ここのところ雨が多いので収穫には向いていませんが、時期が来ていますので仕方がありません。
3個収穫適期です。
交配からの日数は、24日、25日、26日です。
冷蔵庫で冷やしておきます。後日調査予定です。
ここのところ雨が多いので収穫には向いていませんが、時期が来ていますので仕方がありません。
3個収穫適期です。
交配からの日数は、24日、25日、26日です。
冷蔵庫で冷やしておきます。後日調査予定です。
同級生K君がまた試食用に持ってきてくれました。友情です。
さて、ナント種苗さんのカタログから特徴を抜書きします。
サマーオレンジミドル
・果実は5~6kgの縞皮高球の中玉種で、外皮は濃緑で中太暗緑色も鮮明な縞。
・果肉は橙黄で明るい。糖度は12,5~13度ときわめて高く、さわやかな食味。
・食味は、繊維が少なくシャリが強く、種の量も少なく食べやすい。
これです。
切ります。
下から(私の部屋は2階)、祖母の声
「スイカの種が芽を出しているよ」
私
「・・・・ん。・・・・え!」
今まで腐ったスイカからごく稀ですが芽を出した種は見たことがありますが、今日のスイカは食べごろのものです。旬です。賞味期間内です。
なぜか? みてみます。
これです。確かに種から根が出ているようです。
乙女スイカは・・・・一応ノーカウントとしています。
現在のスイカ圃場(小坂公園前)の様子です。
葉でカモフラージュされたスイカが見えます。村の衆が驚くのですが、カラスにやられていないのです。他のお宅は脅しをしてもカラスにやられて悔しい思いをされているようです。先日まで、猟友会がカラスの駆除を行ってくれていました。それなりに効果はあったのでしょうが・・・敵もさるものです。
御先祖様が守ってくれているんだね。と、近所のお年寄り。
ごもっともでございます。だから私は家を継いで百姓になったのですから。
銀泉マクワウリを試食します。
私、マクワウリを食べるのは初めてです。
・・・実は、大正12年生まれの私の祖母もマクワウリを食べた事が無いのです。
年寄りに育てられた私ですが(10歳まで明治生まれの曾祖母と一緒にいました)、一度としてマクワウリの話を聞いた事が無い。では、なぜマクワウリを知っているかといえば織田信長の伝記(学研)を読んで知ったのです。この辺では栽培されていないようです。(環境と言うより食文化の関係です・・・たぶん)
さて、御先祖様に進ぜてから頂きます。
きってみると・・・長細いメロンです。
先日ニューメロン2種類台風の雨の為に割れたものを収穫しました。こちらはカウントできません。種取にしました。少し味見しましたが・・・プリンスメロンのようでした。
こちらはどうか、先ずは外見から紹介します。
山に種採りように植えておいたものです。草がカモフラージュになってカラスに食べられずに済みました。(もちろん種取り用ですから、食べられても残り物から種を取るつもりでいました)
さてさて、あまりきれいではないですが・・・。
捨てるのももったいないので泣く泣く採種する事にします。
この品種『エンジェル』は非常に割れにくい品種であったのですが・・・だめでした。台風はケンシロウを連れてきました。
この品種だけではなく本日は4品目処理しなくてはいけないので効率よく作業を行います。
ミキサーを使います。
スイカの話題が多いですが・・・これも旬です。怪談話と同じであります。
スイカのへその緒です。(正確に言えば違いますが)
種子につながっているこの白い繊維の先はめしべ(柱頭)です。トウモロコシと同じで、花粉(精子)は1粒づつ卵細胞とくっつきます。
珍しい白肉スイカの大和クリーム3号、花も珍しく、花のつき方も変わったスイカです。
先日の記事ですが変わった花のつき方をしています。リンクを張りました。
これと同じように2つ並んで雌花を咲かせる事幾度か、その度に交配してきましたが、どうやら成功したようです。
こちらです
うまく並んでいます。
土砂災害は悪夢ですから、それが無ければ無傷といいたいところです。
・・・・しかし、トマト、マクワウリ、ルッコラがやられました・・・涙。
可愛いミニトマトちゃんです。
割れています。とにもかくにも割れています。あっちもこっちも割れています。
・・・・台風がケンシロウを連れてきたのか。
10年物、20年物でもすべてシソを使います。
今年はビートで染める実験をしようかと考えましたが・・・やはり余裕が無くお流れです。
台風一過の暑い日に干すのが梅干です。
もんだシソもよく色を出しています。日に当てて熱くなったシソの液で染めて干すと梅干の色が長持ちします。
・・・・と年寄から言われて、暑い夏によくお手伝いしました。最近は畑の方が忙しく、私は畑作業要員です。
先日試食しました大和クリーム2号の種が乾燥しました。
水洗いしましたが、なかなかぬるぬるしたものが取れないので難儀しました。
乾燥させたらさらさらしています。
種を見ているといろいろな形があることが分かります。
(・・・・交雑か)
・・・・そんなことしたって収穫時期が早まるわけもありませんが、どうしても力が入ってくるのです。
玉直し中に見つけましたのがこれです。蔓でがっしり固定されていました。蔓に絞められたスイカは初めてです。
この写真は、7月18日に撮影したものです。
アップにしてみます。
もちろん入刀はK君です。
なんだか宝箱を開けるようです。なんだかキャプテン・ジャック・スパロウになった気分です・・・・ちゃっちいですが。
包丁を入れたかと思ったら、K君覗きこむ様にして手で二つにします。
・・・・。
何を思ったか?
