在来品種 モチナ

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 やまひこ農園でここ幾年か自家採種を行っております。愛知県の伝統品種『モチナ』です。


 葉色は淡い緑色ですが火を通すと濃緑色に変わります。やわらかく、えぐみがないのでサラダにもつかえる万能ナッパであります。

 愛知県では正月の雑煮にいれるナッパでありまして、そのため名前がモチナといいます。年初めに一番最初に食べる菜っ葉です。確かに汁物にはよく合います。


モチナ

 写真は現在やまひこ農園にて生育中のモチナです。土汚れ防止と生育促進、雑草防止のためあえてマルチにて栽培しております。

 味がよく生育もそこそこよいので普段から食用にしていきたい葉物野菜ですが・・・欠点が多いのです。

モチナの欠点。

1、葉が折れやすい。やわらかい葉物野菜(特にアブラナ科)はこのような欠点があります。繊維が強い野菜は口の中に繊維が残ります。そのためこの欠点は長所の裏側です。


2、害虫がつきやすい。今まで私が栽培してきた野菜の中で害虫被害NO1です。隣にルッコラが植えてあっても、青虫やアブラムシはモチナのほうに付きます。害虫を発見する指標植物ともいえます。モチナに比べるとチジミ菜のほうがまだましです。とにもかくにも虫が良くつく野菜です。
 この点F1の小松菜のほうは虫がつきにくいです。(レタスに比べればつきますが)


3、病気か?。湿気がこもると葉裏に白い粉を吹きます。暑さに弱いので秋から春にかけて栽培するのですが、ハウスの中は湿度が高くなるのでこの症状が出やすくなります。出荷調整時にその葉を除去します。


4、葉重が軽い。昔は大きく育てて収穫していたようです。(大きくなっても火を通すとやわらかくなる特徴があります)。しかし、現在は小さい丈の野菜が好まれます。そのため小さいうちに収穫するのですが・・・F1品種に比べて葉の厚さ、重量が少ないので収穫に時間がかかります。(同じ重量を収穫するのに)。面積あたりの収量も高くありません。そのためか最近はモチナのF1品種も出てきています。


 モチナのアップ

モチナ


 まあ、欠点はいろいろありますが、味がよいのは折り紙つきです。やまひこ農園では静岡市小坂にあったモチナを今後も自家採種を続けながら気長に改良していきます。

 

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このページは、yamahiko-farmが2011年11月13日 21:38に書いたブログ記事です。

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