2012年7月アーカイブ

 こちらは同級生K君が育ててくれたものです。

 とある品種のF2スイカ.12.07.29.

 ちょっと小ぶりですが・・・お味はどうでしょうか。

 スイカの季節でございます。

 ロンドンオリンピックも始まりました。(実は今日知りました・・・・・)

 ・・・・・。

 モントリオールオリンピックに舞い降りた「白い妖精」、ナディア・コマネチや日本男子体操チームの動画は好きで見ることがありますが・・・・今回の五輪の見所はどこにあるのか。

 

 そんな話よりも、スイカです。もちろん相方は同級生K君です。

 こちらがそのスイカです。

スイカの試食会.12.07.29.

 左側が、私の収穫した在来品種「三笠」です。旭大和と同じく縞なしスイカです。

 右側が、昨年採種しました、とあるF1品種より採種しました種を育てたF2スイカです。

 こちらは同級生K君の圃場で育ちました。

 先日K君が試食したところ薄黄色の果肉で甘味は薄かったが好評だったそうです。

 ・・・・ん、甘味が薄くても好評とは半分お世辞であろうと考えておりますが、あの「大和クリーム2号」の例がありますから、甘さだけが評価の対象ではないことも事実であります。

 先日満寿一さんにて、今年は10号玉3発上げる予定とうかがいました。

 今回は行こうかと思いましたが・・・・果たして・・・・仕事です。

 花火の炸裂音を聞きながら、黙々とトマトの選果を行っています・・・・。

 普通の人は・・・なぜ花火も見に行けない生活なんて、と思うのかもしれませんが、年寄りの幼少期の教育が功を奏したのか別に苦になりません。

 一時作業を休憩し、今から又作業を開始します。

 

 ・・・・・そういえば、清水港を艦砲射撃をした砲弾の炸裂音がここ小坂まで聞こえたそうですが、どのくらいの音なのでしょうか。つい疑問に思ってしまいます。

 

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ブラックトマトの生育

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 やまひこ農園HPにて販売されております、ブラックミニトマト「ピュア・ブラック」です。

 緑色をした果実が熟してくると紫色に変化してきます。(厳密には黒ではありません)

 お客様から「葡萄のようなトマト」と言われております。

 こちらが果実の生育状況です。

ブラックトマトの花房.12.06.23.

 ある方は・・・「小汚いトマト」と呼んでいました。

 お客様の御判断にて。

 ハウス隣の路地畑で勝手に生えてきた「三笠」について昨日紹介しました。

 なかなかの生育状態でした。

 こちらは何とか収穫可能です。(台風で踏み潰されたようになっていたのに見事回復です)

 

 といっても、天下御免の向こう傷がついています。

実験園のスイカ「三笠」.12.07.27.

 うれしいです!!。

 甥と姪が来たら是非食べさせてあげたいスイカです。

 テーブルビートの採種畝より勝手に芽を出して生長して実をつけた在来品種「三笠」です。

 この「三笠」についての品種紹介はこちらの記事を参照してください。

スイカ固定品種「三笠」の紹介

 

 ほっておいても生育するところを見ると・・・・環境さえあえば植物は自分で生長し結実することを示しています。

 栽培の勉強をするうえで貴重な見本です。管理してよい生育を望めないことは(天災を除き)植物を見ていない証明であるわけです。

 ただ近年、異常気象が多発しておりますので根底から栽培技術、育種を考え直す時期に来ているともいえると思います。

 こちらは全く管理していないのに強健な生長をしているスイカ「三笠」です。

在来スイカ「三笠」.12.07.27.

 台風であおられたせいか擦り傷がついています。

 他にスイカが植えていないところなので、これは採種用です。

 小さいロケット型の赤いミニトマトです。

 オランダが原産です。

 日本の高温多湿で梅雨がある環境では中々生育が安定しない欠点を持ちます。(味の点でも・・・)

 ただ、国産品種には無い甘さと香りが捨てがたく、この点を生かし現在改良中です。

 私が気に入っている品種です。

ミニトマト「ピュア・エンジェル」.12.07.18.

  ヨーロッパでは「ヘルシースナック」と呼ばれて子供さんのおやつに利用されています。

 日本では・・・ダイエットにお勧めします。

 

 あの有名なサカタさんのヒット品種「プリンスメロン」の片親がこのニューメロンです。

 もちろん色々な系統がありますので、サカタさんオリジナルのニューメロンを親品種にしたことは間違いありません。

 マクワウリの生育強健性とメロンの甘さを両立させたプリンスメロンが、ニューメロンを市場から駆逐するに時間がかかりませんでした。

 昭和30年代初期のお話です。

ニューメロン.12.07.18.

 実験圃場のものなので生産量は僅かですが・・・銀泉マクワウリの被害が大きかったので現在販売できる量を確保できたのは・・・・皮肉にも栽培本数が少ないニューメロンのほうです。

 静岡はもちろんメロンの産地であります。そのため静岡での販売は不向きですが、その他の地域の方々からは好評です。

 

 今年は、銀泉マクワウリの改良種であります、丸種種苗さんの「銀閣」を試験栽培しました。

 台風後生存者(株)は2株のみとなりました。他は御臨終です。

 その時の幼果も変形、傷が多く・・・・涙なくしては語れないお話であります。

 それでもこれだけ収穫できました。

銀閣マクワウリ.12.07.25.

