ポキッ・・・!、といったトマトの茎は。

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 トマトの誘引が大忙しです。なんだか忙しいばっかりで情けなくなってきます。

 昔帝国海軍では「月月火水木金金」と言って歌にもなりましたが、アメとの戦力格差を訓練で補おうと休日なしで戦技向上に励んだようです。別に私はアメと戦うつもりはありませんが・・・・・、その前に疲労と戦っております。

 トマトの多枝管理法の欠点の一つは、茎を誘引するときに目移りしてどの枝も生かそうとしてしまうことです。これは後の作業性を考慮してきっぱり枝を除去する判断が必要になります。これは作業しているうちにできるようになっていきます。

 私も最初は貧乏性よろしくできるだけ多くの枝を残そうとして、精神が疲労してしまいます。

 除去してよい枝と悪い枝はもち論あります。主枝になる枝は最後まで残しますが、その枝に限って折れることはままあります。

 そういう時にどうするか

ミニトマトの茎が折れる.15.06.04.

 完全に切れていると修復はかなり難しい(というかほとんど無理)ですが、このくらいでは何とか治ります。トマトの自己修復能力はかなり高いです。そして、もしこの部分が接着しなかった場合は、折れた部分よりわずか上方(トマトの茎で見るとせれたところより下)に見える脇芽を頂芽として誘引します。

 自然は伊達に茎をはやしているわけではないのです。植物体が損傷を受けても、被害を局限して全体に影響がないようにします。海軍用語でいえば、ダメージコントロール能力が高いといえます

 折れた茎をとりあえずくっつけてガムテープで固定します

 折れたトマトの茎の修復.15.06.04.

 写真のガムテープの色は赤ですが何でもよいです。

 巻きつけます

 折れたトマトの茎の修復.15.06.04.

 

 これで修復終了です。

 破損部分より上部の葉が萎れなくなれば接着成功です。そのまま枯れれば失敗です。

 失敗しても下部よりでた脇芽を誘引すればそれほど損害はありません。1本だし栽培法では脇芽の利用はできませんが、ちょいちょい誘引中茎を折ることがありますのでこのガムテープ補修法は使えます。

 露地栽培では強風で茎が折れることは多々あります。この場合では1本出し栽培よりも脇芽を利用した栽培法のほうが安全です

 

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このページは、yamahiko-farmが2015年6月 4日 21:14に書いたブログ記事です。

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