平成29年(2017)まくわうりの栽培を行います!。

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 まくわうりにつきまして昨年まで多くのお問い合わせをいただきまして誠にありがとうございます。

 首都圏だけでなくかなり広範囲の地域で入手困難な果実がまくわうりであります。この理由は、市場性がないこと、もう一つは収益性が他の果実より悪いことが挙げられます。

 静岡市では、完全に市場性がありません。静岡の食文化にまくわうりがないのです。まくわうりを食べたことがない人が多いのです。ちなみに私の大正生まれの祖母は私がまくわうりを栽培して初めてまくわうりを口にしたのです。漬物としては食べたことがある人がいますが、あくまで食べたことがあるというだけで、静岡の漬物でウリと言えば大概キュウリです。キュウリはどこ行っても作られています。まくわうりは静岡のどこにいっても見かけません。

 このような理由で、静岡在住の農家であります私といたしましては、実に苦しいところであります

 

マクワウリ.14.08.09.

 写真は銀泉まくわうりです

 以前一度だけ私の畑を見てまくわうりだと気が付いて買いに来られた方がおいでになりました。失礼ながら出身を伺いましたら、案の定静岡の方ではありませんでした。今まで静岡生え抜きよりまくわうりをほしいとは言われたことがありません。

銀泉マクワウリ.14.07.31.

 この銀泉まくわうりは、果肉がしっかりして歯ごたえがよく(硬質です)、糖度も高いのでとてもおいしいまくわうりです。まくわうりをご注文される方の大多数はまくわうり特有の「香り」について思い入れがあるようです。私もまくわうりだけでなくトマトにも糖度だけではなく香りに対して特にこだわりがあるので、この点共感しています。新たな視点で夏場の果物をみております。

 栽培は3月中に播種する予定であります。栽培面積はそれまでのご予約を含めて決定いたします。収穫予定時期は6月中です。できるだけ気温が低い時期(真夏に比較して)に収穫することにより果皮障害(日焼けです)を防ぎ、秀品率を高める狙いです。もっとも以前の記録では6月にはまくわうりの注文が多かったのです。まくわうり産地出身の方はよく理解されております。(私がおよぶわけがない・・・・)

 是非ご利用ください

 

 

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このページは、yamahiko-farmが2017年2月 2日 23:16に書いたブログ記事です。

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