農業技術の最近のブログ記事

 時々栽培法について問い合わせのある「オカワカメ」です。

 オカワカメは写真で見ると非常に威勢が強くて生長力がある植物と見えますが、実際栽培してみるとそれほどではありません。栽培を始めて2年目、3年目と経過するとかなり強靭な生長力を見せてくれますが、初年度はそこそこです。

 これはオカワカメが悪いのではなく、栽培法が悪いのではなく、多年生の植物はすべてそうです。株(地下部)がしっかりしてこないと地上部の生長がわるいのです。一年生作物よりも多年生の作物の方が根張りは上です。多年生の植物を一年生植物と同じように見ること自体が間違いです

オカワカメの根.15.02.10.

 以前撮影したオカワカメの株の写真です。この時点で5年ほど経過しています。地面からの盛り上がりがすごいです。うまく写真が取れませんでしたが、かなりの高さです。根の力を感じます。これが一年生植物にはない多年生植物の特徴です

有機液肥の潅注。

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 最近トマトの誘引で非常に忙しくしています。

 露地トマトの方も今のところ生育がよく、近隣住民よりかなり注目されております。花つきもよく、着果もよいので収穫が不安が半分ですが楽しみです。

 ハウスの方も「ピュアスイートミニトマト」の方も生育が盛んなので誘引をしておかないと、収穫・薬散に支障をきたします。

 作業の効率化も考える私としては、ただ誘引作業するだけでは時間がもったいないです。そこで液肥の潅注を並行して行います。そのうえ液肥には自作の糖分解液を混合します。

 こちらです

自家製有機液肥.15.06.23.

 糖を微生物で分解させた「糖分解液」です。

 私は葉面散布にこれをよく使用しています。今回は、土の乾燥が激しいので混合しました

 露地トマトの誘引作業は天候により作業速度が変わります。

 本日は曇りですが露も切れているので少しでも終わらせようと誘引作業を行います。

 先に一回りトマトの様子を見回ります。

 いつもは綺麗な状態ですが、本日は穴の開いた葉を見つけました。

 こちらです

トマトの害虫被害.15.06.14.

 かすれたような食害の後です。

 アップにしてみます。 

モグラの穴。

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 モグラは菜園の嫌われ者です。

 たしかに、畝は壊すし作物の根を切ってしまうことがありますが、私にとってはモグラも協力者です。

 こちらはモグラの穴です

モグラの穴.15.04.27.

 畝を掘ったときに見つけました。土の中深い位置にありました

 ミニトマト栽培圃場の耕作を行っています。石などは出てきますが、まれに以前堆肥にして施用した骨が出てくることがあります。

 こちらです

堆肥として施用された骨.15.04.10.

 かなり前ですが、解体されたイノシシの骨や皮を利用して作った堆肥を圃場に投入していました。

 ちょくちょく畑から骨が出てきて友人などは驚いていましたが、畑に散布され時間がたつともろくなりだんだん土になっていきます

施肥の後は耕作。

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 肥をまいたら耕作です。

 私は耕作が農作業の中で一番好きです。耕作をやらせてみればその人がどのくらいの練度であるかもわかります。百姓=耕すそのものです。

 私の一番好きな作家「山本周五郎」さんの小説によくでてきます。武家ものと同じく百姓ものも実感がわいて面白く読んでおります。

 現在は農産物の価値が相対的に低下してきたのであまり手間をかけてはいられませんが、できる範囲で行っております

耕作.15.03.28.

 耕作と一口に言いますが、労力と時間がかかります。人によっては肥を散布してトラクター(耕耘機)でうなってから畝立てすれば手間がいらないと考える方もいます。もう一段省力化として耕運してからトラクターのアタッチメントを変えて畝立てとマルチ張を一度に行えるようにしてすぐに定植できるようにする方もいます。

 私の場合は、面積によって作業を変えていきます。5反歩くらいから耕耘機の使用を考えます。1町歩を超えるくらいから畝立てとマルチ張を機械化することを考えます。それまでは人力で問題ありません

 天気予報では明日雨の予定です。そのため畝立ての終わった露地畑に施肥を行います。施肥後に雨に当てれば土の中に成分がまんべんなく広がります。(幾分かは偏りがありますが)

 露地畑に施用する資材は、草木灰・石灰窒素・塩化カリです。

 一般的には成分10や12の並びの化成肥料又は配合肥料などを元肥に使用しますが、私は単肥を用います。理由は別に複合化成や配合肥料を用いる理由がないからです。金額的にもお得ですし成分も調整できます。播く手間もそんなに変わりません。追肥が適切にできるならばあまり肥料の原料にこだわらなくとも問題はありません。

 こちらが先日畝立てが終了した圃場です

露地栽培ミニトマト元肥.15.03.28.