育苗は私のところで管理しましたが、私のほうは腰を痛めて定植、その後の管理が遅れたため未だ収穫ならず・・・・悔しい思いをしております。
K君の大和クリーム2号はナント種苗で購入した種子です。交配後42日で収穫しました。(我々の目安は45日ですが旭大和が28日で収穫できたので早めました。40日くらいでよいくらいです。)
K君にとっても初収穫ですが、これもまた友情あふれるお言葉と共に私の所で試食会です。
重量は約5,5kgでした。品種の特性から言えば小さいほうに入りますが試食には十分です。
播種後6日経過しております。もう結構発芽しても良い頃です。実は昨日、頭に来てポットを穿り返していました。そうしたら偶然白い茎のようなものが見えたので掘るのを止めました。
・・・・短気な行為だと思われるかもしれませんが、普段35℃以上のところにいるのです。冷静になれというほうがどうかしています。脳みそがすでに煮えているのです。
・・・・まあそんなこんなでようやく1つですが芽を出しました。
隣のポットが掘り返したものです。
アップにしてみます。
先日『品種の混在・・・・。』と言う記事を書きました。
旭大和にしては肥大が悪いのでもしかすると乙女かもしれないと思っていました。そこで、着果日から推定して3週間たった本日(7月13日)収穫してみる事にしました。
先日アップした写真です。
明らかに違いが判ります。
・・・・。金額のこともありますが、紹介した手前発芽しないと格好がつきません。普段は手をかけて準備をしたら後は種子の仕事と割り切っていますが、まあ、この時期にスイカの種を播く事もなかったですから。もろもろの理由で気にしておりました。
他の種も先陣に続けとばかりに威勢良く発芽を始めました。
発芽してきました。
2日経ちました。
スイカの種が発芽したくらいで珍しくもありませんが、今年はなぜか発芽が悪い年でしたので気にしておりました。私のところでは発芽が悪い原因の最大はネズミでしたが世間様では原因不明なようです。(私の周辺地域です)
たった一つですが、土が盛り上がってきたポットもありますから明日は結構な数になるでしょう。
アップにします。
こういうことはよくあるのです。装甲の外から敵意を感じるような・・・(ガンダムに影響されすぎで失礼)
これです。このトマトは昔懐かしき"世界一トマト"です
葉が葉柄を残してすべて食べられています。この葉だけです。これは異常です。
よくみてみると、犯人はいました。カモフラージュはしていますがプレデターほどではないので簡単に発見されます。
体で植物の適温が判る様になったら一人前と自分で勝手に思って調べております。特に冬場は、1ヶ月間ハウスの中で薪で火を焚いてトマトの温度を測定した事もありました。その時の睡眠時間は、連続して最大2時間です。・・・エコも大変です。
さて、マクワウリがかなり繁茂してきました。畝間3mちょっととってありますがもう一杯です。
比較のため2週間前の蔓直しした時の写真と比較します。
約2週間後・・・
発泡スチロール性のスイカマットを引いて八百屋の陳列棚に並べるように行儀よくおきます。
私はこのスイカマットがきらいでいつも地かに置いていました。このスイカマットの利点は、スイカが汚くならない、傷つかない、安定よく置ける(すわりがよくなる)などなど利点は多いのですが、発泡スチロール性ですから壊れやすく、風でとばされやすいという致命的な欠点を持っています。
しかし、スイカマットがなくても今年はうまく座ります。防風ネットは使えます。最初のほうの果実はすれ傷のようなものがついていましたが、蔓が繁茂するに従ってなくなります。(最初から重石を置いて置けばよかった)
写真は大和クリーム2号です。きれいな形に仕上がっています。頭の黒い猪に注意しないと。
20mlにて5700円ですので、直播には使えません。(とてもとても間引きも出来ません)
そこで、ポットに1粒ずつ播種していきます。この方法は別にけちでやっているわけではありません。いつも場所に余裕があれば固定種でも何でも行っております。間引きをする必要がありませんから後比較的楽です。もっとも、培土を購入している方から見れば贅沢な方法です。
