ハウス内ミニトマト栽培圃場の施肥と耕運。

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 露地畑の記事と前後してしまいましたが、ハウス内のミニトマト栽培圃場も準備が進んでおります。

 こちらです

ミニトマト栽培圃場.15.03.27.

 隣のハウスに見えるロメインレタスはすでに収穫及び処分され現在は更地です。マルチの除去を進めています。

 こちらの畝は一見整っているように見えますが、これは溝を掘ったとき出た土を均しただけで、施肥も耕運もしていません。

 この圃場に施用する肥料を紹介します

 最初は石灰窒素です

 石灰窒素.15.03.27.

 静岡県の施肥基準を参考に1畝に必要な量を計って施用します。

 アップにします

 石灰窒素.15.03.27.

 粒状タイプです。

 石灰窒素は湿気を吸うと固結します。開封したら早めに散布します。

 石灰窒素を使用する理由は、有機質肥料と同じく持続性のある肥効が期待できるからです。別にセンチュウに効果があったり、除草効果が期待できるということとは関係がありません。(念のため)

 以前はリン安を利用していました。これも肥効の持続が期待できますが、石灰窒素にはるかに劣ります。また価格が安かったので数年利用してきましたが、問題点としてリン酸含量が高すぎることが挙げられます。そのためリン酸施肥量を算出してリン安の施肥量を決定し窒素不足分を硫安で補っていました。面倒くさいうえに、こんなやり方なら硫安だけで十分だと考えたりもしました。(それほどリン安は肥持ちがよくないのです。硫安よりもよいですが。)そこでコスト的にも負担が少ない石灰窒素を使用することにしました。

 次は、塩化カリです

塩化カリ.15.03.27.

 赤と白の粉です。カリウムの純度が高いものは白塩カ(しろえんか)、赤色のものは赤塩カ(あかえんか)、と呼ばれています。

 もう1枚

塩化カリ.15.03.27.

 赤塩カ(あかえんか)はこのような粒をしています。砂のような感じです。

 肥料にこだわる方は、畑では塩化カリウムよりも硫化カリウムの方を好んで使用します。主に果樹やイチゴなどです。理由は土壌の酸性化対策と土壌物理性悪化防止の観点からです。早く言えば「塩化カリは土を荒らす」と言って嫌うのです。

 私の知見では、塩化カリにしろ硫化カリにしても使用量は、多くても成分で窒素と同量(バラ科の作物はちょっと多い)ですから製品の濃度からすれば窒素系肥料よりも土壌に対する影響はかなり少ないといえます。また、連用していて問題は発生していません。

 私が塩化カリを使用している理由は、硫化カリよりもはるかに水に溶けやすく液肥に利用できるからです。土壌施用用に硫化カリ、液肥用に塩化カリが通常肥料としての利用法ですが、施肥のために2種類のカリウムを置くことは合理的ではありません。また金額的にも塩化カリのほうが硫化カリウムに比べてかなり安いので、よほどの効用でもない限り硫化カリとの併用は考えられません。

 元肥で散布していますが、主な利用法は液肥として追肥としての利用です。

 露地ではこれら石灰窒素・塩化カリとともに草木灰を施用しましたが、ハウスでは降雨での養分の溶脱が少なくアルカリ化しやすいために使用しません。

 肥料の散布後は耕作に移ります

耕運.15.03.27.

 この畝は前回耕作してから1年たっています。施肥後鍬を入れてみると簡単に入っていきます。耕作のたびに丁寧に石を除いてきたおかげであまり石が出てきません。軽い力で耕運が進んでいきます。

 こちらは前回の耕作より2年が経過している畝です

耕作.15.03.27.

 こちらも固くなっていません。軽く鍬の刃が入っていきます。

 通路部分は歩くので、踏圧がかかり土が非常に固くなっています。しかし無理な圧力がかからない畝の土は固結していません。特にマルチで覆ってあると潅水による影響も少なく土は柔らかい状態を保ちます。

 手での耕作はかなり重労働でありますが一度行えば1年は十分堪えます。場合によっては2年くらいはよいでしょう。

 また耕作について詳細に紹介していきます

 

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このページは、yamahiko-farmが2015年4月 4日 20:57に書いたブログ記事です。

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