 果実がついていた蔓はかなり枯れてきました。

 しかし、その他の蔓は威勢良く伸びて実をつけ始めています。

 こちらの銀閣まくわうりは販売をいたしません。(2株ばかりでは収量もしれています。)

 大丈夫です。銀泉マクワウリが生長中です!しばしお待ちを。

 

 

やまひこ農園のHPリニューアルしました。(4月20日.2015)

 

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 現在やまひこ農園では、ちょっと他ではお目にかかることが出来ない品種のトマトを生産しております。

 トマト好きの方には堪えられない魅力たっぷりのトマトセットです。

トマトセット.12.07.24.

 ミニトマトは、

 「ピュア・エンジェル」・・・ヨーロッパ原産。甘味が強く、スナック代わりに召し上がれます。

 「ピュア・ブラック」・・・地中海原産。表現することが難しい味です。アントシアニンが多く含まれておりますのでサラダの一品にいかがでしょうか。

 「生食調理用ミニトマト」・・・地中海原産。酸味少なく甘味が強い品種です。そのまま召し上がっても美味しくいただけます。ただ、加熱すると旨味が出てくる特徴があり、ピザやパスタに入れてより美味しく召し上がれます。

 トマトは、

 「世界一トマト」・・・昭和初期に盛んに栽培されていた昔の品種です。形状の不揃いと天候により味が変わりやすい欠点がありますが、トマトの香りを持つ昔の味のトマトです。

 

 包装を簡略化し、新鮮でおいしいトマトを安価に御提供いたします。

 トマトセット・・・1,000円(送料別)です。

 

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 安倍郡立安部農学校から発展した「静岡農学校」の歴史の中で24年間校長先生を勤められた白鳥吾市先生であります。

 東京帝国大学を卒業し、高名な横井時敬博士と共に研究を行っていた碩学の方であります。

 安倍郡の要請を受け農学校の校長をお勤めになりました。そのため博士号を取得されておりません。自身の出世を教育の為に投げ出された方であります。

 私の尊敬いたします聖一色の寺尾博博士が紹介してくれました。寺尾博士の同級生です。

 その白鳥先生の残された著作が「農業要覧」であります。

 こちらが私の手元にあるものです。

農業要覧.12.07.24.

 明治44年に発行されました。横井時敬博士との共著です。

 

 トマトの生産が軌道に乗ってまいりました。

 販売の簡略化と低価格を目的にいろいろと苦心してまいりました。

 こちらが販売を開始しました、やまひこトマトセットです。

トマトセット.12.07.24.

 詰め合わせされているミニトマトは3種類、トマト1種類です。

 ミニトマトは、

 「ピュア・エンジェル」、「ピュア・ブラック」、「生食調理用ミニトマト」です。

 トマトは度々紹介しております、大昔の品種「世界一」であります。

 ミニトマトに関しては小分けの販売も行っております。

 「大和クリーム2号と旭大和」のF1の試食会をまた行います。

 今度は同級生K君のところで取れたものです。対象は私の所のものです。

 「大和クリーム2号と旭大和」のF1の呼び方は長ったらしいので・・・便宜上「旭大和2号」と呼ぶことにしましょう。

 こちらが私とK君の「旭大和2号」です。

旭大和2号.12.07.21.

 左側の大きい方が私のつくった旭大和2号です。右側の小さな方がK君の旭大和2号です。

 この試食前に先日私が試食した「旭大和2号」の記事を見たK君は、「そんなにまずいスイカは食べたくない」と口にしておりました。

 私もここまでまずいスイカになるとは想像していなかったので、ただ交配されていないオリジナルの大和クリーム2号であることを祈るばかりです。

 静岡(駿河)を代表する農学者を私が個人的観点からセレクトいたしました。

 静岡にはろくな人間(偉人)がいないと、よく言われます。(静岡の人間から)

 本当にそうでしょうか?

 謙遜は自身が行うことでありまして他人が行うことではありません。

 

 後進(自分自身)の教育の為にも、優秀な人物を見出しその事業に協力していく為にも、過去比類なき業績をあげられた「偉人」と称することの出きる人物の研究は必須ではないでしょうか。

 

 私は農学が専門分野でありますので、その方面より偉業をなした方を調査してまいりました。

 農学の分野では、遠州(榛原郡)の鈴木梅太郎博士が有名であります。現に静岡県には鈴木梅太郎賞と梅太郎さんの名前を関した賞があります。

 ビタミンB1の発見者でもあり、日本農芸化学学会設立者の筆頭です。国民の体格向上の為に、栄養学的見地より研究を行っておられました。理研において、理研酒などその他多くの特許を発明し、後進研究者の為の研究費確保に努められました。

 立派な人格を持った農学者であります。

 

 この駿河にも梅太郎さんと並び称されるべき農学者を3名あげることが出来ます。

 この評価は、位階勲等とは無関係です。

 共通点は、公(おおやけ)に尽くされたこと、自身の栄達の為に学問をされなかった点です。

 トマトの出荷好調です!

 現在7種類のトマト・ミニトマトを販売しております。

 場所は、静岡市大谷にありますキミサワグラッテ大谷店です。

 「トマト祭り」です!

キミサワトマト販売.12.07.02.

 トマトは、昔の品種「世界一」です。

 ミニトマトは、ピュア・スイート、ピュア・エンジェル、ピュア・フレイム、ピュア・オレンジ、ブラックトマト、生食調理用ミニトマトです。

 梅雨があけ、味ものってきました。

 

 

 こちらも特徴のある形と味を持つミニトマトです。

 オランダが原産の品種です。

 ここ数年栽培をしていて、アイコよりも果実の高温障害(着色ムラ)は軽いのですが、樹勢が落ちやすいところと尻ぐされ病が出やすいところが問題でした。

 この欠点を含めて改良中です。

ピュア・フレイム.12.07.18.