ポットの上に1粒ずつ載っている三笠の種子が見えます。
これを土の中に埋めます。
昨晩まで大雨が降り気温も低かった事がうそのように非常に暑い日になりました。
人間も参ってくる暑さですがスイカは相変わらず元気です。さすがは原産地が中東だけはあります。暑さは平気のようです。
しかし雌花だけは違います。花びらが閉じています。
此花は交配していません。ちょっと花びらを開いてみたら・・・しっかり花粉がついていました。いつも観察していますがこの時間にこんなに花びらが閉じてしまう事はありませんでした。
交配できたし、暑いからずんずん仕舞いにしようとでも思ったのでしょうか。
上から写します。
こちらも現在ピソリーノ静岡店にて召し上がれます。記事は下のリンクより、
ピソリーノ静岡宮竹店 トマト祭り
見難いですが草形はこんな感じです。
葉っぱに、葉カビやハモグリが入ってしまい汚く見えますが現在収まっております。結構ドイツボルドーは治療効果がありますね。今年は、ハモグリが大発生しておりますが不思議とオンシツコナジラミが見えません。おかげで大幅に農薬使用量が削減出来ております。(まさかこっちにもドイツボルドーが利いたって言う事はない・・・よねえ)
イメージ的に固定種よりもF1(交配種)のほうが品質的に良いと思ってしまいますが、実際栽培した経験のある人は余りいないのではないでしょうか。少なくとも生まれが農家でなければ絶望的です。
自分の目で確かめなくては気がすまない私としては、当然栽培してみる事にしました。
少ない数ですが市販されている中で『シュガーランプ』を栽培してみました。
果実については現在ピソリーノ静岡店にて召し上がれます。記事は下のリンクより、
ピソリーノ静岡宮竹店 トマト祭り
縞がありません。間違いなく旭大和です!
この写真の旭大和、交配日を確認するのを忘れていました。
今まで観察していた感じでは、交配後3,4日でピンポン玉大です。ただ威勢の強い雌花と弱い雌花ではその後の生長速度が違います。これもはっきり観察できます。
私にとって、大和クリーム2号、(特に)大和クリーム3号の両性花が非常に強い印象を与えた事もありまして、旭大和の雌花の紹介を失念しておりました。
こちらです
非常におとなしい花です。三山と同じくおしとやかです。もちろん三山の片親はこの旭大和です。(注意、品種は同じ旭大和ではありますが、系統が異なります。此の点項を改めて紹介します)
昔授業で栽培した、大和農園さん作出の『縞王マックス』は両性花を出さなかった記憶があります。
同級生K君をこの畑に案内して大和クリーム2号、3号の両性花を見せた時、初めて見たように驚いていました・・・・。
・・・・・?。彼の畑にも大和クリーム2号はあるのですが。他の作業に気をとられて見ていなかったのか。
大和クリーム2号の畦に変わったスイカが出来ました。
・・・・・。別に突然変異ではありません。先祖がえりでもありません。私の粗相です。
これです
この畑は、旭大和と三山が向って右側の列、大和クリーム2号と3号が左側の列に向かい合いで植えてあります。右の畝と左の畦は5mちょっと離してあります。
この実が大きくなるまでこの株は大和クリーム2号だと思っていました。しかし、株が他のものと比べて小さく、雄花が少なかったのでこの株の雄花は交配には使用しませんでした。幸いです。
違いがはっきり出る品種の混植は此の点助かります。同じ縞あり品種でしたら切ってみるまでわかりません。
こちらも西瓜と同じく歴史が長い作物でかなり昔から研究されています。(といいますかスイカと同じで現在は既に下火ですね)
多くのマクワウリの品種の中から2つの種類を選びました。(もちろん種苗会社から入手可能なものです)どちらも糖度が高く(予定)食味良好である可能性がある品種です。