 施肥した後耕運します。本日はすべての畝は耕せなかったので続きは雨の後です。

 最初に草木灰を散布します

 次作のためにロメインレタスを片付けます。

 この時にロメインレタスを引き抜きながら根の張り具合をチェックします。

 こちらです

ロメインレタスの根.15.03.24.

 もちろん生育状態は常に観察していますが、より詳しく知るために根も引き抜いて調べます。

 ハウス栽培を長く続けているといろいろと障害が出てきます。

 外見からの観察で原因がわかりにくい障害も根を見ればわかる場合も多々あります。

 私の園地では「ネコブセンチュウ」が観察されました

 「ゴンベエが種まけばカラスがほじくる」とよく言われますが、私が種まけばネズミがほじくります。

 食べ物がたくさんあるとき(暖かくなると)はそれほど被害はないのですが、まだ寒い時期のタネまきはネズミの被害に遭う危険があります。それもあって今まで被害に遭ったマクワウリ・スイカ・落花生の早播きはなるべく行わないようにしています。それでもここ数年は比較的被害が少なくて(遅まきの効用もありますが)安心しておりましたが、今年はマクワウリだけでなく私苦心の栽培試験を行っているミニトマトまで被害に遭いました。

 こちらがマクワウリの被害です

ネズミの被害に遭ったマクワウリの種子.15.03.13.

 掘り出されて殻だけ残されています・・・・。

 ネズミの被害は一目でわかります。怒りとともに無力感が・・・・・

 ミニトマトの播種を始めました。

 第一波は、ピュアスイートⓇミニトマトと各種(というか9系統)ピュアエンジェルⓇミニトマトです。

 播種するプラグトレーは72穴のものを用います。普段葉物野菜で使用しているプラグトレーは126穴のものであります。少々1穴が大きくなっております。

 ミニトマト種子が発芽して本葉2,3葉で鉢上げするのなら、小さい穴のものでもよいのですが、鉢上げが遅くなりそうな場合またそのまま定植する場合には、大きめの穴のプラグトレーを選択したほうが無難です。

 私がミニトマトの播種に利用しているプラグトレーはこちらです

ミニトマト用プラグトレー.15.02.19.

 山土、田んぼの土と堆肥を混ぜて作った自作の培土です。

 培土を詰めた後、ミニトマトの種子が水で流れないように中央に少しくぼみをつけます。私の本式のやり方では、ミニトマトの種子を播く前日にプラグトレーに土を詰めたっぷりと水をかけます。そして翌日中央をくぼませてミニトマトの種子を播きます。こうすれば小さいミニトマトの種子が水で流れて移動したり、流失することはなくなります。

 今回は、ちょっと端折りました。

 こちらは今回播種するミニトマト(ピュアスイート・ピュアエンジェル)の種子です

温床準備完了。

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 2日前に温床の準備をしておきました。

 昨日はお葬式のためミニトマトの播種作業はやめました。

 今日は、待ちに待ったピュアスイートⓇミニトマトとピュアエンジェルⓇミニトマトの播種作業です。

 その前に温床の様子をチェックします

トンネル温床.15.02.19.

 これがエコポカプチです。

 透光性は・・・汚れもあって悪いのですが、保温性は通常の農ビよりはるかに上です。

 まあ保温性は夜間にこそ望まれまれるのでこれで問題はありません。

 中を見ます

 苗つくりを始めるために、温床の支度をします。

 ハウスの中なので昼間は結構暖かいのですが、ミニトマトやウリ科の野菜には夜温が足りません。そこでフレームを使ってトンネルをつくり、その中に電熱温床マットを引いて加温します。

 これが私が使用している電熱マットです

温床電熱マット.15.02.17.

 少し掘って電熱マットをしいて土を薄くかけます。

 トンネル内全体を暖めるようにします

ボルドーの散布。

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 秋になりました。このくらいの気温の低下はトマトにとって丁度よいくらいです。

 トマトにとって生育適温ではありますが、実はこの季節に一番注意しなくてはいけない病害が「葉カビ病」です。他の農家の園地ではどうか知りませんが、私の園地で「葉カビ病」が発生する時期は決って春と秋です。それも昼間の高温(ハウスだから当然ですが)、を気にして午後農薬散布や液肥の散布、サイド潅水を行って夕方まで露が切れない場合に発生します。

 こうなると真夏の高温乾燥時期の方が気楽ですが、現在のミニトマト(ピュアスイート、ピュアエンジェル共に)威勢を回復してかなり実をつけています。何とかしてこれらを温度があるときまでに成熟させて出荷してみたいと思います。

 葉カビ病が発生するに先んじて一番効果のある農薬「ボルドー」を散布します

Zボルドー.14.09.19.

