遺伝研候補地選定の条件

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 遺伝研の候補地は

 善通寺第11師団跡地
 日光、伊香保、大宮の御料地
 静岡市郊外
 三島市中島飛行機谷田工場跡地

 でした。

 このうち特に誘致に熱心だったのは善通寺です。昭和21年5月22日に小熊博士宛に善通寺町長松浦慎吾氏が手紙を送っております。古里氏の記録では木原博士と共に善通寺師団跡地を視察に行かれております。

 
 しかし、静岡と三島が選ばれました。これには、小熊博士が3つの条件を挙げております。(5周年記念誌)

 

 この記事は平成23年11月1日に作成しました。

(前略)次に来るべき問題はそのあるべき位置であります。この点については、すでに財団法人の研究所ができたときから我々はそれを研究しておったのであります。そして、それには3つの条件が必要でありました。

 その1つは場所です。研究所の所在地は寒地でも酷暑の地でも不適当です。試験圃場の利用期間が短くなるからです。この点で湘南地方から西は静岡までが先ず選ばれました。

 
 その2は、即設の建物があることです。新営の予算がないからです。


 その3は、建物に直結した相当広い耕地があることです。

 これら3点を満足するような所を探しました。


 とあります。もちろん当時の交通手段を考えますと(新幹線はありません)、東京からの連絡がよい場所が選ばれたことは間違いないでしょう。


 次の記事もまた静岡が舞台となります。第18回日本遺伝学会大会です。

 

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このページは、yamahiko-farmが2012年3月16日 21:13に書いたブログ記事です。

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