野菜栽培には安全なボルドーを!!

 トマトの出荷が始まっています。

 農薬の使用には神経を使い時であります。

 やまひこ農園では、農薬の使用を削減する為に、以下のことを実行しております。

 ① 害虫の侵入を防ぐ

 ② 病害の発生しにくい環境を調える。(湿度、PH、日照)

 ③ 病気にかかりにくい管理(施肥、整枝、潅水)

 

 以上の方法でも当然病虫害は発生します。そのため次は、効率のよい農薬散布となります。人体に安全性の高い農薬の使用が中心となります。(散布者であります私のことも考えないと)

 

 こちらは

 ① 病虫害発生初期に防除を行う

 ② 害虫に関しては脱皮阻害剤を混用する

 ③ 病害は予防薬で対処する。

 ④ 収穫までの日数を顧慮し収穫前までに害虫の密度を減らす。

 

 簡単ですがこのような感じで防除を行っています。

 それでも病虫害は発生します。自然はなかなか妨害工作をしてくれます。

 

 そこで先ず頼りになるのが昔ながらの特効薬「ボルドー」です。

 以前はドイツボルドーを使用していましたが、今年から薬害を起こしにくいZボルドーを使用しています。

 こちらです。

Zボルドー.12.06.29.

 ボルドーの成分は、硫黄、石灰、銅の三種類です。

 Zボルドーはこれに薬害を防ぐ為にマグネシウム、亜鉛が配合されています。

 ボルドーは安全性が高いのですが、高温期薬害を出しやすいことと、収穫物が白くなり出荷時の洗浄等の手間がかかることが欠点です。安全ではあるが消費者からの苦情が来やすい農薬です。

 このボルドーに含まれる銅イオンは植物体に入るとホルモンであるエチレンを発生させます。この作用も興味深いです。

 

 私はZボルドーに尿素とホウ素を混合して散布します。

 せっかく散布する手間をかけるのですから少しでも効果が上がるように肥料も混用します。

 こちらは尿素です。

尿素.12.06.29.

 ボルドーに混用したらすぐに散布します。

 

 もう1つは、ホウ素です。

 これは作物により過剰障害が出るので注意が必要です。この点トマトやアブラナ科の野菜はホウ素の薬害は出にくい作物です。

ホウ素.12.06.29.

 この白い粉がホウ素です。

 高温期になると根の働きが衰えて植物体内で移動しにくい微量要素が先端部で不足してきます。

 そのための予防散布です。

 

 以上3種類を混合して散布します。

ボルドー液.12.06.29.

 青い色をした液体です。沈殿しやすいので時々拡販してあげます。

 害虫の発生がひどくない限りこのボルドー液を散布していきます。

 

やまひこ農園のHPリニューアルしました。(4月20日.2015)

 

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このページは、yamahiko-farmが2012年7月 3日 22:11に書いたブログ記事です。

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