 私の使用するボルドーは「Zボルドー」です。ボルドーの薬害を軽減する為に、炭酸マグネシウムと硫酸亜鉛が配合されています。石灰・硫黄・銅だけでなく、苦土(マグネシウム)、亜鉛の補給にもなります。(どの程度葉面吸収されるのか不明ですが、根からも吸収されるので心配後無用です)

 このZボルドーに更に、尿素、塩化カリそして自作の有機液肥を混用して散布します。威勢を強めて最後の収穫に望みます

 このボルドーの最大の欠点は、沈殿しやすい点です。必ず底にいくばくかボルドーが残ります。それでも一応ボルドーをバケツで中間濃縮液を作りタンクに移して調整します

肥をまいて整地して。

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 天気のよい日に次々と露地の仕事をこなしていきます。(腰が・・・・・Orz)

 昨晩秋より植え付けをしていない畝を除草し軽く耕作しました。

 本日は施肥してレーキで整地してマルチを張ります。

 こちらが元肥に入れる肥料です

硫安と塩加.14.04.28.

 白い粒が硫安で赤い粉が塩加です。

 共に化成肥料であります。

 この程度では土は荒らしません。

 なぜか農業に関心の或る人の中には極端にこの化成肥料を嫌う方がお出でのようですが、私にはその真意が理解不能であります。

 この自家配合の化成肥料を散布してレーキをかけていきます

畑の耕作!!!

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 暖かな春の日が続いております。

 苗のほうも順調なので、露地畑のほうも各種野菜の定植準備で大忙しです。

 畦を立ててあるところはそれほど手を入れませんが、ハウス隣の露地畑の隅に一箇所整地していない所があるのでそこを耕作しました。

 よく耕運と言う言葉が使われますが、私が年寄りから教えられた言葉は「耕作」です。土を耕し草を抜き、石やゴミを除く作業のことを指します。多分どちらでもよいのでしょうが私はおなじみの言葉「耕作」を使用します。

 私の一番好きな農作業が「耕作」です。(レタスを作っているとなかなかこの耕作の時間が取れないので辛い・・・・)

 どんな人間でも「耕作」をさせてみると、かなりの部分人間性が反映してくるので面白いです。特に農学部の学生に適正があるかないかの判断にも利用できます。(耕作が嫌いな人間に農学は無理)

 さて、こちらがその場所です

畑作り.14.04.24.

 昨年堆肥を入れてユンボで耕しました。

 私が行った作業なので・・・・当然ですが凹凸があります。

 平らではありません。

 まだ石が残っています。

 草が生えてきています。

 つまり、私が人力で行う要素が揃っています。

 或る意味うれしい所です

 ステックセニョールの収穫を行っておりますが、管理も当然ながら行います。

 だいたいこの季節はステックセニョールには害虫の被害がほとんどないので、剪定と追肥がもっぱらです。

 ステックセニョールの剪定は教本にもサカタさんのカタログにも書いてありません。私が勝手に行っている方法です。また紹介します。

 今回は追肥です。

 こちらが液肥の中間希釈液です。

追肥.14.02.07.

 内容は、尿素、燐安、塩加です。

 赤い色は赤塩加に含まれる不純物の鉄分の色です。

 粉をそのままタンクに入れるとよく混ざらないので、一度バケツなどでよく混ぜてからタンクに入れます。

元肥に尿素を散布!!!

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 静岡も寒くなってきました。

 冬です。

 既にハウス内もバジルなどは二重被覆をおこなっています。

 耐寒性のある野菜は二重被膜を行いません。その代りに透明マルチを使用して地温を上げます。

 元肥には尿素を使用します。

 こちらです。

尿素.13.11.20.

 尿素は有機物でありますが、化学肥料であります。

 昔は配合肥料に尿素を混ぜると有機分にカウントされました。もちろん今は違います。

 尿素は、化粧品にも保湿剤として使用されています。

 人体には安全です。自然にもやさしい肥料です。ついでに窒素成分が46%で20kg約1500円と家計にもやさしい肥料であります。

 

 さて、なぜこの時期に尿素を元肥に使用するのか?

 ステックセニョールに薬剤と共に自作の有機液肥を混用して散布しました。

 一目で違いが分かります。

 ちょっと写真の撮り方が悪いので・・・・・ですが、やはりこの時期有機液肥の葉面散布は見た目に効果をあらわせます。

 先ずは昨日のステックセニョールの状態です。

ステックセニョール.11.05.

 葉がだれたようになっております。

 この後薬剤散布を行います。

 そうすると次の日には・・・・・。

 

 この記事は、昭和11年9月下旬より約2ヶ月間満州と北支を視察された寺尾博士の紀行文の一片です。

 「農業及び園芸」誌に連載されたものを「南満北支雑映」と題して集成されて出版されました。

 面白そうな記事より紹介していきます。

 最初はタイトルの「自然に依存する農法」です。

 口絵

自然に依存する農法.13.03.19.

 満州の農家が豆の風選を行っています。

 寺尾博士の視点に・・・親近感を覚えます。

 

 この記事は平成25年3月19日に作成されました。

 ふだん何気なく使われている、(野菜の)品種と言う言葉をちょっと調べてみました。

 資料は、私が尊敬いたします静岡市聖一色出身の「寺尾博博士」の著作「育種」と農業試験場で参考書として使われた厚さ7cmの分厚い「野菜園芸大事典」です。

 

 こちらが昭和6年に岩波書店より発行された寺尾博著「育種」です。

寺尾博著「育種」.12.06.24.