 尖がった形状は・・・・ニンジンを思わせます。

 

 

 やまひこ農園ではミニトマトの研究を行っております。

 このブラックミニトマトもその一つです。もちろん販売しております。

 HPと静岡ではキミサワグラッテ大谷店です。

 味が安定しない欠点を持っているのでこの点を中心に改良しています。

 これがブラックトマトがなっている状態です。

ピュア・ブラック.12.07.18.

 実についた白いものはボルドーです。石灰、硫黄、銅を混合して出来た農薬です。もちろん人体には安全です。

 ブラックトマトといっても、色合いは紫です。

 蔓が完全に枯死して放棄したマクワウリの株です。

 実験園のマクワウリです。

 先日から気になっていましたが新芽が出てきました。

 どうせまた枯れるだろうと考えていましたがまだ成長しています。

 こちらです。

再生中のマクワウリ.12.07.18.

 根元から蔓がでています。

 実がなるかどうかは不明ですが観察していきます。

 他にも再生し始めたものがあります。

「大和クリーム2号」の生育状況・・・・。

 今年はあまり紹介しておりませんが、昨年栽培した在来品種の中で一押しの「大和クリーム2号」です。

 この種子は同級生K君が採取してくれたものです。(純系です)

 当人は心配だからと今年神田育種農場から購入しました。ただ、あの台風4号のおかげで幼果をつけたまま枯死しました。(御臨終です)

 採種の為に果実はそのままにしてあるそうです。

 私の「大和クリーム2号」は健在です。

大和クリーム2号.12.07.20.

 直播したものです。ダンゴ虫にやられ、台風にやられ生き残った株はこれだけです。

 ただ・・・・・・・実がついていません。

 暇を見て交配しましたが、台風とその後の強風以来雌花が非常に少なくなりました。(というか無い)

 がたいだけ立派でも花が咲かねば意味がありません。それに私にとっては縁起が悪いのです。

 「大和クリーム2号と旭大和」のF1は収穫できました。(まずかったです)

 まだ、たくさん実っています。こちらは同級生K君と幼馴染せいちゃんそして先輩と試食します。

 このような結果となると・・・・交配していない大和クリーム2号ができてくれることを祈ります。

 

 さて、本題の「三笠」です。

スイカ固定種「三笠」の幼果.12.07.20.

 ここのところ除草していないので草に埋もれています。雨があけたら一斉に清掃します。

 旭大和と同じく縞無しです。

 おとなしい草勢と実の付き方です。

 久しぶりに満寿一さんへまいりました。

 成美さんより

 「小坂、増井と書いてある古い竹の編んだカゴがでてきましたので、よろしければどうぞ」

 とお電話をいただいたので、昼過ぎに満寿一さんへ向かいます。

 もう少し前に成美さんの顔を見に行くつもりであったのですが・・・・台風やら、トマトの収穫やらなにやら・・・多忙の局地でありましたのでご無沙汰しておりました。

 満寿一さんに到着すると・・・・「ん!」

 小坂瑞応寺の方丈さんが話をしていました。

 小坂ではお会いしますが、満寿一さんでは初めてです。

 そうこう話をした後で、成美さんと酒蔵の二階に向かいます。

 これが百年前の背負いカゴです。

百年前の背負いカゴ.12.07.19.

 二つあります。背負いかごの片側に「増井」、もう一方に「小坂」と書かれています。

 小坂にあるときに作られたものです。増井博士のお父さん「清右衛門」さんの時代です。

 今年は例年にない困難を乗り越えようやく収穫になりました。

 銀泉マクワウリは路地園の方はかなり収穫が送れそうです。より遅れるのは日本一メロンです。

 かなり厳しい状況になりました。

 こちらが収穫している「ニューメロン」です。

ニューメロンの収穫.12.07.18.

 このニューメロンはおそれく金賞ニューメロンだと思います。

 果皮の傷が生育状況を表しています。

 昨年私が交配しました「大和クリーム2号」と「旭大和」のF1です。

 お盆のときに御先祖さんに進ぜたものを試食してみることのしました。

 もちろん販売用ではありません!。あくまで私の個人的実験です。

 それでも交配できているだけよかったです。

「大和クリーム2号」と「旭大和」のF1.12.07.18.

 交配日は・・・ですので、初生雛鑑別よろしく、神田さんの紹介してくれた判別法(3つ)を駆使して収穫しました。

 黄色い果肉の中に赤い果肉が混ざっています。ブチです。

 果肉色の遺伝は単純な優生・劣勢の関係だけではないことがわかります。

 話では聞いていても実際に見てみると・・・・実によく理解できます。

お盆の楽しみ!

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 お盆送りも終わりましたが、楽しい思い出が又出来ました。

 先祖さんだけでなく離れて暮らす親しい身内が集まるときです。

 今年は、叔母、従兄弟(夫婦)、兄弟、そして可愛い子供たち(幼児3名、乳児2名)計9名が集まりました。

 近くの旅館を借りて、尽きない話に花を咲かせます。(主に母親と叔母ですが)

 私は可愛い甥と姪、従兄弟の子と楽しく過ごします。

へん顔する甥と姪.12.07.15.

 私の佑太、花奈子、文子の3人はわけのわからぬUNOで遊んでいます。

 ポーズは、妹の指示で「へん顔」です。

 ・・・・私にはへん顔の意味がわかりません。なぜ写真を撮るのにへんな顔をしなくてはいけないのか。

 3人で遊んでいる時はよいのですが、やはり抱っこやおんぶをせがみます。従兄弟と一緒にふうふう言いながら要望にこたえます。

 また、同級生K君が初収穫のスイカを持ってきてくれました。

 K君がカタログの紹介文で選んだスイカです。

 6月の台風でK君のスイカ園は大被害を受けました。K君が交配した幼果はすべて吹き飛ばされてしまい、今回収穫されたスイカは何時の間にか自然交配したものです。

 味がわかればそれでよいです。

オレンジボーノ.12.07.15.

