ミニトマトの葉。

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 ミニトマトの誘引作業がとりあえず終了しました。

 ハウスには約800本しかトマトを植えていませんが、たくさんの枝を誘引しているので(多枝管理法とよんでいます)、誘引本数は植え付け株数の5~6倍です。普通のトマト管理法よりも多くの枝を誘引しています。

 枝を見る限り密植に近いですが、密植ではありません。

 トマトの葉をよく見ると、トマト自体多くの枝を出すことが自然であることがわかります

ミニトマト葉.15.05.20.

 トマトの葉は品種によって大小・多少の形の違いはありますが、大体こんな葉です。

 ミカンやキュウリの葉と異なり小さな葉がいくつもついています。

 これがトマトの枝が込み合って出ても密植害を出さない一つの理由です

 白いマルチの上でちょっと小さな葉を見てみます。

ミニトマトの葉.15.05.20.

 このようになっています。このサイズから大きくなっても形は変わりません。

 隙間が多くあります。この隙間から下に光が差し込むようになっているのです。

 トマトを放任栽培して観察すると、地面を茎が張っていき地面に接した部分から根を出します。葉の出ている節の部分からは脇芽が出て伸長します。そのまま放置するとかなりの密度で脇芽が伸びて内部に光が差し込みにくくなります。しかし、ここまでになるには、かなりの数の脇芽が発芽し、伸長して多くの葉を出していなければなりません。

 1株から1本出しを行う方法が主におこなわれておりますが、この方法はトマトの生理に基づいた方法とは考えにくいです。それはトマトの葉は重なりあっても光を通す形状をしている点です。脇芽をよく発芽させる点も葉の形状と関係があります。自分の生長で自分自身を殺すことは植物は行いません。

 たくさんの脇芽を発芽させ伸長させても合理的に光合成を行えるようにトマトの遺伝子にプログラムされていると私は考えています。ただ、自然状態では害虫や病害・風害などで脇芽や葉が破損することがあるので多めに出しているだけで、人為で保護できるのであれば幾分か間引くことは必要です。

 1本出しの誘引法は、一株から1本しか枝を出さないために営利的には密植を行います。本来この方法は4段どり又は6段せいぜいとって7段花房までの収穫を企図しています。昔から行われていた夏秋栽培長期取りには向いていない整枝法なのです。短期(7月まで)で多収を狙う誘引法であったのです。

 現在主流のトマトの長期抑制栽培(7月播種~翌6月収穫終了)までの栽培法でも行われているので、1本だし誘引法が当然のように考えられますが、長期抑制栽培法は低温期の栽培法です。夏秋栽培とは環境が大きく異なっています。(特に温度環境)

 前提条件を考慮して栽培法を検討することは必要であると考えています

 

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このページは、yamahiko-farmが2015年5月20日 21:01に書いたブログ記事です。

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