 静岡県立図書館になかったので購入しました。(所蔵されていてもこの本はお買い得です!)。もしかしたら静岡農学校の図書館に所蔵されているかもしれません。

 

 この著作に関して、農学の大家「野口弥吉博士」はこのように書き残されております。

『この書物は昭和初期の植物育種ならびに植物育種学の領域を代表する名著といってよい、と同時に これほど寺尾博先生の優れた性格を明瞭に現しているものはない。日本の育種学の先覚者として自負している点がよく示されている。序文の中でも、"之にはいささか創案を用いたところもあるので"という言葉があるくらいである。

 

 出版当時、筆者(野口先生)は本書を精読して正に時代を先取りしているのに驚いた。(中略)育種に関する科学書、論文は手に入る限り、内外を問わず読破したつもりだが、事実寺尾先生の本の内容には敬服した。

 

 要するに、寺尾氏の著書は、日本における独特の新しい育種学成立の礎石となって、その後の育種の研究、実施に大きな影響を与えた。』

 

 長くなりましたが、野口弥吉博士の寺尾博士の著書に対する感想です。

 この「育種」には、現在でも充分通用する内容であります、そして非常に判りやすく簡潔に書かれています。

 

 ようやく本題の「品種の定義」であります。

 

  この記事は平成24年6月24日に作成されました。

 10月14日に中耕を行い、16日に除草剤「プリグロックス」を散布したステックセニョールの圃場に雑草が生え始めました。

 早いです!。

 中耕後6日、除草剤散布後4日で雑草が発芽を始めました。

ステックセニョールの圃場.13.10.20.

 除草剤で大体草が枯れて綺麗になりました。

 使用した除草剤「プリグロックス」は茎葉処理のタイプで液が付着した部分のみが枯死します。(ラウンドアップと異なり浸透移行性はありません)。散布後すぐに効果をあらわすのでかけムラがすぐに判ります。もちろん土壌処理効果はありません。

 しかし、散布後の発芽が早すぎます。温度が低下してきたのであまり問題ないと考えていましたが、ここのところの雨が好環境を与えたのでしょう。もちろん温度も高いせいです。

 くそー!。

 また除草剤をかけなくてはいけません。

 雑草発芽の様子を記録しました。

 

 焼肉を包んで食べるとおいしいレタスであります、沖縄原産の島チシャです。

 ここ数年栽培しておりますが・・・・欠点は、在来品種だけに遺伝的に雑駁です。形状・大きさの不揃いが目立ちましたので、対策として寺尾博士が日本で始めて研究されました「純系淘汰法」を用いて改良に取り組んでおります。

 葉が大きく、平たいタイプのものを選抜して採種を継続しております。これで2回目です。

 こちらが乾燥した島チシャの花です。

島チシャの採種.13.09.02.

 よく乾燥しております。

 枯れた花を一つずつばらしていきます。

 今年は高温で降雨量も少ない年といわれています。

 確かに身をもって理解しております

 野菜のほうも、高温の為生育が遅れに遅れております。レタスなんぞ発芽だけでもハードルが高くなっています。

 それでもレタス・ルッコラの生産を続けております。なによりステックセニョールがいまだ収穫を行っているとは!、驚異的なことでもあります。

 私が上手と言うよりも、植物は強いものです。

 悪条件下の生育を見ると植物の強さが実感できます。本や教科書では理解できない世界が農学の世界でもあります。

 このような条件では、施肥の方法は液肥の土壌潅注が最高です。

 水がなく、根が弱っている時には、即吸収される形態で吸収しやすいように水と共に与える液肥が合理的です。

 芽が出揃った研究用交雑マクワウリにも液肥を与えます。

マクワウリに液肥.13.08.27.

 液肥の内容は、

 尿素と塩化カリです。

 生育を促進させる尿素だけでは不十分です。細胞の浸透圧に関係するカリウムが必要になります。この高温・乾燥条件では耐乾性が必要です。これにはカリウムが関係してきます。

 簡単な話ですが重要です。どうせやるなら効果が高いほうが気分も良いです

 昔(私が生まれるはるか前)は、マルチと言うと透明マルチを指していました。今では黒マルチです。

 生分解性のマルチ(紙、デンプン、分解性ビニール等を使用したもの)も一時期はやりましたが、コストが高くて・・・・主流にはなりませんでした。

 それらの生分解性マルチは専門店やホームセンターで大々的に販売されていましたが、最近は・・・・・目にした記憶がありません。

 それだけ農業となるとコストの概念が重要になってくるようです。(まあ当然ですが)

 昔ながらの資材にも有効な利用方法があります。

 この透明マルチも使い方によってはかなり有効です。

透明マルチ利用法.13.05.25.