 半分に切った物を持ってきてくれました。

 別にK君がけちだからではありません。収穫できるスイカが少なすぎるのです。

 今回は味見だけですから十分な量です。(採種のときは二人で1個食べます。)

 二人で食べた最高の量はスイカ2個です。・・・・若いので食べられます。(私は種がほしかった・・・。)

 ただ今静岡はお盆でございます。先祖さんがこちらの世界に戻ってくる時です。

 私の住む小坂は昔から勤勉・篤実を旨とする土地柄であります。

 その中で、偉業をなした方が偶然にも同じ時期、同じ場所で栄光の光を浴びた記録があります。

 お一方は、初生雛鑑別技術の父といわれる「増井清」博士です。

 もうお一人は、ベルリンオリンピック日本サッカー選手(ゴールキーパー)の「佐野理平」選手であります。

 

 博士の生家と佐野選手の生家は御近所さんであります。ちょっと年代は離れておりますが実家の屋号を聞けばお二方ともよくわかる間柄です。(御大家同志ですから)

 

 こちらが佐野理平選手です。

佐野理平選手.12.02.14.1.

 「長田南小学校百年誌」より

 

 時は昭和11年、ドイツです。

 この時、第6回世界家禽会議が開催され日本から「増井清」博士が議長国ドイツより招待を受けました。

 博士の講演の内容はもちろん「初生雛鑑別技術と理論」です。この講演に使用するために巨額の資金を使い宣伝映画が製作されました。この映画はその後長らく初生雛鑑別協会の倉庫に埃をかぶっておりましたが名古屋大学の蛭薙先生が発見しDVD化してくださいました。

 HPはこちらです。

オリジナルフィルムの発見

 

 増井博士に同行した佐々木博士の記録では8月1日ベルリンオリンピック開会式を参観し、2日に万国家禽会議が閉会しました。会議に参加された一行はその後1週間にわたりドイツの研究所などを見学していったとのことです。

 増井博士の歴史的講演は7月28日。場所はライプチヒドイツ国立図書館です。

 題目は「The sex-determination of day-old chicks、with films、follawed by practical presentations」です。

 

 続いて、佐野理平選手です。

 カタログで糖度が20度になると言う謳い文句に、同級生K君がほれて購入しました。

 「オレは2,3株あればよいから、後はよっちゃんが実験するといいよ」

 実に友情あふれる言葉にあまえて、ハウスと路地の実験圃場に植えてあります。

 こちらが台風で被害を受けた路地実験園のキューピットです。他の路地メロン、マクワウリより被害の度合いが強いようです。

キューピットメロン.12.07.13.

 葉が枯れたり、蔓が枯れたり、小汚く見えます。

 遂に最後の関門、スイカの収穫適期についてです。

 産地の経験ある農家なら問題は少ないのでしょうが、私のようなスイカ専業ではない農家や家庭菜園を行っている方にとっては難問です。

 もちろんスイカ専業農家でも最初から簡単に出きるわけではありません。長い経験と失敗から学んで判別が可能となったわけです。

 

 スイカの権威「神田武」さんがその判別法について紹介してくれております。

 下のリンクよりどうぞ。

 スイカの収穫時期の判断・・・・神田武

 

 昨年私が実験を行った記事がこちらです。

スイカ在来品種  『旭大和』  収穫調査(収穫適期を見出す)

 こちらはF1品種「三山」で行った方法です。

スイカ収穫時期の目安・・・実験 2011.08.05

 

 何れの方法にしても経験を要します。確実な方法は積算温度より収穫時期を判別する方法です。

 こちらがその方法の記事です。

在来スイカ収穫までの日数

 

 この方法は面倒くさい欠点がありますがほぼ確実です。ただ、台風や強風で開花日の札が飛ばされてしまうとアウトです。

 開花日を見逃してもこの方法をとっているとその後の肥大で(品種ごと多少違いはありますが)開花日がわかります。

 旭大和ではピンポン玉で(開花後)3日くらい。ゴルフボール大で5日くらいと目安をつけています。

 現在販売されている種子のほとんどはF1種子と呼ばれるものです。

 昔は交配種、一代雑種と呼ばれていました。

 簡単に言うと、固定種と固定種を交配すると子供が雑種第1代・・・F1となります。もちろん販売されている種子は目的を持って交配されていますが、私の行ったのはあくまで実験です。

 

 昨年栽培しておりました大和クリーム2号と旭大和を掛け合せました。他にも行いましたが植える場所が無いのでそのままです。

 目的は、好評だった大和クリーム2号がもう少し小さくならないかと考えたのです。

 果実が肥大してきました。

大和クリーム2号と旭大和のF1.12.07.11.

 もちろんこの株だけではありません。もし掛け合わさっていないとこまるので面積に余裕のある限り植えつけました。同級生K君の圃場にもあります。

 K君曰く「大和クリーム2号(純系)よりもはるかに生育がよい」とのことです。

 

黒部スイカ品種解説

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 「野菜園芸辞典」に短文にて紹介がありますが、おそらく基になっている記事がこちら「蔬菜品種解説」の豊田篤治さんの記事であるようなのでこちらを紹介します。

 

 種苗関係の方から伺いましたが、現在の「黒部スイカ」は商品名であって品種名ではないとのことです。

 形は昔のような俵型をした大きいスイカですが、中身は(品質は)現代の趣向に合うように改良されていると考えています。

 

 こちらは一昨年私が採種したラットルスネークの子孫の黒部スイカの種を、同級生K君が育ててくれたものです。昨年の黒部スイカ試食会のスイカです。

黒部スイカと大和クリーム2号.11.08.14.

