真冬の耕運

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 農作業は自然の力を利用する処に特徴があります。

 季節に合わせて作業が変わることでもよくわかります。

 この寒い季節には主に耕運が行われます。

粘質土壌19.02.07.jpg 水田ではこの季節に必ず耕運が行われます。

 それはこの寒さを利用して土を凍結させることを目的とします。

 なぜ土を凍らせるのか。

 粘質の水田土壌は固まりやすく耕運しにくい土壌です。この季節に荒く耕運しておくことで表面積を増やし、寒さによって土壌内の水分が凍結、体積が増えることにより土塊を崩壊させるというものです。

 作業自体は単純なんですが、実に奥深い作業であります。

 ただ土壌を選びます。砂地のような砂土では作業する意味がありません。また極度に乾燥した畠土壌では意味が薄いといえます。

 主に水田土壌で行われる作業法と言えます。もちろん重粘土壌では有効な耕運法です。

 スイカなど根の伸長が重要な作物では、そこの圃場が重粘土壌であるならばこの季節に耕運を行っておく必要性が高くなります。

 作物、土壌、季節などの相対的関係で農作業は遂行されていきます


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このページは、yamahiko-farmが2019年2月10日 03:37に書いたブログ記事です。

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