 これは張ったばかりの透明マルチです。

 土壌から放出される水蒸気で曇り始めました。

 この日は5月25日です。

 その後どのようになったか。

 ただ今栽培しているロメインレタスは購入した種子を使用しています。

 自家採種自体に執着はそれほどないのですが、現在販売されている野菜F1品種の種子はほとんど外国産の輸入品です

 育種自体は日本国内の研究農場にて行われているのでしょうが、生産は外国の採種専門の会社に委託しているのが・・・・・現状です。(つまり親品種は外国の会社に渡しているということです)

 種苗会社がどのように考えているか関心はありませんが、一農家としてはあまり面白いと感じるようなお話ではありません。どのみち栽培していてみると、どの野菜品種についてもカタログに記載されている宣伝文はあまり当てになりません。

 栽培地の環境と耕作者の特性による所が大きいようです。昔に比べて品種の絶対性が薄れてきたようです。これはどこの会社の品種も似通ってきたことと選抜地の環境が大きく影響していることだと考えられます。

 私の住む小坂の環境にあった品種や経営にあった品種は、種苗会社が育種をしてくれるわけはありません。この点でも自分で品種改良に取り組んでいく必要性が出てきます。

 これらもろもろの理由でやまひこ農園では品種改良・自家採種に取り組んでいるわけであります。ロメインレタスだけではなくルッコラ、バジル、リーフレタス(島チシャ)、ビート(ビーツ)、果菜類では、トマト(ピュアスイート®ミニトマト、ピュアエンジェルミニトマト、ピュアオレンジミニトマト、ピュアブラックミニトマトなど)、マクワウリetcです。

 並べてみると結構ありますが、まあ地道に取り組んでおります。

 さて、先日紹介したロメインレタスの花です。

ロメインレタスの花.13.06.02.

 写真撮影後切り取ってハウス内で乾燥させておきました。

 花が終わってきているのでぐずぐずしていると綿毛が出てきて飛んで行ってしまいます。

 ハウス内で乾燥させたロメインレタスの花は数日するとこうなります。

 現在、ロメインレタス、ルッコラ、ビート、オカワカメ・・・とハーブを少々出荷しております。(トマトも出荷できそうですが・・・・暇が)

 もう少しで、焼肉を包んで食べると美味しいリーフレタス(島チシャ)が出荷できそうです。

 そのような状況下生育を一段と早めようというだけでなく、野菜の食味向上の為追肥を行います。

 配合肥料や粒状の化成肥料をバラバラまくわけではありません。自作の有機液肥と尿素、塩加を混合し希釈して土壌潅注します。(葉面散布程度の量ではありません!)

 このような感じで行います。

土壌潅注.13.06.08.

 消毒用の筒先(墳口は取ります)で1本1本潅注するのは手間がかかりますが、このやり方のほうが合理的です。(写真の野菜はステックセニョールです)

 ポンプで上から潅水するようにかけても良いのですが、通路の草が元気よく生長してしまいます。(あいつら肥料を吸収すると急激に生長します)。無駄が多いのでこの方法です。

 葉面散布と比べると比較にならないくらい量を多く与えられます。(葉にかかっても薬害が出ないように調整してあります)。簡単です。

 調合の様子を紹介します。

 ようやく花を咲かせたビート(ビーツ)を片付け終り、古いマルチを剥して、畦の両脇に溝を掘り、後は草木灰と燐安を撒いてレーキをかければ終りだと・・・思っていたら。

 調整済みの草木灰の在庫がない!

 そういえば沢山あるからと気前よく散布していたことを思い出しました。

 草木灰を作ることは難しいことではありませんが、安全のため釘などの金属片を除くために2回ふるいをかけます。(もちろん消し炭も出します)

 こちらの作業が面倒です。ただひたすら篩いを篩います。根気が要ります。

 仕方がないので畑で草木灰を調整しながら散布します。

ビーツ畑に草木灰.13.06.05.

 右側の畦は以前定植したビート(ビーツ)です。もう収穫始められそうです。

 左側には溝堀のときに出た石が集められています。作業終了後一輪車で園地外へ石を出します。重要な作業です。

 この畦に満足に散布する草木灰の量は・・・・散布用の容器3杯分です。

 やまひこ農園で栽培しておりますレタスは2種類、このロメインレタスとリーフレタスの「島チシャ」であります。

 スーパーでおなじみの「サニーレタス」をなぜ作らないのかといわれると・・・・どこにでも手に入るレタスでは作る意味がありません。(産地には適いません)

 また、レストランのシェフよりご贔屓いただきましたので、特にロメインレタスを主として葉物野菜を栽培しております。

 こちらがやまひこ農園のロメインレタスです。

サラダセットのロメインレタス.13.05.29.