 黒部スイカと大和クリーム2号です。

 ちなみにこの大和クリーム2号は旭大和との交配実験を行ったものです。現在そのF1は生育中です。

 私の黒部スイカの種子は在来品種の種子を通信販売されている野口種苗さんよりもとめました。採種地は石川県です。

 

 さて、品種解説を始めます。

 昨年・・・台風の為に全滅したスイカ在来品種「三笠」のこぼれ種より発芽した株が大きくなりました。

 場所は盛り土した畑の隅です。トウモロコシを植えた当りにスイカの双葉が出てきましたが除草剤で枯らしました。

 採取用に植えてあるビートの畦より蔓が出ています。

 

スイカ在来品種「三笠」.12.07.11.

 よく伸びています。

 この斜面は壁を積んでいないので崩壊防止に斜面になっています。

 作物を植える場所にはならないので斜面上方に銀泉マクワウリの種をまき蔓をこちらの斜面に誘引し圃場を有効に活用しようと考えています。

 又、蔓が斜面を覆うので雨水による崩壊防止効果も期待しています。もろもろの実験です。

 昨年の失敗を取り返そうとするように威勢良く蔓が延びています。

 追肥、その他はあまり行っていません。除草剤散布時はかからないように気をつけて作業を行っています。

 スイカ物語のもう一方の主人公スイカ品種「太陽」です。

 台風のおかげで一時蔓がめちゃくちゃになりましたが、その後の生育は順調です。

 マクワウリも、メロンも、もちろんスイカも果皮に引っかいたような傷が残っています。台風の傷跡であります。「天下御免の向こう傷」です。

 花奈子ちゃんのスイカのほうが威勢良く伸びていきます。ようやくお兄ちゃんの佑太君の太陽にも実がつきました。

 

スイカ品種「太陽」.12.07.11.

 黄色くなってきました。どこにあるのか、何時収穫できるかわかりやすい品種です。

 この品種は、スイカの権威「神田武」さんが作出された品種です。

 近くによって見ます。

 今年も行います。マクワウリの採種です。

 駿河人の嗜好に会うマクワウリは何か、と思考しながら栽培実験を行っております。

 どうも結果として、プリンスメロンのようなマクワウリとメロンの掛け合わせみたいなものになりそうです。言い方がまだよくわかっていませんが、まくわ型メロンと言うところです。

 

 あまり、マクワウリに関心がある地域ではありません。

 それでも採種は継続します。

銀泉マクワウリ.12.07.05.

 先日試食しました。銀泉マクワウリです。種だけは採取し水洗いをしました。

 

 もう少しでお盆が始まります。

 蝉取りは厳禁です。御先祖様がタクシー代わりに乗ってきます。

 

 当家の御先祖様だけでなく、増井博士と寺尾博士も帰ってまいります。

 

 と言うことで、増井清博士と寺尾博博士の特集記事をアップしてまいります。

 私の友人諸君、今月は盆月です。静岡では供養の一つとして故人の業績を語る風習があります。(たぶん・・・・、おそらく・・・・、自信はありませんが・・・・あまりにもマイナーすぎる風習かもしれません)

 

 静岡が生んだ、世界を代表する農学者「寺尾博」と動物遺伝学者「増井清」、そして、横井時敬博士と共著の著作もある碩学、静岡農学校第2代校長「白鳥吾市」。

 の御三方を紹介してまいります。

 以前白鳥先生について書きました記事はプラン変更時ファイルが破損してしまいましたので再度作りなおします。

 出世をなげうって、農学校での教育の為に尽された白鳥先生は寺尾博博士と同級生であります。静中、一高、東京帝国大学と同じです。30代にて農学校校長です。(当時は安倍農学校です)

 静岡農学校も丁度今年で創立百周年のようです。

 国際家禽学会も百周年のようです。(あまり関係はありませんが)

 

 とまあ、このような理由にて昔の記録を紐解いてまいります。

 私の趣味だけではありません。立派な供養であります。

 

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 実験圃場にあるニューメロンは2種類「金賞ニューメロン」と「芳香ニューメロン」です。

 このニューメロンは、かの有名な「プリンスメロン」の片親になっています。もちろんどのタイプのニューメロンなのか不明ですが同じ血縁関係であることは間違いありません。

 

 味の点で銀泉マクワウリの方が上位にあると判断したので、ニューメロンは実験栽培のみです。選択したタイプも大玉になるニューメロンの「金賞ニューメロン」と「芳香ニューメロン」です。

 

ニューメロン.12.07.08.