この採れた種をすぐに圃場に直播します。(温度が高くなってきたので育苗する必要がありません)そこで収穫されたスイカがどのような品質か試験してみたいと思っていました。旭大和は収穫まで30日くらい。従いまして計画上10月までには果実を収穫できるはずです。
同級生K君の旭大和種子の購入先はナント種苗です。私の旭大和は神田種苗です。
理由は、種苗会社が違えば同じ品種の種でも系統が違うであろうとの判断です。(もしかしてこの二つの会社・・・同じ会社から種を買っているということは・・・ないと願います。)
播種予定圃場には本日除草剤を散布してきました。同級生K君がわざわざきれいに洗ってくれて日陰干しをしてくれました。(・・・実にまめです。私ならそのまま播種します)
理想的には一雨振ってから播種できればよいのですが。
スイカ入刀はもちろん同級生K君です。
生まれて初めて旭大和を口にします。
縞皮のスイカを見慣れた私にはこんな縞があるだかないだかわからないスイカは珍しく関心を持ちます。
さてさて・・・
育苗は私のところで管理しましたが、私のほうは腰を痛めて定植、その後の管理が遅れたため未だ収穫ならず・・・・悔しい思いをしております。
まあ、それはそれ、同級生K君の友情あふれる御言葉『初めての収穫だから、よっちゃんのところに持っていくよ』と、冷蔵庫で冷やして持って来てくれました。
これです。
小ぶりですがずっしりとした感じがします。同級生K君いわく『触った感じ、皮に水がたまっているようだ』
まあ、砂漠の水筒ですから・・・・。
トマトをここ幾年か栽培していまして、もちろん最大の関心は品質にありますが、やはり栽培していて楽しいと感じるようでないと面白くありません。
品種ごとの草勢の違い、果実の形状、品質などの違いを見ていくのも栽培になれてくると楽しいものです。単一品種の栽培のほうが楽で営利上効率は当然よいのですが・・・なんかがつがつしているようで私は余り好きになれません。
出荷してありますトマトは、ピソリーノ静岡宮竹店にはPOPにて、このブログにも記事で紹介してありますが栽培上の観点から今後紹介していきます。
現在出荷しているトマト
ミニトマト・・・エンジェル、フレイム、ブラック、シュガーランプ(固定種)、スカラ(固定種)
大玉・・・・・・モモタローゴールド
出荷待ちのトマト
ミニトマト・・・オレンジ、シシリアンルージュ、ブリッツ(芯止まり品種)
大玉・・・・・・なつのこま(芯止まり、加工品種)、世界一(もうじき出荷可能)
今年はHPでも販売を検討しております。個性のあるトマトを御提供できますよう努力しております。
やまひこ農園のHPリニューアルしました。(4月20日.2015)
この企画、お客様に生産者が精魂込めて作ったトマトを品種紹介(ウンチク)と共に食べて楽しんでいただこうと、小太り店長(自称)と才田(さいた)シェフが考案されたのでしょう。
さて、やまひこ農園では、このトマト祭りのため現在6種類のトマトを出荷いたしました。
品種は、エンジェル、フレイム、ブラック、シュガーランプ、ステラ、モモタローゴールドの6種類です。
収穫待ちのトマトは、ブリッツトマト(ミニトマト)、世界一(大玉)、なつのこま(調理用)の3種類です。
出荷しました6種類のトマトの写真を公開しておきます。詳しい品種紹介は何とか近日中にまとめます。
スイカの品種紹介がようやく終わりましたのでマクワウリも続いてトマトと共に近日中紹介します。
腰を痛めたため・・・(ずいぶん引っ張ります)、交配も蔓の整理も遅れました。最近毎日交配しています。
それより、昨年の黒部スイカの栽培の知見から一つアイディアが生まれました。(もしかしたらどこかでやっているか、失敗したのか)とりあえず紹介します。
青いものは防風ネット(4mm目)です。これは梅を収穫するために使用したもので山から苦労して引きずり下ろしてきました。
これが、敷き藁や寒冷遮に代わるものであります。コストも安く、耐久性十分。つるからでた根も地面につきます。温度も上げず、軽いので作業しやすい。スイカ、マクワウリの果実も汚れません。・・・いい事ばっかり書いていますが実験は今年初めてです。