今年は在来スイカ「三笠」を栽培します。

| コメント(0) | トラックバック(0)

 今年も在来スイカ「三笠」を栽培します。

 昨年2年前に採種した三笠を播種したところ、発芽しませんでした・・・。

 これまで4年物の種子を使ってスイカを栽培したことがあったので、2年じゃ大丈夫だろうと高をくくっていた結果が失敗です。いつも古種子を用いるときには、念のため前年採種した種子を用意することになっていたのですが・・・昨年に関してはそういうことです)

 三笠スイカ.13.08.28.

 一般的に古種は発芽率が落ちます。家庭菜園の経験がある方であれば誰でも経験があります。ある意味当然の常識でもあります。しかしながらスイカ種子は寿命が長いのです。常温保存でも密封して保管しておけば5年ほどは持ちます。私の実験では4年物は普通に芽が出ました。(しょうぬけたような種子はありましたが)

 そこでなぜ古種子をあえて用いたのか?

 1番の答えは、在来スイカは商売にならないということです。糖度は充分にありますが、現行のスイカ品種に比べて同糖度でも甘さの感じ方が少ないです。ただ市販されているスイカのいくつかは甘いけれど薄っぺらい甘さであることはご承知のとおりです。また、皮が薄いので軽く置いただけでも実が詰まっていると割れます。簡単にひびが入ります。そのくらい皮が薄いのです。市場性はほぼゼロ。そのため余裕がないと栽培しない野菜です。

 2番目の答えは、この「三笠」自体古種より生まれた突然変異のスイカなのです。家庭菜園愛好家の皆様であれば飛びつきたくなるような経歴のある品種です。元は千葉農試(スイカ育種関東地区本山)で育種された「都一号」を奈良農試(スイカ育種の関西地区本山)が取り寄せて試験栽培を行っているところ戦雲急を告げて栽培を中止し缶の中で密閉し保存していたものを、戦後の昭和23年に栽培してみたところ突然変異を生じていることが確認されたのであります。

 よく世間では変わったものを見かけるとすぐに突然変異という言葉が飛び出しますが、この三笠に関しては間違いなく突然変異により生じた品種であります。

 あるスイカ栽培資料には突然変異を起こしやすい品種として三笠が紹介されていましたが、真偽は定かではありません。だいたい現在この品種を栽培している農家も研究者も皆無なのですから判る筈がありません。

 でもこの古種より変わったものが出ないかと秘かに期待している部分があります。その為の古種です。

 

 他にも簡単に入手出来る在来スイカの種子はいくつかあります。「乙女」「旭大和」「大和クリーム1号,2号,3号」などです。(種苗会社より販売されています)

 それなのになぜ私が三笠を栽培するかと言えば、作り易いことです。そして味がよい点です。この点又次に紹介します

 

やまひこ農園のHPです。

 やまひこの梅干販売ページリンク 

 やまひこ農園HPトップページ

 やまひこ農園お問い合わせフォーム

 

ナチュラルライフブログ村です。是非クリックしてください

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://yamahiko-farm.jp/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/1211

コメントする

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.02

このブログ記事について

このページは、yamahiko-farmが2017年2月 4日 19:41に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「平成29年(2017)まくわうりの栽培を行います!。」です。

次のブログ記事は「今年は在来スイカ「三笠」を栽培します。その2」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。