 「金賞ニューメロン」か「芳香ニューメロン」か・・・台風で札がすべて飛ばされてしまったので現在のところはわかりませんが、収穫するときには判別できます。それまではそのままです。

 当HPにて通信販売を行っております、旬の野菜の詰め合わせのセット「やまひこの新鮮野菜セット」であります。

 ようやくトマト・ミニトマトが登場いたします。

 他では目にすることが出来ないやまひこオリジナルトマトの詰め合わせです。

 味も、特徴のある美味しさを持った品であります。

 今回の詰め合わせの品目はミニトマト3種類、大玉トマト1種類、葉物野菜はロメインレタスとオカワカメです。

 計6種類の野菜のセットであります。この季節にはお得なセットであります。

 お値段は1,200円(送料別)であります。クール宅急便にて配送いたします。

 御注文をお受けしてから配送作業を行いますのでお野菜はすべて新鮮です。

  

 何れのトマトも現在やまひこ農園にて品種改良中です。

 今後生産量を見ながらトマト・ミニトマトのみのセットも販売いたします。

 

 それでは今回詰め合わせを行う、やまひこ農園オリジナルトマト・ミニトマトの紹介を行います。

セルバチコの花。

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 ハウス内で栽培しておりますセルバチコです。

 以前とあるレストランより要望があり生産を始めましたが、購入されること無くそのまま処分されたセルバチコから落ちた種より増えたものです。

 キミサワの方でルッコラをお求めになるお客様が増えてきたので品揃えの為、少量のみ栽培をおこなっております。

 

セルバチコ.12.07.01.

 セルバチコにもいろいろと種類があるようです。ルッコラの野生種のようなものとか聞いたことがありますが確かなことはまだ調べてはいません。

 栽培をしてみてルッコラよりも収穫しにくいハーブです。

 本日久しぶりに来園した同級生K君、スイカの生育状況について話し合います。

 その話の中で出てきました。

 「スイカの連作障害なんていつでるんだ?」

 

 

 今度は「野菜園芸大辞典」より紹介します。

 前回の記事と重複するところは省きます。

 スイカの蔓割れ病(連作障害) その2

 

 蔓割れ病菌の死滅温度

 湿熱では、55度・40分。

 乾熱では、110度・20分、又は120度・10分。

 

 耐病性品種

 大和3号、大和4号、新大和1号、新大和4号、旭大和、大和クリーム、富民号です。

 

 ※・旭大和と大和クリーム(1号~3号)が耐病性品種です。現在栽培されている多くの品種はこれらのスイカ品種の遺伝子を持っています。

 

 発病の多い品種

 甘露、嘉宝、乙女、ラットルスネーク、スイートサイベリアンです。

 

 ※・小玉スイカの御先祖様である嘉宝、乙女は弱いようです。又、黒部スイカの御先祖様でありますラットルスネークも耐病性品種ではありません。

 種苗関係の方から伺いましたが、「黒部スイカは商品名であって品種名ではない」

 つまり、黒部スイカと販売されているスイカはどのような品種かわからないと言うことです。原因はやはり連作障害の一つ蔓割れ病に感受性が高い為であると考えられます。

 私が栽培している黒部スイカは・・・・おそらくラットルスネークの系統であると思います。(昔のオリジナル黒部スイカに近いものだと推察しています)

 午後7時より、静岡市の体育振興会が開催します。町内対抗ソフトボール大会の日であります。

 私も隣組の組長さんより参加要請があり出場いたします。2年連続です。

 別に、私の運動神経は・・・よくないほうなので、親睦を深める為の員数合わせであります。

 兄弟を見ると、弟と妹はスポーツ万能でありますが、唯一惣領の私はスポーツとは縁が無い人間であります。

 

 昨年は強豪の隣町内に完膚なまでに叩きのめされましたが、今年は野球部出身の若手3名がメンバーに加わりました。

 我町内小坂は勝気満々の体制を整えました。

 果たして・・・・。

 小坂1回戦勝ち抜きました。さすがは若手3人衆です。

 7対2の点差を7対7の同点で試合終了し、9対9のジャンケン勝負にて勝利しました。

 AKBでも行っているじゃんけんです。(最近知りました)

 

 昨年敗北した強豪相手に同点で試合を終了させ、ジャンケンとはいえ勝利したのですから満足であります。

 ・・・・ちなみに私は代打にて1打席出場しました。あまり戦果には寄与しておりません。

 

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オカワカメのおそば

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 現在HPとキミサワにて販売しております、オカワカメです。

 暑い夏場の青野菜として最適なオカワカメであります。

 料理法と言うには・・・程遠いかもしれませんがこんな食べ方もいけます。

オカワカメのおそば.12.06.16.

 簡単な使い方です。

 おそば(汁)に入れて一緒に茹でるだけです。

 綺麗な色合いです。

アイスプラントの花

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 日が長くなり、温度上がってくると咲き始めます。

 こうなってくると葉も小さくなり、芽も出てこなくなります。

 収穫終了です。

アイスプラントの花.12.07.04.

 疲れたような株です。

 花を咲かせて種を取り又播種します。

 昨日、神田さんの品種「日本一ゴールド」の試食をしました。果実自体は過熟だったので他のメロン、マクワウリの様子も見てみました。

 果たして・・・銀泉マクワウリが割れていました。

 こちらも過熟です。

 まあ、最初はいつもこの調子です。追熟する果物ですが、どうしても完熟にこだわってしまう癖が抜けません。(・・・ミカン農家ですから)

 

銀泉マクワウリ.12.07.05.

 いい色しています。

 香りも充分です。

 ようやく日本一ゴールドが収穫されました。(7月4日)

 といいますがハウスでトマトに液肥の土壌潅注をしていたら・・・非常によい香りがしてきました。

 もしやと思ったら・・・案の定、実験用の畝になっている「日本一ゴールド」にひびが入っていました。

 完熟です!!!。

 この路地メロン(ノーネットメロン)は、スイカの権威神田武さんが設立された神田育種農場の品種です。昨年試験栽培を行いとてもよい品質であったので今年は営利栽培を始めました。

 こちらです。

日本一ゴールド.12.07.04.