 半結球させずにできるだけ1枚1枚の葉に光が当たるように栽培しました。

 播種より圃場による生育まで紹介していきます。

 生食用ソラマメが終了します。一部はもう少し残しますが、今日こいでしまう(注・こぐとはこちらでは抜くと言う意味です)所は1畝分です。

 こちらにはビート(ビーツ)を定植します。(すでに苗は準備してあります)

 夏場に向けたサラダの1品に最適な野菜がビート(ビーツ)です。

 

 えーなぜ私が生食用ソラマメなどを栽培するかといえば、収入の足しにするためだけではありません。土壌改良に最適な作物がマメ科の植物であります。もちろん枝豆のように短期間で収穫する方法ではあまり土壌改良とは関係はありませんが、大豆まで栽培すると根がよく土中に張り土の改良に最適です!。

 だいたい緑肥などといわれている緑肥作物の種類は、イネ科とマメ科がほとんどです。

 夏作には、ジャンボ落花生。冬作は生食用ソラマメを栽培します。基本的に連作をあまりしないように野菜を栽培しております。葉物野菜、果菜類いろいろ間に挟みながらうまく土壌改良を行っていきます。

 収入を得ながら土壌改良が目的です。(小坂の農法です)

 こちらが生食用のソラマメです。

生食用ソラマメ.13.05.25.

 外国産(ヨーロッパ原産)のソラマメです。

 豆の肥大に必要な適温の幅が狭いのでハウス栽培ではちょいと難しくなります。(早くから高温になります)。静岡では露地栽培が向いています。(と今の所考えています)

 この生食用ソラマメの根を見ると・・・・面白いものが見つかりました。すべての根が付いているいるわけではありませんが生育がよいものには着生しております。

 「タネからの野菜作り」をテーマにしておりますやまひこ農園では、ルッコラの採種も行っています。

 今年はハウス内で栽培していたルッコラの中で面白いものが見つかりましたのでこちらも採種予定で生育させております。

 現状では、ルッコラ、リーフレタス、バジル、トマト、ミニトマト(主要なもの)、スイカ、マクワウリ、メロンはすべて自家採種種子にて栽培しております。ロメインレタス、ビート、チヂミ菜はどうしても需要の変動が大きくて自家採種ではまかないきれない所です。今後の研究課題です。

 また、モチナのように大量に採種したはよいのですが・・・・採算が合わない野菜もあります。

 まあ、自家採種を行っても結果として収益にならないと長くは続きません。

 静岡市では、マークイズとキミサワグラッテ大谷店にて販売予定のルッコラです。圃場にて既に栽培中です。

 こちらが採種するルッコラの莢です。

ルッコラの採種.13.05.14.

 刈ってから乾燥させておきました。

 刈り取りが畑の都合で少々早かったのでよく乾燥するまで野外に放置しておきました。雨も降りましたが空間を空けておけば問題はありません。意外と湿らないものです。

 自然は人間の手をあまり必要としていません。

 とある品種のF3ノーネットメロンであります。

 なんとか合間を作って播種を行いました。もちろん試験用です。

 こちらです。

ノーネットメロンの発芽.13.05.11.

 ポットはやや大きく三寸半のものを使用しています。

 できれば4寸のものを利用したかったのですが、土の量がかなり必要になるのでこの大きさにしました。

 これは、メロンと近縁のマクワウリの育苗ポットの大きさを参考にしています。マクワウリの直根はスイカよりも痛みやすいので、大きめのポットを使用して育苗しています。(昔の話だと思いますが)

 直播にこだわる私ですが、時と場合によっては育苗を行います。この点あまりこだわりません。(手間の問題で仕方がない)

 こちらは芽を出してきたメロンです。

 メロンです。

 こちらも研究課題です。

 手間がかからず商品に出きるメロンを求めております。

 そうでないと・・・・・このご時世、買い手はいません。

 

 さて、今年はメロンも大きく分けて2種類、細かく分けて3種類です。

 先ずはマスクメロンです。

 こちらです。

あるマスクメロンのF2.13.05.06.

 あるマスクメロンの種子を試験します。

 はい、試験用です。(またか)

 沢山植えられないのですから(心配で)、試験しなくては面白くありません。

 元の品種は不明です。ただマスクメロンとだけしかわかりません。

 別にそれだけでよいのです、私は。

草木灰の調整!!!。

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 薪ストーブの季節が過ぎて・・・・あれだけ木を燃した残りは「灰」であります。

 釘が打たれた木も燃してありましたので、安全のため篩いでふるって散布できるようにします。

 作業の合間を見て行います。

 非常にせきの出る作業です。

 こちらが一時袋に保管してあった灰です。

草木灰.13.05.07.

