなるものなので、私作業一生懸命です。

 ハウス内で栽培していたロメインレタス、チジミ菜が終了次第、畝ごと耕運してトマトの定植を行います。これは、堆肥の投入が(腰痛の為)思うようにいかないので葉物野菜の根を利用して土壌改良を行おうというものです。合理的です。

 現在はハウスの3分の2ほどトマトになってきました。トマトの種類の数は・・・7種類。

 実験用のハウスと栽培用のハウスと分けます。(一応)

 こちらの写真は実験用です。

トマト実験ハウス.12.04.23.tomato.JPG

 ここだけでも7種類のトマトが植えてあります。比較実験用であります。

 右のトマトと左のトマトの大きさの違いは・・・植えた時期の違いだけです。

 よく見ると葉の形、大きさがかなり異なります。なれてくると苗を見ただけで種類の違いが分かります。ニュータイプになったかと錯覚するくらいです。

ルッコラの遺伝

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 以前に切れ葉ルッコラについて記事にしました。

 

 もしかしたら環境によるものかもしれないのでその後も観察してきました。

 ハウスに定植したものにも出てきました。完全に葉形が違います。


 これが植えてあるルッコラの状況です。(本日収穫終了後撮影)


ルッコラ


 自家採種していると多彩なルッコラを観察できます。もちろん毎日観察しているのでそう見えるだけです。たまに見る人には同じルッコラです。

 今年の初夏、とあるキャベツのF1品種を採種しました。9月に播種してアマダマを栽培している圃場の隅に定植しました。


 最初にアマダマと一緒に定植したものは・・・ダンゴ虫とアオムシにやられてお亡くなりになりました。


 こんな事は百姓では想定内です。あらかじめ用意しておいた第2の矢をつがえます。定植がかなり遅くなりましたが、形態を見ることと採種することが目的の為問題はありません。


 これです。

キャベツF2試験


 ・・・F1種子といっても雑種第1代のことです。別に難しいものではありません。遺伝を学ぶ上でこれくらい面白いものはありません。実用にはF2からは面倒くさいだけですが。

 夏場はスイカ、マクワウリと首山堡攻略作戦でトマトの記事が少なくて失礼しました。

 私が毎年行っております、トマトのF2栽培試験です。

 紹介しますトマトの品種は『トスカーナバイオレット』です。


 これです。

トスーカーナバイオレットF2


 商売にもならないのになぜこんな面倒な事を・・・・とよく言われます。百姓学問はこんなもんです。身近にあると気が付かないうちに学ぶ事が多いのです。


 約100本試験しました。勢力(植物体、果実)の違いはありましたが、果色は皆黒でした。詳細はわかりませんがF2でも果色は黒です。

 先日紹介いたしましたルッコラの変種らしきものですが、その後について紹介します。

 いくらそそっかしい私でも自覚がありますからその後も観察を続けます。


 虫に多少はやられておりますが(もう収穫はしない予定です)、現在出荷しているルッコラとはやはり違いがあります。


 葉の切れ込み具合がきついようです。今のところ相違点はこのぐらいですが今後注目していくところは、生育速度、香り、食味です。

 外見だけで選抜する事はある意味非常に楽ですが、野菜では最低でもこのくらい(生育速度、香り、食味)は調べてみないと話になりません。これでも楽です。耐病性まで調べるとなれば・・・私の手に負えません。後はそのまま圃場実験です。

 これから採種することが最優先です。

 トスカーナ・バイオレットはマロウさん作出のトマトです。私はブラックトマトと呼んでいます。


 よく交配種(F1)は種取しても同じものは出来ないと、教わります。当然理論的にも実際に行ってみてもその通りです。(F1・・・雑種強勢第1代・・この言い方でよかった?)

 しかし、F2(F1の子供)でどの程度、どのような分離を示すのか興味をもつようになって来ました。ここ何年かF1トマトから採種しF2の栽培実験をしてきました。以前はアイコのF2を記事にしましたが、今回は圃場で100本単位で実験を行います。


圃場実験


 左がトスカーナ・バイオレットのF2、右はエンジェル(小さいロケット型のミニトマト)です。

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