 ちょっと小ぶりであります。

 この年になっても(といってもかなり若いのですが)、果物の初収穫はうれしいもので喜び勇んで家にいる祖母のところへ持っていきます。

 本日、同級生K君より「それで蔓割れ病の対策と散布農薬は?」とメールが来ました。

 私でも見たことが無い病害(もちろんK君も見たことが無いのです)に関心を持つとは・・・さすがは我友人であります。

 30年以上前の資料を引っ張り出して記載していきます。

スイカの生育.11.07.03.

 こちらはスイカの自根苗の生育状況です。枯死株は1,2本ありましたが原因は根痛みでした。この畑は乾燥しやすいところで潅水の回数が足りなかったようです。しかし、その隙間も他の株の蔓で完全に埋まりました。

 消毒回数も・・・ここは2回殺虫剤のみでした。別にこれといって病害は発生しませんでした。

 

 蔓割れ病の被害。

 苗床では、不発芽、立ち枯れを起こす。

 生長した株では、はじめ下葉がしおれ、しまいに全葉がしおれて枯れる。

 このような株では地際部の茎が黄褐色に変色してヤニを生じる。やがてその部分に白色のカビと淡紅色の粘質物(分生胞子)が出きる。

 昔、スイカの連作障害といわれた最悪の病害が「蔓割れ病」です。

 私は見たことが無いのです。

 スイカを栽培して罹病すると枯死する病害として「青枯れ病」(別名バッタン病)は見たことがあります。これは細菌病であります。主に排水の悪い圃場で起こります。水田転作園や土が細かいところ(粘土が多い)は発生しやすい病気です。

 しかし、昔の資料で最悪の病害のように書かれている「蔓割れ病」ですが、私の所有している静岡県植物防疫協会編「農作物病害虫 診断ガイドブック平成13年度版」には記載がありませんでした。

 静岡県では問題にされていない病害のようです。

 私が所有している古書を紐解いてみたところ・・・「原色 野菜の病害虫診断 昭和55年」に写真が載っていました。「野菜園芸大辞典」に載っている説明と一緒に紹介します。

 

蔓割れ病.12.07.04.

 見にくい写真でありますが元も見にくい写真でありました。

 この写真の説明には、葉がしおれ、ついには枯れる。とあります。

 

 話は違うのですが、この昭和55年度版の野菜の病害虫診断には面白いオビがついています。

 「街で新いなか暮らし」と言う本の宣伝が載っています。今から30年前の時点で既に都会でも「いなか」をあこがれる風潮があったのでしょう。

 ・・・・・これは幻想です。

 本題に戻ります。

 台風に葉を引きちぎられたロメインレタスですが、ようやく再生してきました。

 柔らかい葉ほど被害が大きいですが、味がよいので仕方がありません。

 

ロメインレタス.12.07.04.

 綺麗に揃ってきました。

 台風後、すぐに殺菌剤を散布しましたが、何本も枯死しました。

 こちらは生き残りのロメインレタスです。

 

 これからの季節はサラダが食卓の主人公!!

 ロメインレタスでシーザーサラダはいかがでしょうか。

 サニーレタスでは味わえないサラダをお試しください。

 HPにて販売中です!

 

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野菜栽培には安全なボルドーを!!

 トマトの出荷が始まっています。

 農薬の使用には神経を使い時であります。

 やまひこ農園では、農薬の使用を削減する為に、以下のことを実行しております。

 ① 害虫の侵入を防ぐ

 ② 病害の発生しにくい環境を調える。(湿度、PH、日照)

 ③ 病気にかかりにくい管理(施肥、整枝、潅水)

 

 以上の方法でも当然病虫害は発生します。そのため次は、効率のよい農薬散布となります。人体に安全性の高い農薬の使用が中心となります。(散布者であります私のことも考えないと)

 

 こちらは

 ① 病虫害発生初期に防除を行う

 ② 害虫に関しては脱皮阻害剤を混用する

 ③ 病害は予防薬で対処する。

 ④ 収穫までの日数を顧慮し収穫前までに害虫の密度を減らす。

 

 簡単ですがこのような感じで防除を行っています。

 それでも病虫害は発生します。自然はなかなか妨害工作をしてくれます。

 

 そこで先ず頼りになるのが昔ながらの特効薬「ボルドー」です。

 以前はドイツボルドーを使用していましたが、今年から薬害を起こしにくいZボルドーを使用しています。

 こちらです。

Zボルドー.12.06.29.

 ボルドーの成分は、硫黄、石灰、銅の三種類です。

 Zボルドーはこれに薬害を防ぐ為にマグネシウム、亜鉛が配合されています。

 ボルドーは安全性が高いのですが、高温期薬害を出しやすいことと、収穫物が白くなり出荷時の洗浄等の手間がかかることが欠点です。安全ではあるが消費者からの苦情が来やすい農薬です。

 このボルドーに含まれる銅イオンは植物体に入るとホルモンであるエチレンを発生させます。この作用も興味深いです。

 

 私はZボルドーに尿素とホウ素を混合して散布します。

スイカ栽培品種の歴史

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 昭和27年に発行されました「蔬菜品種解説」に記載がありましたので紹介します。

 

 スイカの項目は、スイカ研究(育種)の権威3名にて分筆されています。

 総説と奈良県(産地の意味)の項は、神田武さん(神田育種農場)

 千葉県の項は、船串武さん(ミカド育種農場)

 富山県の項は、豊田篤治さん

 以上3名です。

 船串さんはミカド育種農場の方です。昭和26年に旭大和と都3号を交配した一代雑種「旭都」(きょくと)を発表しました。これが大ヒット作品でかなり広まりました。

 私も園芸大辞典で名前を知って試作しようかとミカドさんのカタログを見ましたが・・・・ゴールデン旭都(だと思いましたが・・・)、黄肉のスイカしか載っていませんでした。現在では販売されていない品種になりました。