 消し炭や釘が見えます。

 安全に散布するために手がかかりますが仕方がありません。

 今年もマクワウリの栽培を行います。

 (秋作も行います。是非ご利用ください)

 静岡では全然人気がございませんので・・・・・スーパーより良い顔をされない商品の筆頭でございますが、やまひこブログ御覧のお客様よりのお問い合わせが多数になりましたので、試験生産ではなく販売生産に切り替えます。

 その・・・・御理解頂きたいのですが、結構勇気がいることでございます。

 静岡はメロンの産地でございます。

 静岡では、マクワウリは質の低いメロンという認識です。

 だいたいマクワウリは漬物用などの概念があるくらいですから、生食なんて考えてはおりません。

 こちらは、やまひこ農園の生産しているマクワウリです。

やまひこマクワウリ実験.12.07.09.

 こちらの写真のマクワウリは実験区のものです。

 マクワウリは交雑しやすいので、混植して交雑させたF1です。(仕事が忙しいので人工交配している暇が無い)

 これをまた採種して栽培し選抜・固定していきます。

 育種の方法は、大正10年に作出された寺尾博博士の名品種「陸羽132号」とそう変わりません。寺尾博士の方法をそのまま、私のような百姓が出来うる範囲で取り入れました。

 小坂特産のマクワウリの作出が目的です。もちろん露地生産です。

 

 実験のお話はこのくらいで私が営利栽培を行う予定のマクワウリを紹介します。(是非ご注文ください!!!)

 基本的にご注文いただきました方のみに販売いたします。

 山土を使った自作培土生産の記録です。

 2回目は田んぼの土と草木灰、肥料(燐安)の混合と培土置き場への移動です。

 すべて手作業なので腰にきます。(大変です)

 まあ、市販されている培土を使えば楽ですが(経費の節減にもなるかもしれません)、自然の力は偉大であります。人間の配合を超えたところに価値があります。(・・・・・だいたい農学は自然から学んだことの応用ですから)

 さて、今度は田んぼの土を車に乗せます。畑の隅に積み置きしておいて数年経ちます。

 こちらです。

自作培土生産.13.04.20.

 粘土です。

 草が生えていますがこれくらいなんともありません。

 この田んぼ土を良くみてみます。

 トマトやキュウリの苗を作っていて培土が足りなくなってきました。

 それなりに備蓄していましたがハウス内の作業が多いので、培土を採取して来る暇が無くて完全に使い切ってしまったので培土つくりの作業に入ります。

 これが結構大変なんです。

 私のところの育苗用培土は、山土と田んぼ土を寝かしておいたものを混合して草木灰と化成肥料(今回は燐安)を混ぜたものです。

 自作培土です。

 タネだけでなく培土も自作です!!!。(この位は誰でも出きる・・・・かな)

 こちらが山土の採取場所です。

培土用山土採取.13.04.20.

 もちろん私のうちの地所です。

 崩れてきている場所の土を採取します。(石が多いです)

 もともとここの土の母岩は「アルカリ性玄武岩」です。大崩海岸の岩肌と同じ岩が基になっています。

 塩基類も豊富に含まれている土です。

 自然を生かした培土作りです。

 やまひこ農園で栽培されておりますトマト・ミニトマトの栽培経験より、家庭菜園(露地栽培)に応用できるような知見を集めました。

 こちらがトマト・ミニトマト栽培法の(序)です。

トマト・ミニトマト栽培法一考。(序)

 

 写真は露地栽培の「世界一」トマトです。

露地栽培世界一トマト.11.06.28.

 どうです?

 葉がきれいでしょう。葉カビが全然出ません。(雑草が邪魔ですが・・・黒マルチで防げます)

 トマト・ミニトマト栽培の土壌管理についてはこちらです。

 トマト・ミニトマト栽培法一考。(土壌管理)

 トマトは乾燥を好む植物ですが乾燥させすぎると・・・・収量も上がらず、せっかく実がなっても裂果する危険があります。

 プランター栽培でなければ、できるだけトマトの自根を広く伸ばしてトマト自体の力で水分を集めさせる方法が合理的であります。

 また、日本には梅雨があります。1晩雨が降り続けば・・・・土質にもよりますがほとんどの場合は過湿になります。トマトの根もスイカと同じく酸素を好みます。土壌が過湿になれば同時に酸欠を起こします。根が腐ります。

 スイカに比べてトマトの根は再生しやすいので、程度問題ですが回復はします。

 そのためにもトマト・ミニトマトの露地栽培では高畝栽培が理想であります。

 

 ついで、トマトの仕立て方です。

 トマト・ミニトマトの品種について・・・・こちらも非常に論じにくいお話ですが、これまた我らが尊敬する寺尾博博士の言葉を拝借して説明していきたいと思います。

 よくカタログにこれこれのトマト・ミニトマトはこのようなものでと・・・紹介されております。

 トマト・ミニトマトに限らず(特に最近の品種)は・・・実際栽培してみないとその土地に合うのか、栽培者の癖に合うかどうかはわかりません。

 さて、このように相対的な関係で決る特性を「品種の相対性」と呼びます。収量、糖度などです。

 これと対となる「品種の絶対性」という言葉があります。これは、果実の色、果形、対病性、トマトの場合は大玉とミニトマトの関係があります。

 もう一つトマトの場合は、露地栽培向けか、ハウス栽培用かの違いも品種の絶対性に含まれると考えます。

 「品種の絶対性」は、どのような状況(もちろん栽培可能な範囲)でも、誰が栽培しても現れてくる形質を指します。

 こちらは私の園で収穫されたサンマルツアーノ型のミニトマトです。

ミニトマトピュアフレイム.07.17.