 こちらは現在でも販売されております神田育種農場の「太陽」です。神田武さん作出の品種です。

スイカ品種「太陽」

 葉の色が抜けているところが気になりますが、品種特性でありますので問題はありません。

 

 スイカが日本で栽培されるようになったのは、約430年前のようです。明治中ごろまでの栽培品種は不明です。

 明治30年ごろの品種は黒皮スイカと呼ばれているもので品質は余りよくありませんでした。

 明治35年頃より外国品種の導入が始まり、各地で日本の環境に適した品種の育成が進められました。

 この時導入された外国産品種は、

 アイスクリーム

 シュガークリーム

 ブラックダイアモンド

 スイートサイベリアン

 ラットルスネーク(黒部スイカの御先祖様です)

 マウンテンスイート

 などです。

 

 アイスクリームは奈良県において黒皮在来種との交雑により、大和スイカとして発達に貢献し、ラットルスネークは富山県において黒部スネークとして市場に出ている。

 とあります。 神田さんが書かれた総説を参考にしました。

 

 続いて、神田さんはスイカ品種の発達について4つの時期に分けて説明しております。(この時は昭和27年です)

 現在キミサワグラッテ大谷店にて販売しております、やまひこのトマトの紹介をいたします。

 HP販売も近日中行います。

 他の店舗では入手できない「やまひこオリジナルトマト」であります!。

キミサワトマト販売.12.07.02.

 現在並んでいる種類の数は、7種類です。(内トマト1種類)

 これらのミニトマトについては当やまひこ農園にて品種改良中であります。

 販売品種の簡単な紹介をしていきます。

 

 固定品種「三笠」の紹介が遅れました。

 私がこの品種を知ったのは園芸大辞典です。

 貯蔵種子の突然変異にて誕生した品種であります。

 食味についても良好であるという記述があるにも拘らず旭大和のように市販されていないことが不思議であり、是非試作してみたくなりジーンバンクより求めました。

 

 なお、この品種について奈良県農業試験場に問い合わせましたが、そこでは既に忘れ去られた品種でありました。

 対応してくれた女性職員のかたが、ナントさんに問い合わせてくれて品質について教えてくれました。

 「肉質は粘質であまり美味しくない」とのことでした。

 自分で確かめなくてはいられない性分なので栽培実験を始めました。昨年失敗しましたので今年再度行います。

スイカ固定品種三笠.12.06.18.

 ナントさんからこの「三笠」と「新大和3号」の交配種「新三笠」が現在でも販売されています。

 この品種は、新大和の草勢強健と初期着果性、三笠の品質のよさを生かした点に特徴があります。昭和28年に販売が開始されました。古い品種であります。(親は当然改良されているのでしょう)

 三笠の来歴・特長について園芸大辞典より紹介します。

 キミサワへ配達の後、除草剤散布しようかと、薬液をつくり背負いの散布機に入れて畑に向かいました。

 ・・・・・ん!。

 

 マクワウリの蔓を絡ませる為に引いてある防風ネットの下で何かが動いています。

 この季節は蛇が多く見られます。

 危険な奴(マムシ)はあまり見かけません。だいたい、やまかがしか青大将です。やまかがしはハウスの中でも見かけます。こいつはハウスの主です。

 しかし、防風ネットの下で動いているものは非常にすばやく、そしてジャンプします。

 これが写真です。

防風ネットの下のすずめ.12.07.02.

 すずめです!。

 たぶん、狸、カラスの食べ残しのトウモロコシを食べに来たのでしょう。

 除草剤散布は脇においてすずめが蛇に食べられる前に鳥命救助に向かいます。

 動物を殺したり(別に好きで行ったわけではありません)、助けたり・・・・百姓も大変です。

銀泉マクワウリの雌花

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 ハウス内のマクワウリ実験圃場の銀泉マクワウリです。

 この銀泉マクワウリは今年の1月25日くらいに直播したものです・・・。

 ようやく実がつきました。雌花もたくさん咲いてきました。

銀泉マクワウリの雌花.12.07.01.

 今年の春は例年よりも寒かったことが生育の遅れを招きました。無加温ハウスではこれが限界です。(トンネルもしましたが・・・・だめでした)

 銀泉マクワウリは漬物用のマクワウリではありません。生食用です!!!。

 糖度が14度まで上がるとカタログに書いてありましたが、昨年の調査では12度が最高でした。だいたい10度から11度くらいのところです。

 出雲メロンの系統の品種です。美味しいマクワウリです。

 

1株から何個のスイカが採れるのか。

 1株のスイカから何個のスイカが収穫可能なのか。

 昨年、私もこの点に関心を持って栽培・観察しました。

 まず、前提の条件ですが。

 自根苗、無摘心、株間1,8m、蔓伸長幅2,7m、です。

 品種は、在来品種「旭大和」(早生)、「大和クリーム2号」(中生)、「大和クリーム3号」(中生)、交配種「三山」(中生)、「太陽」(中生)の5品種です。

 

スイカ圃場.11.07.27. 

 産地で行われている整枝法では、子蔓2本だしでは1個、子蔓4本出しで2個のスイカが収穫できます。

 これは、収穫時期、管理をそろえる為に、面積当りに植えつける株数を増やして1株当りの収穫個数を規制したやり方です。反収はそう変わりません。1株に1個収穫可能なように整枝をしてあります。(子蔓2本だしの場合)

 

 この方法よりも多くのスイカを収穫したい場合は、当然蔓の数が多い方がよいのです。(葉数)

 昨年の品種ごとの状態を紹介します。

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