 家庭菜園でトマト・ミニトマトを栽培する時に先ず調べることは、その品種が露地栽培用か否かであります。

 雨よけなどの簡易ハウスを使用する場合では問題がありませんが、完全に露地の場合は耐雨性が強いトマトでなければ意味がありません。すべて一雨くれば収穫直前に割れます。

 よく苗の販売コーナーの前で、「このトマトは甘くなるの?」「このトマトはおいしい?」という問いを店員に投げかける方がおいでですが、正直意味がありません。甘くなるかどうかは相対的な特性です。栽培奈何でどうにでもなるところです。

 ところが露地栽培可能かどうかは、質問しても確実に答えが返ってくる問題です。(これが答えられなければトマト苗を売る資格がありません)

 トマト・ミニトマトの仕立て方です。

 寺尾博士の名言「相対性の法則」がございますので、非常に論じにくい所であります。

 先ずは、植栽間隔と非常に関係があります。

 大体農家の栽植間隔は尺貫法です。30cm、45cm、60cm、90cmなどです。

 このほうが作業効率がよいのです。(日本人には)

 

 トマトに限らないことですが密植にすると収量が上がるように見えますが・・・・一時的には収量のピークは上がりますがその後は低くなります。一作としてみた場合思ったほど収量が上がっておりません。なお、密植最大の欠点として病虫害に弱くなる傾向にあります。

 トマト・ミニトマトを密植するメリットは、1年当りにトマトの栽培回数を増やすことが出きる方法のみです。

 つまり水耕です。はい、通常の土での栽培では栽培回数を増やすことは難しくなります。(私から言わせれば、水耕のメリットはそれだけです)

 土を使った栽培では、トマト1本当りに充分日の光があたるようにする事が良品安定収穫につながります。

 この場合トマト1本だしの整枝法の場合は最低45cmです。

 30cmだと・・・・・ちょいと管理が面倒です。花房ごとの収量を見ても実の付く数がへっていることが即わかります。

 こちらは私の園でのトマトの整枝法です。(見難いですが2本出しです)

ミニトマト2本出し整枝法.11.06.07.

 写真のトマトは、ミニトマトです。2本出し整枝方です。

 トマトの2本出し整枝方の場合、主枝を切って腋芽を2本出させる方法と、主枝と腋芽の2本を出す方法があります。

 もちろん私は主枝を傷つける方法は好みません。主枝と腋芽の2本出し整枝方です。

 普通は苗が足りない場合に行われる方法を苗が不足したことがない私がなぜこのトマトの2本出し整枝法をおこなうのか。

 答えは、トマトの根張りが良いのです。

 一本整枝のトマトと二本整枝のトマトの根を比べてみると、圧倒的に二本出しのトマトの根の張り方が上です。抜く時によく実感できます。

 根の生長は、葉で出来た光合成養分をエネルギーにして行われます。その量が一本出しに比べて2倍です!

 根の張りを促すものは、有機質肥料でも、摩訶不思議な液肥でもなく、葉で合成された光合成養分であります。

 農学の初歩でございますが意外と知られていない知見でございます。

 こちらは勝手に生えてきたアイコのF2の根っこです。面白そうなので無肥料で放任栽培しておきました。(4年前の写真です)

 トマト・ミニトマトの土壌管理についてです。

 実はこれ・・・・・品種と非常に関連があります。

 現在の品種はおそらく大体が多肥管理で問題はありませんが、昔の品種では「世界一」トマトなどは多肥管理すると収量は上がりますが味は・・・・・まるで駄目です。

 ここでいう多肥管理とは、有機無機問わず肥料を多く与える事を指します。ついでマルチ栽培やハウス栽培でもトマトに対しては肥料効率を高める為、結果的に多肥管理と同じようになります。

 ・・・・・・・・・・。

 わかりにくいお話です。

 肥料をどれくらい、土壌の質はどのようにと論じられれば話は早いのですが、トマトは意外と強くて弱いのです。

 こちらは路地で栽培した「世界一」トマトの圃場です。

世界一トマト露地栽培圃場.11.04.30.

 スイカと同じ圃場です。

 乾燥しやすい畑です。

 昔と同じ方法で、マルチをしないで軽く畦を立てて植えつけました。

 施肥は自家配合の化成肥料を振っただけで後は液肥の土壌潅注を行っただけです。

 「世界一」トマトには管理しにくいやせた土壌が一番良く合います。そういう品種なんです。

 では普通の品種はどうでしょうか。

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